きっとどのご家庭のキッチンにも必ずあるマヨネーズ!そのままエビフライやサラダなど料理の仕上げとして美味しさをプラスするだけではなく、実は料理の隠し味としてもとても良い働きをする事も。そんな万能な調味料マヨネーズの最適な保存方法や豆知識をご紹介していきます!
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目次
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マヨネーズはどんな調味料?
原材料名 | 食用植物油脂(国内製造)、卵黄、醸造酢、食塩、香辛料/調味料(アミノ酸)、香辛料抽出物 |
栄養成分 | 脂質、たんぱく質、炭水化物など |
アレルゲン | 卵・大豆・りんご |
数え方 | 本(チューブの場合) |
記念日 | 3月1日(マヨネーズの日) |
語源 | Mayonnaise(仏語) |
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マヨネーズの発祥はいつごろ?日本ではいつから食べている?
所説ありますが、地中海に浮かぶ島「メノルカ島」のマオンという町で作られたという話が有力視されています。18世紀中ごろ、フランスの将軍がメノルカ島の飯屋で出された肉料理にかかっていた卵と油とレモン果汁を使ったソースを大いに気に入り、「マオンのソース」としてパリに伝えていったようです。
マヨネーズの誕生は関東大震災後
その後日本で「マヨネーズ」が誕生したのは、関東大震災復興後。アメリカで缶詰の研究をしていたキューピー株式会社の創始者中島董一郎氏が、日本の西洋化に伴い、発売に踏み切ったのです。
マヨネーズの主な栄養成分をチェック
マヨネーズは、食用油・酢・卵を主材料としています。そのため、脂質、たんぱく質、炭水化物などを含んでいます。
- 脂質:脂質は、1gあたり9kcalのエネルギーを生み出す三大栄養素の中での一番のエネルギー源です。人間の体内では、取り入れた糖質をグリコーゲンとして保存するだけではなくて脂質にすることで、生体維持に必要なエネルギーが無くならないようにしています。細胞膜やホルモンの材料になり、コレステロールや中性脂肪として存在しています。
- たんぱく質:たんぱく質は20種類のアミノ酸が複数個結合することで作られています。結合するアミノ酸が種類や配列によって様々な臓器や組織の材料になります。特に筋肉の材料として使用されるため、多くの摂取が望ましいです。食品では魚や肉、大豆に多く含まれており、様々な種類を多く摂ることが大切です。
- 炭水化物:炭水化物はブドウ糖・果糖などから構成されているものを総称です。大きく分類すると体内に吸収されてエネルギー源になる「糖質」、消化吸収されずエネルギーにならない「食物繊維」とに分類できます。
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世界のマヨネーズ事情とは?
マヨネーズは、中国、ロシア、東南アジア、アメリカ、ヨーロッパ…他にも沢山の国で食べられている大人気の調味料です。世界のマヨネーズ事情、気になりますね!
世界一の消費国は、ロシアです。少し意外と思いきや、納得の理由がありました。寒さが厳しく、カロリーの消費が激しい為、それを補える高カロリーのマヨネーズがちょうどいいようです。消費国第2位がリトアニアで、第3位がウクライナもそういう理由でしょうか。
世界のマヨネーズ消費量
- 1位 ロシア
- 2位 リトアニア
- 3位 ウクライナ
アメリカのマヨネーズはクリーミーに出来ていて、中国のマヨネーズは甘いようです。日本の酸味のあるマヨネーズに慣れていると少し違和感がありそうですが、食べてみたいですね!
マヨネーズのキャップが星形な理由とは?
各メーカーのマヨネーズのキャップは、少し違いがあるものの、基本的には星形が主流です。昔から、星形だったのでしょうか。
チューブに入ったマヨネーズのキャップは、当初はただの丸い穴だったようです。その後、いろいろな形のキャップをオマケとして付けた所、「サラダの見栄えが良くなる」との理由で、星形のキャップが一番人気となり、現在のキャップの形になっていきました。
マヨネーズを長もちさせる最適な保存方法とは?
実は市販のマヨネーズは、もともと殺菌力がある酢や、細菌の繁殖を抑える塩などが入っているため、防腐剤などの保存料は使われていないのです。そんなマヨネーズは開封前と後では保存場所が変わります。早速、2つの違いをみていきましょう。
未開封のマヨネーズを保存する場合
大体常温で10~12ヶ月保存できます。日本工業規格では、常温は15~25℃です。但し、夏などの高温の室内、または直射日光に長時間当て続けると、中身が分離(酢の殺菌力が滞り、腐りやすくなる事)したり風味が落ちたりしますので、注意が必要です。
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開封後のマヨネーズを保存する場合
できれば冷蔵保存をおススメします。またマヨネーズの中の空気はなるべく抜いておきましょう。その結果、酸化をふせぐ事ができ、長期保存しやすくなります。実は開封後も常温保存は可能です。ただ、マヨネーズは高温でも低温でも分離が始まってしまいますので、開封後は冷蔵庫内の野菜室が安定して保存でき、おススメです。
まとめ
マヨネーズにも、色々な歴史があり、こんなに奥が深い調味料だとは思いませんでした。最近では、「宇宙日本食」の一つとしてJAXAに認められ、2009年と2020年には宇宙飛行士の携行品として採用されたようです。
宇宙でのマヨネーズの保存方法もとても気になる所ですが、日常においての保存を再度まとめてみました。
- まとめ常温・冷蔵保存:可能だが、「分離」の可能性が高くなる高温と低温には注意
- 開封後:チューブ内の空気を抜いて酸化を防ぐ
この2点に気を付けて、万能調味料であるマヨネーズを最適な状態で保存保管してください。是非参考にしてくださいね!
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