メロンの食べ過ぎはどうなる?下痢など症状や摂取量•消化によくダイエット向き?

皆さんはメロンはお好きですか?メロンは果物の中でも甘みが特に強い果物ですよね!そんなメロンはついつい食べ過ぎてしまいがちですが、食べ過ぎてしまうと体にどのような影響があるかを知っている人は少ないかと思います。今回の記事ではメロンを食べ過ぎてしまったらどのようなことが起きるのかについて紹介してきたいと思います。

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メロンの食べ過ぎは体に悪い?

メロンの栄養成分

メロンに多く含まれている栄養素は以下の通りです。

  • カリウム(塩分を体外に出してくれる働き、筋肉や神経の正常な動きを調整)
  • マグネシウム(骨や歯の健康維持、体内のエネルギー生産)
  • 葉酸(赤血球を作る)
  • ビタミンC(コラーゲンの生成、免疫力を高める)
  • βカロテン(強い抗酸化作用、皮膚や粘膜を健康に保つ)

メロンはカリウムや水分が豊富で積極的に体を冷やしてくれる成分をたくさん含みます。またビタミンCやβカロテンなどは若返りの成分といわれているくらい肌の老化や身体の老化を防いでくれる成分です。メロンはおいしいだけでなく素晴らしい栄養素をたくさん含んでいるんですね。

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メロンの一日あたりの摂取量目安

メロンはたくさんの栄養素を一気に補給することができますが、糖分が高いので過剰摂取は肥満の原因になりかねません。1日の推奨摂取量はメロン1/3から1/4個と言われています。(約200gほど) 

メロンの食べ過ぎで起こる悪影響

下痢・腹痛

メロンはカリウムや水分が豊富に含まれています。それに加えて食物繊維も他の食物に比べると比較的多く含まれています。これらが作用して便通を良くしてくれるのですが、食べ過ぎてしまうとお腹をゆるくし過ぎてしまい、下痢や腹痛を引き起こす可能性があります。

食物繊維はお腹に良いんじゃないの?
食物繊維には大きく分けて「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」の2種類があります。水溶性食物繊維は糖やコレステロールの吸収を抑える効果や、便を柔らかくする効果が知られていますが、水溶性食物繊維をとりすぎてしまうと、腸にある水分を集めすぎてしまい便を柔らかくし過ぎて下痢の原因になってしまうことがあるのです。一方で不溶性食物繊維には、便のかさを増し、腸を刺激することで排便を促進する効果があります。しかし、もともと便秘状態で腸の動きが低下している人が不溶性食物繊維をとりすぎてしまうと、大きくかさが増した便をうまく排出できず、便秘がひどくなってしまうことがあります

舌や喉がピリピリする

苦い

メロンにはククシミンという、タンパク質を分解して溶かす酵素が含まれています。たくさん食べてしまうと私たちの口の中の粘膜やのどの粘膜を溶かして、むき出しの状態にする作用があるのです。粘膜は時間が経てばすぐに復活するのですが、食べている最中に剥き出しになった舌や喉にメロンの酸味が触れることでピリピリとしてしまうことがあるようです。

症状がひどい場合はアレルギーかも

アレルギー

先ほどはククシミンというタンパク質分解酵素で舌や喉がピリピリするという話をしましたが、その他にもメロンには果物アレルギーもリスクがあります。タンパク質分解酵素のククシミンの影響は短時間で終わりますが、アレルギーの反応だと長い間口の中が痺れたり痒くなったりといった症状が出てきます。ピリピリが長く続くすぎているなと感じるのであれば、医療機関を受診することをお勧めします。 

食物アレルギーとは?
食物アレルギーとは、特定の食べ物に含まれる「アレルゲン(アレルギーの原因となる物質。 ほとんどはたんぱく質)」に「免疫」機能が過剰に反応してしまい、体にさまざまな症状をおこすものです。人によってどの食品に反応しやすいかが異なり、特に幼少期は食物アレルギーが起きやすいといわれています。 「免疫」はもともと体に害となるものを排除する働きですが、それが過剰に反応してしまうと、逆に体の不調を引き起こしてしまうのです。

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メロンは消化にいい?ダイエット向き?

メロンの効能

ダイエット

メロンには上記で説明した栄養成分の他に「オキシカイン」という成分が含まれています。これは非常に強い抗酸化作用があり、代謝を活発にしてくれます。代謝を上げることでその結果痩せやすくなるのです。また「アデノシン」という成分は血流を促進してくれます。これはカロリーを燃えやすくしてくれるためダイエットをサポートしてくれます。

代謝が上がるのと痩せるのってどんな繋がりがあるの?
私たち人間は生活している中で最も多くのエネルギーを使う代謝が「基礎代謝」です。これは呼吸をしたり心臓を動かしたりするために必要なエネルギー量を言います。座っているときや睡眠中にも行われるため、効率的にエネルギーを消費するためには、この基礎代謝を上げることが理想とされています。加齢とともに低下していく基礎代謝ですが、健康的な生活習慣や適度な運動を実践することで、代謝を維持することができます。高い基礎代謝をキープできれば、体温が高く保たれて血流も良くなるため、老廃物を排出しやすく、すっきりとした体形を維持できるようになります

どのタイミングで食べるのが効果的?

メロンに含まれるブドウ糖や果糖、ショ糖などの糖質は非常に消化吸収が早いため、活動源として朝に摂るのが最適といわれています。 

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まとめ

この記事をまとめると

  • メロンは1日1/3個から1/4個までにしよう!
  • 食べ過ぎると下痢や腹痛、舌や喉のピリピリ感が出てくる場合がある!
  • メロンはダイエットをサポートしてくれる栄養成分が豊富!

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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