レモン水は寝る前が効果的?デメリット・作り方|飲み続けるのは体にいい?

レモン水を飲むのは寝る前が効果的?」という疑問の声を聞くことがありますが、本当にそうなのでしょうか?レモン水の効果やデメリットについても着目してみました。今回は、

  • レモン水の効能 / デメリット
  • 寝る前が効果的?日中は?
  • レモン水を飲み続けるとどうなる?
  • ポッカレモンもOK!レモン水の作り方

これらのテーマについて紹介いたします。

スポンサードリンク

レモン水の効果は?

レモン水はレモン果汁をそのまま入れているので、レモンによる効能を期待することができます。一度に摂取できる量は少量ですが、毎日継続して飲み続けることでこのような効果を期待できます。

スポンサードリンク

肝臓機能の向上

レモンに多く含まれる「エリオシトリン」という成分には、 肝硬変の原因となる肝脂肪を抑制する効果があることがわかっており、レモンを適量食べることで肝臓機能をアップさせる ことができます。

癌予防

レモンの皮には、さっぱりした香りの元である「リモネン」と「サルベストロールQ40」という成分が含まれており、この2つには 癌細胞の生成を抑制する働きがある ことがわかっています。サルベストロールQ40は癌治療や癌予防の薬にも使用されている有効成分です。

便秘解消

レモンに含まれる食物繊維のペクチンには、 便秘を解消して腸内環境を良くする働き があります。また、酸味成分であるクエン酸にも腸を刺激して排便を促す働きがあり、朝起きて一杯のレモン水を飲むことで便秘を解消する効果があります。

デトックス効果

レモンに含まれるカリウムには、体内の塩分量を調整して余分な分を排出する働きがあるため、 むくみ予防・改善に効果 があります。血流を良くする働きもあり、デトックス効果が期待できます。レモン水はよくデトックスウォーターと言われていますよね。

レモン水は寝る前に飲むのが効果的?

レモン水は寝る前に飲むと良い」と言われることがあるようですが、確かに寝る前に飲むことで 安眠効果 をもたらします。レモンに含まれるリモネンには 疲労を回復し、リラックスさせる働き があります。

また、デトックスウォーターと言われるだけに溜まった老廃物を排出する働きや、血行を良くする働きもあるため、翌朝起きた時のむくみを解消する効果もあります。

スポンサードリンク

レモン水を日中に飲む注意点

レモン水を日中に飲むには、ちょっとした注意点があります。そこまで神経質になることではありませんが、注意すべき2つのポイントを見ていきましょう。

胃腸を刺激

レモンには酸っぱい成分であるクエン酸が含まれており、空腹の朝一番に飲むことで胃腸を刺激して腹痛となることがあります。普段から胃腸があまり強くない方は、酸が刺激になる可能性があるので気をつけましょう。

紫外線の影響

レモンには「ソラレン」という成分が含まれており、太陽の光によって活性化する成分なのでシミやそばかすの原因となります。紫外線を浴びやすい朝や日中に飲むよりも、日が傾いてくる夕方以降に食べる方がリスクが少ないです◎

レモン水にデメリットはある?

レモン水の嬉しい効能についてお話してきましたが、デメリットもいくつかあります。

歯のエナメル質を溶かす

レモンの成分は歯のエナメル質を溶かす働きがあり、レモンに含まれる酸がエナメル質を溶かすため、レモン水を飲み続けていると歯が溶ける「酸蝕(さんしょく)症」になることがあります。本当にレモンで歯が溶けるの?なんて疑いたくなってしまいますが、最近レモンやスポーツドリンクによる酸蝕症が増えているそうです。

酸によって溶けた歯は「酸蝕歯(さんしょくし)」と呼ばれ、治療としてはフッ素などの成分が含まれた歯磨き粉を使った歯磨きがメインとなります。歯の溶け具合が激しい場合は、詰め物など虫歯治療と同様の治療が行われます。

レモンに付いた農薬

レモンは海外産の輸入品がほとんどですが、 輸入レモンには防腐剤などの農薬が使用されている ことが多いため、皮も一緒に食べることで農薬まで食べてしまうことになります。農薬は洗っても完全に落ちることがないので、心配な場合は国産の無農薬レモンを使って作ることをオススメします。

ビタミンCの過剰摂取の影響も

レモンに含まれる栄養成分といえば?で思い浮かぶ「ビタミンC」。ビタミンCには抗酸化作用があり、美肌効果や美白効果、免疫力を上げて風邪を予防する効果など様々な効果が期待できる栄養素です。

しかし、 ビタミンCを過剰摂取すると嬉しい効果だけでなく、腹痛や下痢といった消化器系のトラブルが生じる ことがあります。これには、ビタミンCが肝臓機能をアップさせる働きが関係しています。

ビタミンCには肝臓を元気に活発にさせる働きがありますが、沢山摂ることで元気になりすぎた肝臓は「疲労状態」に陥ります。 肝臓が疲労すると消化器系に影響が出るため、下痢や腹痛などの症状を発症する のです。これが、レモンの食べ過ぎで腹痛・下痢になる根本の原因です。

スポンサードリンク

ポッカレモンでもOK!レモン水の作り方

デトックスウォーターとも呼ばれるレモン水は、お水とレモンさえあれば作れるので非常に簡単です◎作り方をご紹介します。

レモン水の作り方
  1. レモン一個分の果汁を絞る
  2. 水500ccに絞ったレモン汁を入れる

分量はお好みにもよりますが、レモン水を作る手順がたったこれだけです!薄切りにしたレモンの皮を入れても良いですが、皮には苦味が含まれている可能性もあるので気を付けましょう。

レモン白湯もオススメ

レモンと白湯にすることで、体がポカポカ温まる飲み物になります。はちみつを入れるとマイルドな味わいで飲みやすくなりますよ。

まとめ

レモン水を飲むのは夜がいい?効果やデメリットは?」というテーマについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • レモン水を夜に飲むとリラックス効果・血流促進効果などが期待できる
  • 飲むのは日中でもOKだが、空腹時にはクエン酸が刺激になることもある
  • レモン水の効能は、肝臓機能の向上 / 癌予防 / 便秘解消など!

レモン水はレモンと水さえあれば作ることができるので、普段の水分補給用として冷蔵庫に入れておくと便利ですよ◎胃もたれした時にもさっぱりするので試してみてくださいね。

スポンサードリンク