麻婆豆腐は太る?体に悪い?甘口や辛口で違いは?糖質や脂質も解説!

おいしそうな麻婆豆腐

麻婆豆腐は簡単に作れるおかずの1品で大人も子供も好きなメニューですよね。辛さも好きな辛さに調整できるのでお好みの味を楽しめるのも魅力です。麻婆豆腐は食べると太るのでしょうか?

今回は

  • 麻婆豆腐は太る?
  • 具材別の栄養効果は?
  • 麻婆豆腐はダイエットにいい?

これらのテーマでご紹介いたします。

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麻婆豆腐は太る?

辛そうな麻婆豆腐

麻婆豆腐はひき肉、香味野菜、赤唐辛子、豆板醤、甜麺醤、花椒、山椒などを炒めたソースで豆腐を煮込んだ四川料理です。辛さはその人の好きな辛さに調整できて味を楽しめます。

豆腐を使用してるのでヘルシーなイメージがありますが、実際のところ太るかどうか気になりますね。みてみましょう。

カロリー・糖質・脂質

麻婆豆腐のカロリーや糖質や脂質はそれほど高くないですのでダイエットに適しているといえます。調理する際の材料によって栄養成分は変わってきますが、一般的な麻婆豆腐の栄養成分は以下の通りです。

麻婆豆腐の栄養成分表示(100g)

エネルギー:133kcal

タンパク質:7.82g

脂質:9.09g

炭水化物:3.97g

糖質:3.43g

食物繊維:0.54g

もっとダイエット向けの麻婆豆腐にしたい場合はひき肉と油の量を減らすといいでしょう。

甘口や辛口で変わる?

甘口よりも辛口の方が痩せると思っていませんか?辛いと汗をかくので痩せるイメージがありますよね。実は甘口や辛口で痩せる効果が変わってくるということはないのです。

世界中で辛いものが痩せると思ってるのは日本人だけで海外では辛いもので痩せるという迷信はないのです。辛いお料理には唐辛子が使用されていることが多いですよね。

私達日本人は唐辛子を食べることで、唐辛子に含まれるカプサイシンの効果によって痩せると勘違いを引き起こしているのです。実際のところ、カプサイシンに脂肪を燃やす効果はないのです。

カプサイシンを摂取すると、あくまで脂肪を燃やす効果の環境を体内で作ってくれるのですが、直接脂肪を燃やす効果に関わってはいません。カプサイシンを摂取した後に運動をすることによって痩せる効果が期待できるのです。なので甘口や辛口で痩せる効果が変わるということはないのです。驚きですよね。

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具材別の栄養効果は?

ひき肉

麻婆豆腐はいろいろな具材が入っています。具材別の栄養効果をみてみましょう。

豆腐

 タンパク質 
  • 臓器や筋肉、髪の毛や爪などの組織を作る
  • 血管を強くするため、脳出血などの予防
  • 高血圧予防
  • 免疫力を高める
 サポニン  

  • コレステロール値を下げる
  • 肥満予防
  • 肝機能を高める
  • 免疫力を高める
 コラーゲンイソフラボン 
  • 美肌効果
  • 更年期障害の緩和
  • 骨粗鬆症の予防
 ビタミンE 
  • 老化防止
  • 肩こりや冷え性を予防・改善
  • 生活習慣病予防、改善
 カルシウム 
  • 丈夫な骨や歯を作る
  • 精神を安定させる
  • 美肌効果

豚ひき肉

 タンパク質 
  • 臓器や筋肉、髪の毛や爪などの組織を作る
  • 血管を強くする
  • 脳出血などの予防
  • 高血圧予防
  • 免疫力を高める
 ビタミンB1 
  • 疲労回復や貧血予防
  • 糖質(ご飯など)を効率よくエネルギーに変換する
 ミネラル類 

健康状態を維持する

 オレイン酸・ステアリン酸 

コレステロール値を正常に保つ

調味料

唐辛子:βカロテン、ビタミンC、ビタミンEが豊富に含まれている

 効能 
  • 抗酸化作用や疲労回復などの効果
  • 生活習慣病の予防
  • 美肌効果
  • 食欲増進や血行促進
  • 発汗作用

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麻婆豆腐はダイエットにいい?

がんばれダイエット

脂肪燃焼効果

残念ながら麻婆豆腐は食べるだけでは脂肪燃焼効果はありません。唐辛子にはカプサイシンが含まれていますが、カプサイシンに脂肪を燃やす効果はないのです。

カプサイシンを摂取すると、あくまで脂肪を燃やす効果の環境を体内で作ってくれるのですが、直接脂肪を燃やす効果に関わってはいません。カプサイシンを摂取した後に運動をすることによって痩せる効果が期待できるのです。

糖代謝を助ける

麻婆豆腐に使用される豚ひき肉のビタミンB1が炭水化物をエネルギーに変えるので糖代謝を助けます。糖代謝というのは食事として摂取したエネルギーを各臓器が消費して活動し、余分なエネルギーは飢えに備えて蓄えて必要なときに利用するというサイクルのことをいいます。

コレステロールを下げる

麻婆豆腐はコレステロールを下げる期待ができます。豆腐に含まれるサポニンという栄養成分がコレステロールを下げる効能があるのです。

美肌効果

豆腐に含まれるコラーゲンイソフラボンが美肌効果の効能があります。調味料で使われる唐辛子に含まれるカプサイシンも美肌効果があるので、麻婆豆腐は美肌効果のあるメニューだといえます。

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まとめ

この記事をまとめると

  • 麻婆豆腐はカロリーや糖質や脂質はそれほど高くないので、食べ過ぎなければ太らない
  • 麻婆豆腐に使用される具材はそれぞれ高い栄養効果を持っているので健康によい
  • 豆腐の栄養効果:臓器や筋肉、組織を作る、血管を強化、脳出血などの予防、高血圧予防、免疫力を高める、美肌効果、更年期障害の緩和、老化防止、肩こりや冷え性や生活習慣病予防の改善、骨や歯の強化、精神を安定など
  • 豚ひき肉の栄養効果:臓器や筋肉、組織を作る、血管を強化、脳出血などの予防、高血圧予防、免疫力を高める、免疫力を高める、疲労回復や貧血予防、糖質(ご飯など)を効率よくエネルギーに変換する、健康状態を維持する、コレステロール値を正常に保つ
  • 唐辛子の栄養効果:抗酸化作用や疲労回復などの効果、生活習慣病の予防、美肌効果、食欲増進や血行促進、発汗作用

麻婆豆腐は簡単に調理出来て美味しいのでお助けメニューです。麻婆豆腐は高カロリーなイメージがありますが、それほどカロリーが高くなくダイエット向きなメニューなこともわかりましたね。

上手に取り入れて美味しく楽しみましょう。

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