「レモン水を飲んでいたら下痢をした・腹痛になった」ということがあるようですが、なんの成分に体が反応したのでしょうか?レモン水を飲み続けることで期待できる効果についても着目しました。今回は、
- レモン水による下痢の原因
- レモン水の効能 / デメリットはある?
- レモン水を飲むタイミング
- 飲み続けるとどうなる?
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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レモン水は下痢の原因になる?
レモン水を飲んだ時の体への影響として、腹痛や下痢が起こることがあります!レモンによる腹痛や下痢には、どんな成分が関係しているのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
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レモン水による下痢の原因成分
レモンの果肉やレモン果汁を食べ過ぎた時、下痢や腹痛となる原因は「美容や健康に良い」と言われるあの成分です。
ビタミンC
レモンに含まれる栄養成分といえば?で思い浮かぶ「ビタミンC」。ビタミンCには抗酸化作用があり、美肌効果や美白効果、免疫力を上げて風邪を予防する効果など様々な効果が期待できる栄養素です。
しかし、 ビタミンCを過剰摂取すると嬉しい効果だけでなく、腹痛や下痢といった消化器系のトラブルが生じる ことがあります。これには、ビタミンCが肝臓機能をアップさせる働きが関係しています。
ビタミンCには肝臓を元気に活発にさせる働きがありますが、沢山摂ることで元気になりすぎた肝臓は「疲労状態」に陥ります。 肝臓が疲労すると消化器系に影響が出るため、下痢や腹痛などの症状を発症する のです。これが、レモンの食べ過ぎで腹痛・下痢になる根本の原因です。
レモン水の効果
便秘
レモンに含まれる食物繊維のペクチンには、 便秘を解消して腸内環境を良くする働き があります。また、酸味成分であるクエン酸にも腸を刺激して排便を促す働きがあり、朝起きて一杯のレモン水を飲むことで便秘を解消する効果があります。
高血圧抑制
レモンに含まれるカリウムには、 高血圧を抑制して血圧を正常に保つ働き があります。普段高血圧気味な方は、レモン水を日常的に飲むことで改善することが期待できます。
肝臓機能向上
レモンに多く含まれる「エリオシトリン」という成分には、 肝硬変の原因となる肝脂肪を抑制する効果があることがわかっており、レモンを適量食べることで肝臓機能をアップさせる ことができます。
デトックス効果
レモンに含まれるカリウムには、体内の塩分量を調整して余分な分を排出する働きがあるため、 むくみ予防・改善に効果 があります。血流を良くする働きもあり、デトックス効果が期待できます。レモン水はよくデトックスウォーターと言われていますよね。
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レモン水にデメリットはある?
レモン水は健康や美容に効果的な飲み物ですが、デメリットもあります。
歯のエナメル質を溶かす
レモンの成分は歯のエナメル質を溶かす働きがあり、レモンに含まれる酸がエナメル質を溶かすため、レモン水を飲み続けていると歯が溶ける「酸蝕(さんしょく)症」になることがあります。本当にレモンで歯が溶けるの?なんて疑いたくなってしまいますが、最近レモンやスポーツドリンクによる酸蝕症が増えているそうです。
酸によって溶けた歯は「酸蝕歯(さんしょくし)」と呼ばれ、治療としてはフッ素などの成分が含まれた歯磨き粉を使った歯磨きがメインとなります。歯の溶け具合が激しい場合は、詰め物など虫歯治療と同様の治療が行われます。
レモンに付いた農薬
レモンは海外産の輸入品がほとんどですが、 輸入レモンには防腐剤などの農薬が使用されている ことが多いため、皮も一緒に食べることで農薬まで食べてしまうことになります。農薬は洗っても完全に落ちることがないので、心配な場合は国産の無農薬レモンを使って作ることをオススメします。
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レモン水は寝る前がいい?
「レモン水は寝る前に飲むと良い」と言われることがあるようですが、確かに寝る前に飲むことで 安眠効果 をもたらします。レモンに含まれるリモネンには 疲労を回復し、リラックスさせる働き があります。
また、デトックスウォーターと言われるだけに溜まった老廃物を排出する働きや、血行を良くする働きもあるため、翌朝起きた時のむくみを解消する効果もあります。
詳しくはこの記事をチェック!
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レモン水を飲み続けるとどうなる?
レモン水を定期的に飲み続けると、記事の前半でご紹介した効果を期待することができます。改めて効能について確認してみましょう。
- 食物繊維ペクチンによる便秘解消
- カリウムによる高血圧抑制 / むくみ予防や改善
- エリオシトリンによる肝臓機能向上
- 癌予防
癌予防に関しては、レモンの皮に含まれる「リモネン」と「サルベストロールQ40」という成分の働きによるもので、この2つには 癌細胞の生成を抑制する働きがある ことがわかっています。サルベストロールQ40は癌治療や癌予防の薬にも使用されている有効成分です。
ポッカレモンもOK!レモン水の作り方
デトックスウォーターとも呼ばれるレモン水は、お水とレモンさえあれば作れるので非常に簡単です◎作り方をご紹介します。
- レモン一個分の果汁を絞る
- 水500ccに絞ったレモン汁を入れる
分量はお好みにもよりますが、レモン水を作る手順がたったこれだけです!薄切りにしたレモンの皮を入れても良いですが、皮には苦味が含まれている可能性もあるので気を付けましょう。
ちなみに、レモン果汁100%でできているポッカレモンで代用して作ることもできます。レモン一個分の果汁は40〜50ccなので、その量のポッカレモンを代わりに使用してください。
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レモン白湯もオススメ
レモンと白湯にすることで、体がポカポカ温まる飲み物になります。お好みではちみつを入れるとマイルドな味わいで飲みやすくなりますよ。
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まとめ
「レモン水と下痢の関係・効果効能」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- レモンに含まれるビタミンCを過剰摂取すると消化不良を起こし下痢や腹痛となることがある
- レモンの栄養成分には、癌予防・肝臓機能向上・便秘解消・むくみ解消などの効果がある
レモン水は飲むとお口もお腹もさっぱりするので、冷蔵庫にストックしておくと便利ですよ。水分不足になりがちな夏の時期にもグビグビ飲みやすいので、是非試してみてくださいね。
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