パンやホットケーキなどで使用される方も多い「メープルシロップ」は、カナダの名産品としても知られています。
コクのある甘さが特徴で、お料理にも使用可能なため意外にも万能甘味料なんですよ。
今回はメープルシロップでアレルギー症状が出る可能性はあるのかについてお伝えしていきます。
近年、1歳未満の赤ちゃんに「ハチミツ」を食べさせたことで乳児ボツリヌス症を発症した事件が発生し、以降広くに周知喚起が行われるようになりました。- メープルシロップの代表的存在!“森永のメープルシロップ”の特徴を徹底解説!
- メープルシロップによるアレルギー症状は起こる??
- メープルシロップを離乳食&幼児に食べさせても大丈夫?
ハチミツにも似た「メープルシロップ」についてご紹介していきますので、是非参考にされてくださいね。
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目次
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森永のメープルシロップについて
(画像引用:森永製菓株式会社)
まずは“ケーキシロップ”の商品名で知られるメープルシロップの代表的商品「森永のメープルシロップ」について詳しく解説していきます。
栄養成分は?
森永製菓から販売されている「メープルシロップ」は、カナダケベック州産100%の無添加・無着色のメープルシロップです。100gあたりの主な栄養成分は
- 262kcal
- たんぱく質・・・0g
- 脂質・・・0g
- 炭水化物・・・65.4g
- 食塩相当量・・・0g
との記載があります。
アレルギー物質は使用している?
森永のメープルシロップ商品に関する情報記載によると
特定原材料・特定原材料に順ずるもののアレルギー物質表示は無い
アーモンドの使用もない
製造設備に関する記載は?
共通設備での製造についてや同じ製造設備での使用についての、アレルギー物質の使用は把握できていないとの記載がありましたスポンサードリンク
メープルシロップでアレルギーが起きることはある?
ここからは「メープルシロップ」によるアレルギー症状の発症について詳しくお伝えします。
アレルギーは起きにくい
メープルシロップは
サトウカエデの樹液を煮詰めてできるもの
メープルシロップはアレルギー症状の起こる食品として扱われていない
一緒に食べたものからアレルギーが起きる可能性
メープルシロップのみによるアレルギー症状は起きる可能性が低いですが
牛乳やワッフル・パンケーキなどメープルシロップと一緒に摂取したものによるアレルギー症状
- 喉が腫れた
- 舌が激しい痒みに襲われた
- 発疹が出た
などが挙げられます。食物アレルギーをお持ちの方や小さなお子さんが摂取される際は
メープルシロップと一緒に摂取することの多い食材
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メープルシロップを赤ちゃんにあげて大丈夫?
ここからは「メープルシロップ」は赤ちゃんでも安全に摂取できるのかどうかについて詳しく見ていきましょう。
100%自然素材で出来ている
純粋なメープルシロップは
サトウカエデの樹液を煮詰めて作る、無添加・無着色の甘味料
製造時に煮詰められるため、細菌や雑菌などが殺菌されている
使用されるサトウカエデは日本に自生していないため
カナダからの輸入品が殆ど
国・自治体が土壌・木を厳しく管理しているため、農薬・除草剤などは不使用
いつからあげて大丈夫?
1歳未満の赤ちゃんに
ボツリヌス菌のリスクから、ハチミツは摂取させてはいけない
一般的な
メープルシロップには、ボツリヌス菌の心配はない
- 赤ちゃんの味覚形成に支障をきたす可能性がある
- 糖度が高く、甘みが強い
- 虫歯リスクが高くなる
などの原因ともなるので、気をつけましょう。
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まとめ
この記事をまとめると
- メープルシロップはサトウカエデの樹液を煮詰めてできるものなため、殺菌もなされており比較的安全な食品
- メープルシロップはアレルギー症状の起こる食品として扱われていないことが一般的なため、アレルギー症状のリスクは低いと言える
- メープルシロップにはボツリヌス菌の心配はないため、赤ちゃんでも安心に摂取させてあげることは可能と言える
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