舞茸を食べると便が臭くなる?原因・効果は?毎日食べても大丈夫?

舞茸はお好きですか?

天婦羅や炊き込みご飯や炒め物…。どんな食品とも相性がよくスーパーや青果店で通年手に入れやすいので食卓に登場する機会も多い食品ではないでしょうか。

どのように調理しても美味しい舞茸ですが”食べ過ぎると便が臭くなる”という噂を聞いたことがあるかたもいるのではないでしょうか。

今回は、舞茸を食べることによって起きる体への影響を詳しく解説していきます!ぜひ、解説する内容を参考にして健康づくりに役立ててくださいね。

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舞茸を食べると便が臭くなる?お腹が張る?

それでは、実際に舞茸を食たべたことで体に起こる影響とはどのようなものがあるのでしょうか。噂で耳にしたことのある”食べ過ぎると便が臭くなる”というのも気になるところですよね。下記でしっかりと解説していきます!

便が臭くなるって本当?

そもそも便が臭くなる要因として考えられるのが、”腸内環境が悪い”ということ。

通常であれば腸内で善玉菌が優勢な働きをしているのですが悪玉菌に分類された腸内細菌が優勢になることで便だけではなくおならまで臭くなるわけです。

舞茸には腸内環境を整えて基礎代謝を上げる働きがあるので、”舞茸を食べることによって便が臭くなる”というのは全くの嘘と断言してもよいでしょう。

お腹が張る?

舞茸には、水溶性・不溶性食物繊維が多く含まれています。

このため適量を食べると腸内環境が整い便通がよくなることが期待できます。しかし、食べ過ぎてしまうと腸が過剰に刺激を受ける状態となってしまい腹痛やお腹が張るなどの症状が出る場合も…。

いくら体によいといっても適量を超えてしまうと害になってしまうこともあります。しっかりと適量を守りましょうね。

宿便に効果がある?

便通がどんなに良いかたでも必ずあるとされている宿便。出来ることならスッキリと出してしまいたいものですよね。

先程も解説したとおり舞茸には食物繊維が多く含まれいるので、1日100g程度の舞茸を食べるだけで宿便を出すことにも期待ができるんですよ。舞茸はスープや炒めものなどレシピも多様にあるので毎日飽きずに食べることのできる食品でしょう。

ただし過剰に食べ過ぎると腹痛や下痢などの症状を引き起こしてしまう場合も…。量には注意が必要です!

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舞茸にはどんな効果がある?

スーパーフードと呼ばれる舞茸。適量を食べることによって体に嬉しい働きをしてくれます。では、その働きを解説していきますね。

脂肪分解

きのこ類に含まれているキノコキタサンという栄養素が中性脂肪を減少させ、脂肪の吸収を抑える働きをします。

またMXフラクションという栄養素は、悪玉コレステロールや脂肪を分解し脂肪が付きにくい体へと変化させる働きもあります。

MEMO
栄養素であるMXフラクションは、きのこ類では舞茸だけに含まれているそう。

ダイエット効果

きのこ類は食物繊維も多く低カロリーなのでダイエット向きの食品とされていますが、その中でも舞茸は100gあたり約16kcalときのこ類の中でも低カロリーの分類となっています。

また糖質も100gあたり1gにも満たないことから低糖質ダイエットにも最適な食品であるといえますよ。

揚げ物にしたり、カロリーの高い調味料類などで味付けしない限りはダイエット中でも安心して食べることができます。

おすすめのダイエットレシピは?

低糖質・低カロリー、かつ食物繊維が多く含まれている舞茸はダイエットに最適な食品ですが、毎日同じ料理だと食べ飽きてしまいますよね。

下記ではおすすめのダイエットレシピをご紹介しますので、ぜひ試してみてくださいね。

  1. 舞茸とタラのポン酢炒め

    メイン料理に舞茸を食べるのであればタンパク質が豊富で低カロリーなタラがおすすめです。炒め合わせた舞茸とタラをポン酢で和えるだけで食べ応えのあるメイン料理が完成です。
  2. 舞茸とネギのスープ

    舞茸・ネギ・鶏ガラスープの素・水と4つの材料で作れてしまう簡単スープです。全ての材料を鍋に入れ煮立てるだけなので時間のないときでもパパっと作ることができます。

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食べ過ぎるとどうなる?

毎日食べても大丈夫?

基本的には毎日食べても大丈夫な食品です。

ただダイエット効果が期待できるからといって毎日、舞茸ばかり食べるのでは栄養バランスが崩れて体調を崩す要因に…。適量を守ることが大切だといえるでしょう。

改めて舞茸を食べることによってもたらす働きを下記にまとめてみました。

舞茸を食べることによる体への影響とは…?

  • 腸内環境が整い便秘対策に!
  • 悪玉コレステロールを減らす
  • 脂肪の吸収を抑える
  • 血糖値の急激な上昇を抑える

食べ過ぎるとどうなる?

適量を食べることによって腸内環境が整い便秘予防にもなる舞茸ですが、食べ過ぎると害を及ぼすことも…。

…というのは、食物繊維によって腸が過剰に刺激を受けてしまうからなんです。それでは、腸が過剰に刺激を受けるとどのような症状が現れるのでしょうか。

  1. 腹痛や下痢症状
  2. 吐き気などの胃腸症状

体に良いからと食べ過ぎて、このような症状が出るのであれば元も子もありませんよね。適量をしっかりと把握しておくことが大切です。

1日にどのくらい食べていい?

舞茸の1日の摂取量目安は、30g~50gとされています。

スーパーなどで売られている舞茸は1パックで約100gほどなので、1日に半パック程食べれば良いということになりますね。

ちなみに舞茸は冷凍可能な食品です。特売などで沢山買ったときや、すぐに食べないときには冷凍保存を活用しましょう。

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まとめ

いかがでしたか?今回は”舞茸を食べ過ぎると便が臭くなる”という噂についての真意を徹底的に解説しました。

この記事をまとめると

  • 便が臭くなる要因は”腸内環境の悪化”である
  • 舞茸には食物繊維が多く含まれており便秘予防に最適な食品である
  • 低糖質・低カロリーでダイエット効果も!
  • 適量は1日30g~50gほどである
  • 過剰摂取をすると体調不良の要因に!

適量を守って食べると、便秘予防やダイエット効果など嬉しい働きが期待できる舞茸。ぜひ1日の目安量を守り毎日の食事に取り入れてみてくださいね。

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