レバーは家庭で調理することもできますが、臭み取りが難しい印象はありませんか?なんだか生臭いイメージのあるレバーを、どのようにしたら家でも上手く調理できるのでしょうか?今回は、
- レバーは下処理なしで食べられる?
- レバーの血抜き / 臭み取り方法
- レバーの下処置は短時間?一晩?
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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レバーは下処理なしで食べられる?
レバーには鶏・豚・牛とありますが、焼き鳥なら鶏レバー、レバニラなら豚レバーと決まっていますよね。スーパーでもレバーが販売されているため、家庭でレバーを調理する方も多いかと思います。
レバーには血が多く含まれているため臭みや汚れが気になる ものなので、「下処理しないはNG」です…!美味しく食べるためには、臭み取りをする必要があります。
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レバーには臭み取りが必要!
レバーを購入すると、なんとなく生臭い匂いを感じることが多いかと思います。そのまま調理しても食べられないことはないですが、美味しく食べるためには下処理で臭み取りをする必要があります。では、どんな成分が臭みの原因となっているのでしょうか?
レバーの臭みの原因
レバーの臭みの原因となっているのは、レバーに含まれる鉄分と脂肪酸の一種であるアラキドン酸によるものです。鉄分は貧血予防に効果のある栄養成分で、アラキドン酸に関しては脳の機能を担う神経細胞の生成を促す働きがあります。年を取ったりアルツハイマーになると、このアラキドン酸が減少するのが特徴です。この2つの成分が酸化することによって臭みが発生します。
牛レバーは生で食べられるの?
牛は中心まで加熱しなくとも食べられるのでレバーでも大丈夫と思っているかたも多いのではないでしょうか。しかし実際には生では食べずにしっかりと中心部まで加熱する必要があります。
牛は部位によっては中心部まで加熱せずとも食べられるものですが、レバーは中身までしっかりと加熱しましょう。新鮮でも関係なくしっかりと加熱してくださいね。
詳しくはこの記事をチェック!
レバーの血抜きを短時間で!一晩かけない方法
レバーの臭み取り・血抜きは、どんな方法で作業するのでしょうか?一晩かけて血抜きするパターンもありますが、できれば時短で済ませたいものです。レバーの血抜きを短時間で行う方法を見ていきましょう…!
これまでレバーを家庭で調理するのはハードルが高いと感じていた方も、この方法を使えば食事前にさっと下処理を完了させることができます◎
レバーの臭み取りの方法
レバーの臭み取り・血抜きで使用するものは、「レバー」と「牛乳」の2つのみです!まずはレバーを調理するサイズにカットします。そして冷水で表面の汚れやぬめりを洗う作業を2〜3度繰り返し、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。そこで登場するのが牛乳です。
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牛乳につける
レバーを容器に入れ、全体が浸るくらいの牛乳を注ぎます。牛乳にはレバーの臭みを吸収してくれる性質があるのです◎浸けたら冷蔵庫で20〜30分ほどおきましょう。
牛乳につけたあとは?
牛乳に浸けた後は、冷水でしっかり洗って水気を拭きます。牛乳の匂いが残らないようしっかりと洗いましょう。これで臭み取りは完了です!たった20〜30分の短時間でレバーの臭みを取ることができます。
つけすぎに注意!
レバーを牛乳に浸す時間は長くて30分が目安となっています。長時間浸けると洗ってもミルク臭さが残ってしまうので、短時間でサッと臭み取りをするのがポイントです。
牛乳なしの場合はお酢でも
家庭に牛乳がない場合や牛乳アレルギーで使用するのが難しい場合は、お酢で代用することも可能です。
- レバーを調理するサイズにカットして洗い、水気を切る
- お酢と少量の塩をレバーに揉み込む
- 冷水でよく洗い完了!
お酢で揉みこんでいるとレバーの周りに白くてネバネバとしたものが出てきますが、問題ありません。このネバネバが残らないようにしっかりすすげばOKです。
レバーの下処理は前日がいい?
レバーの下処理を前日からするパターンもありますが、牛乳やお酢を使う方法で臭み取りをする場合一晩かけ必要はありません。牛乳の臭みを吸収する働きは30分でも十分に発揮できるので、食事前にサッと下処理するだけで美味しく食べることができます。長時間浸けると牛乳くさくなったり、かえってレバーが傷んでしまうこともあるので注意しましょう。
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まとめ
「レバーの臭み取りは必要?」というテーマについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- レバーの鉄分やアラキドン酸という成分が酸化することが臭みの原因
- レバーの下処理に臭み取りは必須!牛乳を使えば30分以内に作業完了
- 牛乳を使わず臭みを取る場合は、お酢と塩で代用を!よく揉み込んで洗えばOK
レバーの家庭調理はなかなか難しいイメージもありますが、牛乳を使用することで誰でも簡単に臭み取りをすることができます。時間もあまりかかりませんので、ぜひ試してみてくださいね。
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