パスタを毎日食べると太る理由は？体に悪い？糖尿病の危険性は？ |

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炭水化物は「ダイエットの敵」というイメージはありませんか？パスタを毎日食べると太るのでしょうか？一方で、パスタを毎日食べて痩せたという情報も出てきます。一体、本当のところはどうなのでしょうか？今回は、

パスタを毎日食べると太る？
パスタは体に悪い？
パスタの正しい食べ方

というテーマでお送りします。

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1 パスタを毎日食べると太る？
- 1.1 カロリー・糖質
- 1.2 食べ過ぎたら太る？
2 パスタは体に悪い？
- 2.1 塩分過多
- 2.2 糖尿病の危険性は？
3 パスタの正しい食べ方
- 3.1 一日の適量は？
- 3.2 具材を多くする
4 まとめ

パスタを毎日食べると太る？

カロリー・糖質

「パスタ＝炭水化物＝太る」というイメージを持っている方は多いはず。では、他の炭水化物と比べて、パスタのカロリーや糖質はどうでしょうか？

カロリー

画像：H2株式会社「シンクヘルスブログ」より引用

糖質

画像：H2株式会社「シンクヘルスブログ」より引用

上記のように、パスタの糖質はご飯の次に多くなっています。一方、カロリーはご飯とほぼ同様です。

食べ過ぎたら太る？

上記のように、主食は比較的カロリー＆糖質が多めですので、食べすぎると太る要因になります。ただし、炭水化物はそのものが太るわけではなく、食べすぎたら太るだけのことです。

近年、炭水化物抜きダイエットをする人も多いようです。全体の食事量を減らしてカロリーカットしているので、当然痩せると思います。しかし、長期的に見ると、炭水化物抜きの食生活を続けると、生活習慣病の原因になりやすいことが示唆されています。

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パスタは体に悪い？

塩分過多

厚生労働省は、日本人の食塩相当量の目標量について「男性7.5g未満/日、女性6.5g未満/日」と示しています。また、日本高血圧学会では1日6g未満、WHO(世界保険機関)では１日5g未満としています。

パスタ自体にも一人前に1gほどの塩分が含まれているため、一食で塩分を取りすぎないようにしたいところです。では、人気のパスタはどのくらいの塩分が含まれているのでしょうか？

ミートソース（塩分：約5g）
ボロネーゼ、明太子（塩分：約6g）
和風梅シソ（塩分：約8g）

となっています。

塩分過多を続けていると、高血圧をはじめ、心筋梗塞、脳梗塞などの疾患の原因となりますので摂り過ぎには気をつけましょう。なお、料理に使用する塩は、天然塩（岩塩、天日塩など）を使うのがおすすめです。精製塩に比べて、自然塩は、人間の体に必要なミネラル成分を多く含みます。

糖尿病の危険性は？

糖尿病が心配な方やダイエット中は、全粒粉パスタがおすすめです。また、最近は各食品メーカーによって低糖質・糖質オフパスタも作られています。スーパーで簡単に手に入りますので、健康面で気になる方は上手に活用してみましょう。

普段食べるパスタを「全粒粉」にすると食物繊維などの栄養素がアップします。食物繊維は消化管の運動を活発にして、腸内を細菌が活動しやすい環境に整えます。その結果、便秘を解消したり、糖質の吸収を妨げ体外に排泄する作用があり、ダイエットの味方となります。

また、全粒粉のパスタは、通常のパスタと比べてもカロリーとGI値が低く、ビタミン、ミネラルも豊富で美肌効果も期待できます。

GI値とは

GI(Glycemic Index)値とは食後血糖値の上昇度を示す指標です。簡単に言うと「糖質の吸収スピード」を数値化したもの。高GI食品ほど血糖値が速く上昇し、低GI食品ほど糖が体に吸収されるのに時間がかかることを表しています。低GI食品のように、血糖値がゆるやかに上昇すれば、バランスよく糖質の吸収＆消費が行われるため、余った糖質が脂肪になりにくく（＝太りにくく）なります。

以下の表は、各食材のGI値を示したものです。100に近ければ近いほど太りやすくなります。一般的にGI値70以上が高GI値、55以下が低GI値といわれています。