ラム肉とマトンの違いは?ジンギスカンに使うのはどちらがお勧め?

ジンギスカンなどの料理に活躍されるラム肉やマトン。独特の味わいで、好物という人も多いお肉です。しかし、ラム肉とマトンはどのような違いがあるのかをご存知ですか。

そこで、今回はラム肉とマトンの違いについて調べてみました!この記事では、

  • ラム肉とは?
  • マトンとは?
  • ラム肉とマトンの違いは?

以上のテーマについて解説していきます。ラム肉とマトンの違いだけでなく、ジンギスカンに使用する場合のおすすめのお肉についてもご紹介していくので、ぜひこの記事を参考にしてください。

スポンサードリンク

ラム肉とは?

ジンギスカンやケバブなどの料理に使用されることの多いラム肉。では、ラム肉はそもそもどのような特徴を持つお肉なのでしょうか。

スポンサードリンク

肉の特徴は?

子羊の肉であるラム肉は、筋肉量が少なく食感が柔らかいです。低脂肪でありダイエットに最適な食材ではありますが、独特の匂いがあるので牛肉や豚肉のように、食べやすいというお肉ではありません。

では、ラム肉を使用するのに向いている料理はなんでしょうか。

ラム肉に向いている料理

独特の匂いや味があるラム肉に向いている料理はこちらです。

  • ラムチョップ
  • アヒージョ
  • ハーブ焼き
  • スパイス焼き
  • ラム肉のステーキ

ラム肉は、加熱料理がおすすめですが焼きすぎるとせっかくの柔らかい食感がなくなり、反対に固くなります。食感を損なわないために、長時間の焼きすぎにはくれぐれも注意をしましょう。

においを減らす方法

しかし、ラム肉は独特の匂いを減らせば食べやすくなります。ラム肉の匂いが気になる人は、匂い消し方法がいくつかあるので、このような方法を取りましょう。

  • ・・・ラム肉を水で洗い、キッチンペーパーなどで付着した水分を拭き取ります。ビニール袋にラム肉と酒を入れて封をします。血液が出てきたら、さらに水で洗い水分を拭き取ったらある程度匂いが取れますよ。
  • 牛乳・・・1時間から2時間程度、牛乳につけておき、その後水洗いで周りについて牛乳を取りましょう。また、使用した牛乳はそのまま処分をしましょう。
  • 重曹・・・タンパク質を分解するための重曹を、ビニール袋に水と一緒に入れてラム肉を浸しておけば匂いが取れます。
  • ハーブ・スパイス・・・匂いの強いローズマリーなどのハーブに下味を一緒につけておくことで、匂いが気にならなくなります。

スポンサードリンク

マトンとは?

生後2年〜7年ほどのメスの羊肉であるマトン。では、マトンはそもそもどのような特徴を持つお肉なのでしょうか。

肉の特徴は?

マトンは、見た目が赤く脂が乗ってジューシーな味わいですが、ラム肉よりも独特の匂いがあります。引き締まった食感なので、食べ応えのあるお肉が楽しめます。また、Lカルニチンという成分が入っています。

アミノ酸の一種であるLカルニチンは、脂肪の燃焼につながるのでダイエットにもおすすめです。引き締まった肉質が特徴なので、カレーなどの煮込み料理におすすめです。

北海道産のマトンはクセが無いのはどうして?

先ほど独特の匂いがあり、クセが強いマトンであると説明しましたが、北海道産のマトンはクセがほとんどありません。外国から輸入した場合は、時間経過などにより品質が下がることが多いです。

ですが、北海道産のマトンは新鮮なものが多く、そのためクセが少ないと考えられます。マトンを食べてみたいけど、クセが気になる人は北海道のものを食べてみるのもおすすめです。

スポンサードリンク

ラム肉とマトンの違いは?

では、同じ羊肉ではありますが、具体的にラム肉とマトンはどのような違いがあるのでしょうか。

羊の年齢の違い

ラム肉とマトンの違いは、羊の年齢の違いです。

  • ラム肉・・・生後、まもない羊の肉(12ヶ月未満)
  • マトン・・・1歳以上の羊

同じ羊肉でも、年齢によって食感や味わいも違います。

ジンギスカンに使うのはどちらがお勧め?

でが、実際にラム肉とマトンには同じ羊でもお肉に違いがあることがわかりましたが、ジンギスカンに使用するにはどちらがおすすめでしょうか。

ジンギスカンにラム肉とマトンを使用する時は、自分の好みで選びましょう。柔らかい食感を楽しみたい場合は、ラム肉で羊が持つ特有の味を味わいたい時は、マトンを選ぶのがおすすめです。

ラムとマトンの中間のホゲットとは?

ラム肉とマトンの中間には、ホゲットというお肉があります。生後1年以上2年未満の羊肉で、クセが少なく旨味もしっかり持っています。

ラム肉とマトンの両方を兼ね備えたホゲットなので、クセが少ないけれど羊の味を楽しみたい時におすすめですよ。

スポンサードリンク

まとめ

 ラム肉とマトンの最大の違いは、羊の年齢によるものです。 今回の記事内容で説明したことをまとめますね。

この記事をまとめると

  • 筋肉量が少なく、食感が柔らかいラム肉は低脂肪でダイエット食材にも最適であるが、匂いが気になる人は重曹やお酒などと一緒に漬け込む
  • 脂が乗っておりジューシーな味わいが特徴のマトンは、引き締まった食感があり煮込み料理などに最適な食材
  • 二つのお肉の最大の違いは、羊の年齢であり生後12ヶ月であるラム肉である一方で、1歳以上のものをマトンである

ジンギスカンに使う時は、どちらも使用できるので味や食感など好みで選ぶと良いでしょう。どちらが良いのかわからない時は、二つのお肉を使用して食べ比べてみるのもおすすめです。

スポンサードリンク