脂質の代謝を助ける栄養素は?ダイエットに効く果物はこちら!

ダイエットの大敵と言えば脂質ですよね。

脂質のカロリーはたんぱく質の倍ですので、脂が多い食事をすると太るというのは誰しもが知っていることだと思います。

しかし、脂質の代謝を助ける栄養素を摂取すれば、太りにくくなるんです!

無理なく摂取していくには、日々の食事に組み込めることが一番ですし、できれば美味しいものであってほしいですよね。そこで今回は、

  • 脂質の代謝を助ける栄養素は?
  • ダイエットに効く果物は?

についてご紹介します。

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脂質の代謝を助ける栄養素は?

まずは、脂質について少し解説します。

脂質には種類があります。

  • コレステロール:ステロイドホルモン、ビタミンD、胆汁酸などを生成する
  • 中性脂肪:体温維持、臓器の保護など。脂肪細胞となる
  • リン脂質:各細胞の細胞膜を形成。神経伝達物質のアセチルコリンの原料。脂肪をエネルギーに変換する
  • 脂肪酸:飽和、不飽和(一価・多価)、トランスの4種類。

基本的には、脂質が分解されて脂肪酸になりエネルギーとして使われます。

 余った脂質が中性脂肪になり、内臓脂肪や皮下脂肪として蓄えられます 

これが、脂質の過剰摂取によって太るメカニズムです。

この過剰摂取分の脂質が代謝によって消費されれば、太らないということですね。

それでは、脂質の代謝を助ける栄養素について詳しく解説していきます。

ナイアシン

ナイアシンはビタミンB群の一種で、 三大栄養素の糖質、脂質、たんぱく質の代謝の補助酵素 として働いています。

また、アルコールの分解や血中コレステロール、中性脂肪を減らす効果や、血管拡張効果など、動脈硬化の予防も期待できます。

ビタミンB2

リボフラビンとも呼ばれるビタミンB2は、 脂肪を燃焼させる効果や細胞の新陳代謝を促進し、発育や肌や髪の健康に関与しています 

皮膚や粘膜の健康維持などに関わることから、「美容ビタミン」「発育ビタミン」とも言われています。

ビタミンB2が不足すると、脂質がエネルギーに変換できなくなり、肥満や動脈硬化などの生活習慣病の原因になり得ます。

ビタミンB6

魚介類や肉などの動物性食品に多く含まれているのがビタミンB12です。

 アミノ酸や脂質の代謝に関与 しており、不足すると貧血や疲労しやすくなるなどの症状が現れます。

野菜や果物にはほとんど含まれていませんので、動物性食品からの摂取を意識しましょう。

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ダイエットに効く果物は?

ダイエットに効く果物を4つご紹介します。

ダイエットをするにあたって、食事を果物に完全に置き換えると摂取する栄養素に偏りができ、調子が悪くなることがあります

リバウンドする可能性もありますので、 バランスのいい食事を心がけ、果物は食後にデザートとして食べる、間食として食べるなどの方法がおすすめ です。

1日の間食は200kcalを目安として、どれぐらいの量になるかを「1日の目安量」として書いておきますので、参考にしてくださいね。

グレープフルーツ

グレープフルーツには

  • 食欲抑制効果
  • 脂肪燃焼効果
  • ストレス軽減効果
  • 貧血予防

などの効果が期待できます。

特に食欲抑制と脂肪燃焼効果は、ダイエット中の強い味方になると思います。

一日の目安量

  • グレープフルーツの可食部分は1個あたり大体200~230gですので、1日1個を目安にするといいでしょう。

いちご

いちごには

  • 脂肪蓄積抑制
  • 肌の健康維持
  • 便通改善
  • むくみ予防

などの効果が期待できます。

特に、いちごに含まれるビタミンCは熱に弱いので、そのままとれるいちごは美容面でもダイエットのサポートに向いているでしょう。

1日の目安量

  • 通常サイズ(4㎝前後×3㎝前後)のものなら9~10個大きいサイズ(5㎝前後×4㎝前後)のものなら5~6個程度です。

    可食部のみの重さになりますので、ヘタはとって重さを量ってください。

キウイ

キウイには

  • 脂肪燃焼効果
  • むくみ予防
  • 抗酸化作用

などが期待できます。

ダイエットの大敵であるむくみも予防でき、しかも美容効果もあります。

1年を通して手に入りやすい果物でもありますので、どの果物か迷っている場合はキウイがおすすめです。

 ゴールドキウイの方がグリーンキウイより糖質が高いので、糖質も気にする場合はグリーンキウイを選びましょう。 

1日の目安量

  • 1~2個です。

スイカ

スイカには

  • むくみ予防
  • 抗酸化作用
  • 血流促進

などが期待できます。

血流が良くなることで代謝が活発になり、脂肪が燃えやすくなりますし、水分が多いので他の果物に比べてカロリーが低いのも魅力です。

1日の目安量

  • 1玉丸ごとのスイカなら1~2切れ、カットして売っているスイカなら、3cm角のものを6個ぐらいが約200gになります。

皮や種は含みませんので、おおよその重さがわからない場合は皮と種を取り除いて量ってみてくださいね。

まとめ

今回は、脂質代謝や脂質代謝を助ける栄養素、ダイエットにおすすめの果物についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • 脂質にはいくつか種類がある

  • 脂質代謝にいいのはビタミンB群のナイアシン・ビタミンB2・ビタミンB12

  • ダイエットにおすすめなのはグレープフルーツ、いちご、キウイ、スイカ

脂質は肥満の原因になりますが、まったく取らないのは不健康になります。

バランスのいい食事を中心に、ダイエットにいい果物を取り入れてみてくださいね。

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