コンデンスミルクと練乳の違いは?食べ過ぎで下痢・腹痛・肥満に?

コンデンスミルクはいちごやカキ氷にかけて食べられている食品ですが、練乳も同じ食べ方で食べられている食品です。この2つには、どんな違いがあるのでしょうか?今回は、

  • コンデンスミルクと練乳の違い
  • 食べ過ぎは体に悪い?カロリーは?
  • コンデンスミルクの栄養成分
  • 添加物の危険性は?

これらのテーマについて紹介いたします。

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コンデンスミルクと練乳の違いは?

コンデンスミルクとは?

コンデンスミルクとは、牛乳に糖分を加えて凝縮させたものです。ややクリーム色をしていて粘り気があり、甘みが強いのが特徴です。

使い方は他に、料理に加えたり甘味料としてお菓子に加えたりと様々です。砂糖の代わりに料理に隠し味としてコンデンスミルクを加えることで、コク深い味わいになります。

どんな味?まずい?美味しい?

コンデンスミルクは甘みが強いので、好き嫌いが分かれやすい食材です。甘党であれば美味しい、あまり甘いのが得意でない方はまずいと感じる傾向があるようです。

練乳とは?

コンデンスミルクの正式名称は「練乳」で、いちごやカキ氷にかけるあの練乳と同じものを指します。『コンデンスミルク=練乳』ですが、練乳には糖分を加えていない無糖練乳も存在します。

糖分を加えたものは加糖練乳と呼ばれ、加糖練乳を別名でコンデンスミルクと呼んでいます。無糖練乳は別名「エバミルク」と呼ばれ、コーヒーに入れたり杏仁豆腐などの製菓材料として利用されています。

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コンデンスミルク(練乳)に含まれる栄養成分

コンデンスミルクは非常に甘いので、糖分以外にどんな栄養素が含まれているの?と疑問に思う方も多いかと思います。

コンデンスミルクの主原料は牛乳なのでタンパク質や脂質を多く含んでいます。また、カルシウムやビタミンB2、パントテン酸が含まれているのも特徴です。

  • たんぱく質たんぱく質は20種類のアミノ酸が複数個結合することで作られています。結合するアミノ酸が種類や配列によって様々な臓器や組織の材料になります。特に筋肉の材料として使用されるため、多くの摂取が望ましいです。食品では魚や肉、大豆に多く含まれており、様々な種類を多く摂ることが大切です。
  • パントテン酸:パントテン酸は、人間の体内で副腎皮質ホルモンの合成に関わります。コエンザイムAと呼ばれる体内の炭水化物、たんぱく質、脂質全ての代謝に関わるパーツの一部として使用されます。ストレス耐性の効果も上げるビタミンです。
  • ビタミンB2:ビタミンB2は、たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝で、酵素に近い補酵素としての働きます。ビタミンB2は単独では酵素としての働きは持たないものの、体内で特定の分子がつくことで代謝の働きを担います。三大エネルギーの分解の他、体内の活性酸素の除去作用も持っています。
  • カルシウム:カルシウムは骨や歯の主成分のリン酸化カルシウムの材料でもあり、人間の体内の筋肉や臓器の収縮に関わるミネラルです。神経伝達の正常化にも大きな働きを持ち、体の酵素の働きをサポートします。血液凝固やホルモンの分泌等、多用な働きを持ちます。

コンデンスミルク(練乳)は食べると太る?

コンデンスミルクは主にいちごにかけたり、カキ氷にかけて食べられているものですが、食べ過ぎるともちろん太る原因となります…!糖分が非常に多く、カロリーや糖質量が多いのです。

カロリー・糖質量

コンデンスミルク大さじ1杯あたりのカロリーは約66kcal、糖質量は約11.2gです。どちらも高い数値なので、ダイエット中の食べ過ぎは注意してください。

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コンデンスミルク(練乳)の食べ過ぎは体に悪い?

コンデンスミルクは牛乳や砂糖を主原料とした食品ですが、食べ過ぎると太る以外にもいくつかデメリットがあります。

食べ過ぎると…
  • 糖尿病
  • 肌荒れ
  • 老化促進
  • 肥満
  • 高血圧
  • 肝臓・腎臓に負担
  • 下痢・腹痛

コンデンスミルクのような甘いものを食べると血糖値が上昇し、高血糖となります。高血糖状態が続くと、当然糖尿病になるリスクも上がってしまいます。既に糖尿病を持っている方は悪化することも考えられるので、食べ過ぎは禁物です。

また、血糖値の上昇スピードを表す『GI値』が高い食品を食べると、ホルモンバランスが乱れ肌荒れの原因となります。コンデンスミルクのGI値は61と低くないので、食べ過ぎはニキビや吹き出物といった肌トラブルを引き起こします。

添加物は危険?

食品の危険性の一つに添加物がありますが、実は多くのコンデンスミルクには食品添加物が使用されていません。原材料名を確認してみると、「牛乳、しょ糖」と記載されています。糖分は多いものの余計な添加物は使われていないので、そこは安心しましょう。

練乳中毒

“コンデンスミルク(練乳)が好きすぎてやめられない!”というほど好きなことを、『練乳中毒』と表現されることがあります。練乳の甘みに中毒性があり、中にはチューブに直接口を付けて食べてしまう人もいるようです。

食べ過ぎは糖尿病や肥満といったデメリットがありますが、チューブから直接食べると口の中の細菌がチューブ内で繁殖し、腐る原因となってしまいます。腐ったり傷んだコンデンスミルクを食べると、腹痛や下痢といった食中毒症状を引き起こしかねないので注意しましょう…!

コンデンスミルクの代用食材はコレ!

おかし作りや料理にコンデンスミルクを使いたいけれど切らしている…そんな時は、他の食品で代用することも可能です◎

コンデンスミルクの代わりになるオススメの食品を、下記記事内で紹介しています。あわせてチェックしてみましょう!

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まとめ

この記事をまとめると

  • コンデンスミルクは、かき氷などにかけるお馴染みの加糖練乳の別名
  • 砂糖を加えていないものは無糖練乳(別名:エバミルク)と呼ばれる
  • 大さじ1杯あたり66kcalと非常に高いので、食べ過ぎは太る原因に
  • 食べ過ぎると糖尿病や高血圧・下痢といった症状が出ることも

練乳には無糖と加糖の2種類があり、砂糖が加えられている練乳を別名でコンデンスミルクと呼んでいます。食品としては全く同じもので、栄養やカロリーはほとんど同じなので食べ過ぎには注意しましょう…!

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