カヌレが生焼けにならないコツは?カリカリにする焼き直しの方法は?

カヌレは外のカリッとした食感と中のフワッとした軽さが美味しいいお菓子ですね。しかし他の焼き菓子に比べて、少しお値段が高めですよね。お家で作れるかもとチャレンジしたものの生焼けになってしまったなんてことはありませんか?

この記事では、カヌレが生焼けにならないコツ、カリカリにする焼き直しの方法をお伝えします。ぜひ最後までお読みください。

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カヌレが生焼けになる原因

実は、カヌレは焼くのが難しいお菓子と言われています。生焼けになる原因には以下のような理由が考えられます。

  • 生地を寝かせていない・・・カヌレは生地を仕込んでから、12時間以上寝かせてから焼くお菓子です。十分に寝かせなかった場合、うまく焼けない可能性があります。
  • オーブンの温度をあげていない・・・カヌレを焼く前にオーブンを予熱していないと、生地を入れた時に温度が一気にあがらず生焼けになってしまいます。
  • 粉の混ぜすぎ・・・粉を入れてから混ぜすぎると、生焼けになる可能性があります。粉を混ぜる時は、さっくり混ぜましょう。
  • 寝かした生地を常温に戻していない・・・冷蔵庫で寝かした生地は、焼く前に常温に戻しておきましょう。常温に知っておかないと高温のオーブンに入れても生地が温まるまでに時間がかかり生焼けになる可能性があります。

カヌレはフランスの伝統のあるお菓子ですが、生地作りから焼くまで細かい配慮が必要で案外作るのが難しいお菓子なのです。初めて作って失敗するのはよくあることなので、上記のことに気をつけながら何度かチャレンジしてみましょう。

生焼けのカヌレは食べれる?

生焼けのカヌレでも、外は焼き色がついているので大丈夫かなと思う人もいるかもしれません。けれど、生焼けの場合食べるとお腹を壊してしまう可能性があります。生焼けのカヌレは、食べない方がいいでしょう。

ちゃんと焼けてるか確認する方法は?

カヌレが焼けているか確認する方法は、焼き上がった生地の中央に竹串をさしてみましょう。竹串の先に何もつかなければ焼けています。ベタッとした生地がつくとまだ焼けていないので、もう少し焼き時間を延長するか、型から取り出しレンジで加熱しましょう。

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カヌレが生焼けにならないコツは?

焼き加減が難しいカヌレですが、生焼けにしないコツをみていきましょう。

生地作り

カヌレに生地作りの時のコツは3つ

  1. 薄力粉はあらかじめふるっておく。
  2. 生地を混ぜすぎない。なるべくあわ立てない。
  3. 24時間生地を寝かせる

寝かせる時間はレシピによって12時間〜24時間とまちまちですが、24時間寝かせるレシピが多い印象でした。

温度

温度には生地の温度と、オーブンの温度にポイントがあります。生地は冷蔵庫で24時間寝かせるのですが、焼く30分前には生地を冷蔵庫から出し常温に戻るようにしましょう。

オーブンは生地を入れる前に、予熱で十分に温めておきます。カヌレ以外でもお菓子を焼く時は予熱で温めておき、生地を入れて一気に温度が上がるようにするのがうまく焼けるポイントです。

また、「レシピ通りの温度と時間で焼いても生焼けになってしまう」場合があるという声もありました。オーブンは機種や経過年数にともない温度が上がらない場合があります。その時は、温度を10度くらいあげてみましょう。

焼く前にひと手間

焼く前に大事なコツは、2つあります。1つ目は型にバターをしっかりと塗りましょう。バターの塗りが足りないとカヌレ独特の焦げ感がつかない場合があります。

2つ目は生地を型に入れる時に、一度に全部入れるのではなく2回に分けて入れましょう。1回目に8分目まで入れて、型を机にトントンと落として生地の中の余分な空気を抜いてから、残りの生地を入れます。

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焼き直しの方法は?

冷めても美味しいカヌレですが、焼きたてのカリッとした美味しさは格別ですよね。カヌレを美味しく食べたい人のために、焼き直す方法をお伝えします。

オーブントースターで温める

カヌレの外側のカリッとした食感を再現するには、オーブントースターで焼くといいでしょう。カヌレはバターを使っているため焦げやすいので、3分から焼きはじめて様子をみながら焼き時間を増やしてみましょう。

最後に冷蔵庫で冷やす

カヌレの良さは、外のカリッと感と中のしっとり感。中のしっとり感を出すために、オーブントースターで焼いた後冷蔵庫で冷やすと中の生地がしっとりします。

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まとめ

ここまでカヌレが生焼けにならないコツ、カリカリにする焼き直しの方法をお伝えしてきました。

この記事をまとめると

  • カヌレが生焼けにならないコツは、生地を寝かせる、さっくり混ぜる、生地を焼く前にオーブンの温度をあげておく。

  • カヌレがさらに美味しくなる焼き直しの方法は、オーブントースターで焼いてから冷蔵庫で冷やすと外はカリッ中はしっとりのカヌレになる。

カヌレはフランス伝統のお菓子で、生地の混ぜ方焼き方など自分で美味しく作るのが難しいお菓子です。上記にあげたコツを頭に入れてみて作ってみてくださいね。生焼けになる場合は、レシピのオーブンの焼き時間と温度を少しあげるなどの工夫をしてみましょう。美味しいカヌレが焼けるよう、何度でもチャレンジしてみてください。

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