カビの生えた饅頭を食べたら食中毒に?腐るとどうなる?冷凍できる?

饅頭は常温保存が基本の和菓子ですが、気づかずにカビの生えたものを食べてもお腹を壊しにくいと言われています。それはなぜなのでしょうか?また、腐った時の見分け方や保存方法について着目しました。今回は、

  • 饅頭の賞味期限はどれくらい?
  • カビの生えた饅頭を食べても大丈夫?
  • 腐るとどうなる?保存方法

これらのテーマについて紹介いたします。

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饅頭の賞味期限・日持ちはどのくらい?

紅白饅頭の日持ち日数の目安は、和菓子屋さんやスーパーなど、製造元によって期限が異なります。それぞれの目安はこちらです。。

紅白饅頭の日持ち
  • 和菓子屋…2〜3日
  • スーパー…約1ヶ月

和菓子屋で製造されている饅頭には保存料が使われていないものが多く、賞味期限は2〜3日と短いのが特徴です。それに対し、スーパーやコンビニで販売されている紅白饅頭には保存料が含まれているため、1ヶ月近くも日持ちします。

保存料はあまり体に良いものではないので、できれば食べるのは避けたいものです。日持ちはしますが、健康への影響があるのが難点です。

賞味期限切れはいつまで食べられる?

和菓子屋の饅頭の賞味期限は2〜3日と短く、保存料が加えられていないので賞味期限切れは腐っている可能性があります。

ですが、スーパーやコンビニの紅白饅頭は保存状態が良ければ賞味期限切れでも食べられることがあります。未開封であれば、1〜2日なら賞味期限を過ぎていても食べられるでしょう。

しかし、開封後は雑菌が繁殖しやすくなったり乾燥したりするので、開封してから2日を過ぎたものは食べない方が安全です◎ 傷んだ饅頭を食べると、腹痛や下痢の原因となります。

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カビの生えた饅頭を食べるとどうなる?

カビの生えた饅頭をうっかり食べてしまうと、どうなるのでしょうか?実は、カビが生えた饅頭を1回食べたところで、腹痛や下痢・嘔吐といった食中毒症状は起こりにくいと言われています。

しかし、中には“カビ毒”という毒性を持っている可能性もあるので、傷んでいるものは無理に食べないようにしましょう。

カビ毒とは?

カビ毒とはカビが作り出す代謝産物の総称で、人や動物に影響を及ぼすものを言います

では、腐ってしまった饅頭はどのように変化するのでしょうか?その見分け方について確認してみましょう。

妊娠中(妊婦)でも饅頭は食べられる?

妊娠中の食事には何かと気を使いますが、妊娠中でも酒饅頭は食べても大丈夫なのでしょうか?お酒が入っているのでアルコールが危険?と考える方も多いかと思います。

下記記事で詳しく紹介していますので、あわせてチェックしてみましょう。

饅頭は腐るとどうなる?

紅白饅頭は腐るとどうなるのでしょうか?腐った紅白饅頭の特徴や、傷んだ紅白饅頭の特徴を確認してみましょう。

腐る・傷むと…
  • 乾燥してパサパサになる
  • 糸を引いて粘り気が出る
  • あんこや生地にカビが生える

紅白饅頭は高温多湿の場所で保存すると、糸を引いたり腐敗臭がしたりと腐ることがあります。そのため、暖かい時期は保存は最初から冷蔵庫でする方が安全です。

また、開封後は乾燥しやすくパサついてしまうので、一度開けたらすぐに食べきるのが望ましいです。

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饅頭は冷凍できる?

“饅頭をすぐに食べない時は冷凍できる?”という疑問に関してですが、饅頭は冷凍保存に向いていません。饅頭を冷凍すると、生地がスカスカな食感になったり、あんこがパサパサしたりと味が悪くなってしまいます。饅頭は賞味期限内に食べきるようにしましょう。

注意

饅頭は冷凍するとまずくなる!

饅頭の保存方法

饅頭の常温保存・冷蔵保存それぞれの方法は下記になります。

常温保存

饅頭は涼しい時期であれば常温保存も可能です。常温保存のポイントはこちらです。

常温保存
  • 高温多湿の場所を避ける
  • 直射日光が当たらない場所で保存する

高温多湿は腐りやすくなるので注意してください。また、開封後は傷みやすいので、冷蔵庫で保存しましょう。

冷蔵保存

饅頭の冷蔵保存のポイントはこちらです。

冷蔵保存
  • 未開封はそのまま冷蔵庫に入れる
  • 開封後のものはラップに包んで密閉袋に入れる

冷蔵庫内は乾燥しているので、乾かないようラップに包んでから密閉袋に入れましょう。

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まとめ

この記事をまとめると

  • 饅頭の賞味期限は、和菓子屋:2〜3日 / スーパー:約1ヶ月と様々
  • カビの生えた饅頭を1回食べたところで食中毒症状が起こるとは限らない
  • 饅頭は冷凍するとまずいので向かない

饅頭は賞味期限が切れると腐ってしまいますが、カビが生えたものを食べてしまってもお腹を壊すとは限りません。とはいえ、正しく保存して美味しいうちに消費しましょう。

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