レモンが苦い原因成分は何?苦味を消す方法・苦味のないレモンの選び方

レモンが苦いと感じたことはありませんか?本来酸味が強い果物ですが、個体によっては苦味の方が強いことがあるようです。原因成分は何なのでしょうか?今回は、

  • レモンの苦味成分とは?
  • 苦くないレモンの選び方
  • レモンの苦味の消し方 / 食べ方

これらのテーマについて紹介いたします。

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レモンが苦い!

レモンは酸味が強くて酸っぱい果物ですが、「苦い」と感じることがあります。甘いはずのはちみつ漬けにしたのに苦味を感じることもあるようですが、苦味の原因は一体なんなのでしょうか?

苦味成分

レモンで感じる苦味成分は「リモノイド」というもので、レモンを始めとする柑橘類に含まれています。リモノイドは果肉や果汁よりも皮や種に含まれているため、皮ごと食べた時に苦味を感じやすいです。

苦味を持つリモノイドですが、 抗がん作用や悪玉コレステロール値を下げる働きのある有効成分 です。食べても危険性や害のあるものではないので安心しましょう。

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苦くないレモンの選び方

苦味の原因リモノイドは癌予防など生活習慣病に効果がある成分ですが、できれば苦くないレモンを食べたいものですよね。そこで、苦味の少ないレモンの選び方と食べ方についてご紹介したいと思います。

完熟レモンを選ぶ

リモノイドはレモンの熟し具合によって含有量が変わってきます。未熟なほど多く、熟すにつれて減少していく性質があるため、「苦味のないレモン=完熟したレモン」となっています。

完熟レモンの見分け方としては、皮が濃い黄色に色づいているものです。淡い黄色や黄緑色のレモンには苦味が多く含まれているので避けましょう。

種を取り除く

リモノイドは皮や種に多く存在するため、レモン果汁を絞った時に種を抜き取ることで苦味を軽減することができます。

加熱時間は短く

リモノイドの性質として、加熱すると苦味が増えることがわかっています。そのため、料理やジャム作りなどでそうしても加熱する際は加熱時間をできるだけ短くするよう工夫しましょう。

レモンの苦味の消し方は?

レモンの苦味の消し方ですが、はやり 皮や種を食べないこと です。苦味成分のリモノイドは、加熱や冷凍などによって減少するものではありません。むしろ、加熱することで苦味を増してしまう性質があります。

苦いレモンから苦味を消すには、その成分を多く含んでいる部位を取り除くことが一番の方法です。

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苦いレモンの食べ方・レシピ

苦いレモンに当たってしまった時のアレンジレシピについてご紹介したいと思います。どれも砂糖を加えて作るレモン料理ですが、皮や種に苦味成分が含まれているので、完全に苦味をなくしたい場合は果肉と果汁だけを使うと良いですよ。

はちみつ漬け

レモンのはちみつ漬けは優しい味わいで、そのまま食べてもお湯をそそいで飲んでも美味しいレモンドリンクです。寝る前に飲めば香りと味のリラックス効果で眠りにつきやすくなります。

砂糖漬け

砂糖漬けは薄切りスライスにしたレモンを砂糖に漬け込んだもので、長期保存することができます。そのまま食べたりヨーグルトにのせたり、お菓子作りに使っても美味しいです。

レモンジャム

レモンジャムはほどよい甘さでさっぱりとした大人のジャムです。砂糖を入れる量を調整して自分好みの甘さに仕上げてください。ジャム作りではレモン汁を入れることでトロミを出しますが、レモンベースのジャムなのでレモンと砂糖の2つの材料で簡単に作れるのも魅力です。

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まとめ

レモンが苦い原因と対処法」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • レモンの苦味成分はリモノイドで、抗がん作用・悪玉コレステロール値を下げる作用がある
  • レモンの苦味は特に皮や種に含まれている
  • 完熟するにつれ苦味成分は減っていく

レモンの苦味は食べると嫌な感じがしますが、実は癌予防など生活習慣病に効果的な有効成分でした。気にならない方はそのまま食べてOKですが、苦味が苦手な場合は完熟レモンを選んでできるだけ苦いレモンに当たらないようにしてみてくださいね。

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