鶏レバーでアレルギー症状は出るの?離乳食に便利って本当?

鳥レバーはタンパク質や鉄分が豊富な食材として知られており、貧血気味の方には特にオススメのしたい食材です。

そんな鳥レバーですが、実は赤ちゃんの離乳食としても優秀なんですよ。なぜなら、一般的に赤ちゃんは生後6ヶ月を過ぎると体内の鉄が減少し始めると言われており、減少した鉄分を補給するのに鳥レバーは優秀な鉄分源だからです。

しかし、鳥レバーを食べる際に気を付けないといけないのが「アレルギー」です。そこで今回の記事では、鳥レバーのアレルギーについて解説をします!これから赤ちゃんに鳥レバーを食べさせてあげたいとお考えのママさんは、ぜひ最後までご覧ください!

  • 鶏レバーってどんな食材?
  • 鶏レバーアレルギーは出る?
  • 鶏レバーは離乳食に取り入れやすい食材

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鶏レバーってどんな食材?

焼き鳥や甘露煮などの調理方法で食べられることが多い鶏レバーですが、牛や豚のレバーと比べてどのような違いがあるのでしょうか?ここでは、鶏レバーの特徴や栄養価について解説をします。

特徴

鶏レバーは牛や豚に比べてクセがなく食べやすいのが特徴です。また、脂質も少なくタンパク質や鉄分が豊富なので、貧血気味の方やダイエット中の方にはピッタリの食材です。

鶏レバーは、焼肉や焼き鳥などで焼いて食べられることが多いです。レバーの中でも鶏レバーは、サッパリとしていて食べやすく、お子さんでも食べやすいのが味の特徴です!

栄養

鶏レバーは「栄養の宝庫」と、呼ばれているだけあって、様々な栄養素が豊富に含まれています。

鶏レバーに豊富に含まれる栄養素

・タンパク質

・ビタミンA

・鉄

・ビタミンB1

・ビタミンB2

・ビタミンB12

・葉酸

上記のように、鶏レバーには私達が日頃の食事で不足しがちな栄養素である「鉄、ビタミンB群、タンパク質」を豊富に含んでいます。特に成長期のお子さんやスポーツをされる方に鶏レバーは、積極的に食べていただきたい食材の1つです。

効果

では、実際に鶏レバーを食べることで、どのような効果が期待できるのか?これについて下記にまとめました。

鶏レバーの効果

・貧血予防(鉄分)

・疲労回復(ビタミンB群)

・肌や粘膜の健康維持(タンパク質、ビタミンA)

「鶏レバーといえば貧血予防!」そのように、言ってもいいくらいに鶏レバーが貧血予防に効果的であるということは知られているかと思います。

鶏レバー100gで9mgの鉄分をまかなうことができ、成人の方で1日の鉄の目安摂取量が10mgなので鶏レバーを100g食べることで、1日の目安量を摂取することができます。

MEMO
鉄分には「ヘム鉄・非ヘム鉄」という2つの種類があり、ヘム鉄の方が吸収が良いとされています。また、鶏レバーにはヘム鉄が含まれており、体への吸収が良く貧血予防には最適の食材なのです!

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鶏レバーアレルギーは出る?

鶏レバーが体に良いことはお分かりいただけたかと思います。しかし、アレルギーなどの心配はないのでしょうか?ここでは、鶏レバーのアレルギーについて解説をします。

アレルギーを起こしやすいわけではない

鶏レバーはアレルギーを引き起こしやすい食材には含まれていませんが、初めて食べる際は注意が必要です。

また、赤ちゃんは消化機能が未熟な段階でタンパク質の含む食材を多く与えると、アレルギーを引き起こす可能性があります。様子を見ながら少しずつ、与えると安心ですよ。

アレルギー症状が出ることもある

鶏レバーに含まれる「チラミン」という成分によって仮性アレルゲンを引き起こす可能性があります。このアレルギーは特に体調が悪い時に、引き起こしやすいアレルギーです。初めて食べる際は、体調がよいときに注意をしながら食べさせてあげるようにしましょう。

どんな症状が出るの?

鶏レバーを食べることで、引き起こすされる食物アレルギーには、下記のような症状があります。

・じんましん

・全身の痒み

・下痢・嘔吐

・発疹

また、アレルギー症状が出た際は、食べるのをやめて専門の医師に相談をするようにしましょう。

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鶏レバーは離乳食に取り入れやすい食材

鶏レバーは赤ちゃんに不足しがちな、鉄分やビタミン群をおぎなうのに優れた食材です。また、赤ちゃんでも食べやすいように、アレンジも簡単にできます。ここでは、赤ちゃん用のレバーを使った離乳食についてご紹介します。

栄養豊富なレバーピューレ・ペーストが便利

鶏レバーは調理をして、ペースト状に刻んであげると食べやすいですよ。鶏レバーは少し臭みがあるので、赤ちゃんに食べさせてあげる際には、必ず血抜きを行うようにしましょう。

MEMO
手軽に鶏レバーを食べさせてあげたいママさんにオススメなのが「レバーピューレ・ペースト」です。これは、すでに鶏レバーを赤ちゃんが食べやすいようにペースト状にした離乳食で、調理する必要はなく手軽に食べさせてあげることができますよ。

冷凍もできるのでうまく活用しよう

自家製で鶏レバーのペーストを作った際は、冷凍庫に保存がオススメです。冷凍庫保存をすることで、1週間程度日持ちするので数日分作り置きできますよ。

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まとめ

今回の記事では「鶏レバーでアレルギー症状は出るの?」について解説をしました。

最後にもう一度、本記事の要点を振り返っておきましょう。

この記事をまとめると

  • 鶏レバーはアレルギー症状を引き起こす可能性がある
  • 鶏レバーは栄養価が非常に高く赤ちゃんにも積極的に食べさせてあげたい食材の1つ
  • 離乳食として鶏レバーを食べさせてあげる場合は、血抜きをしてペースト状に刻んであげると食べやすい

いかがでしたでしょうか?鶏レバーは栄養価が高く積極的に食べたい食材の1つですが、アレルギー反応を引き起こす可能性があります。初めて食べる際は、少しずつ食べるようにしましょう!