レモン果汁一個分は何cc?何グラム?大さじ何杯?ポッカレモンの量は?

料理やお菓子のレシピに「レモン一個分の果汁」と記載されていることがありますが、具体的に何ccなの?と不便に思うことはありませんか?レモン一個分から、どのくらいの量の果汁がとれるのでしょうか?今回は、

  • レモン果汁一個分の量ってどのくらい?
  • レモン果汁の栄養&効能
  • 上手くレモン果汁を絞るコツ

これらのテーマについて紹介いたします。

スポンサードリンク

レモン果汁一個分の量は?

料理やお菓子のレシピで「レモン果汁一個分」と記載のあるものがありますが、レモン一個分から搾り取れるレモン果汁は、どのくらいの量なのでしょう?

生レモンではなくポッカレモンなどで代用する場合もあるので、できれば「cc」や「大さじ」でどのくらいなのか知りたいものですよね。

レモン果汁一個分は何cc?何グラム?

レモン一個分から搾り取れるレモン果汁の量は、40〜50ccとなっています。cc=gなので、計量器で測るときは40〜50gとなります。レモン半分では20〜25ccとなります。

大さじ何杯?

レモン一個分の果汁量を「大さじ」で表すと、大さじ1杯=15ccなので「50(レモン一個分)÷15(大さじ1杯)=約大さじ3杯」となります。レモンのサイズによって取れる果汁量は異なりますが、レモン一個分はだいたい大さじ3杯です。

ポッカレモン量だと?

レモン果汁の代わりにポッカレモンなどの既製品を使う方も多いですが、ポッカレモンはレモン果汁100%なので生レモン1個分=40〜50ccとなります。ちなみに、ポッカレモンは体に悪いと言われることもありましが、 ポッカレモンには添加物が使用されていないので安全 ですよ◎

使い道

非常に優秀な栄養素を豊富に含むレモン果汁ですが、具体的にはどのような料理に使えば良いのかいまいちイメージが付きづらいですよね。

そこで今回はレモン果汁を使う上でおすすめの使い方について下記記事で詳しく紹介しています。あわせてチェックしてみましょう。

スポンサードリンク

レモン果汁の栄養と効能

レモン果汁に含まれる栄養成分とそれによる効能について見ていきましょう。レモンは体に効き目のある果物のイメージがあるかと思いますが、健康や美容に嬉しい効果が沢山あるので必見ですよ。

栄養成分

レモンの代表的な栄養成分といえばビタミンCです。ビタミンCには強い抗酸化作用があり、美肌や美白効果が期待できます。また、酸っぱさの元であるクエン酸・食物繊維のペクチン・葉酸・カリウムも含まれています。

  • ペクチン(水溶性&不溶性):ペクチンは、植物の細胞壁に含まれている多糖類で、砂糖やさんを加えることでゼリーの様なとろみに変化します。水溶性と不溶性の2種類に分類することができ、主な働きは便秘・下痢の解消、コレステロール値、血糖値を下げる栄養素です。
  • ビタミンC:ビタミンCは、抗酸化効果が高く活性酸素を除去し、過酸化脂質の生成を押さえや動脈硬化含む血管疾患、免疫力を上げるため風邪の予防効果があります。コラーゲンの生成やメラニン生成を抑えるため美肌効果が高いのも大きな特徴です。また、脳を落ち着かせる働きの脳内物質の生成や、ホルモン合成にも関わっています。
  • 葉酸:葉酸は、細胞分裂の核酸合成に不可欠であり、胎児の発育や妊婦において重要なビタミンです。胎児の場合は、脊椎の正常な分化を促進し先天性の奇形リスクを減らします。赤血球の分化に特に関わっており、貧血予防に効果があります。アミノ酸代謝にも関わるビタミンです。
  • カリウム:カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります。
  • クエン酸:クエン酸は人間のエネルギー代謝でクエン酸が作られる過程があります。そのため、エネルギーを作り出す材料になり、疲労解消効果があります。血流を改善させ、冷え性の解消効果や体の不調の原因になる体のHpを戻す働きも持っている栄養素です。

効果効能

レモンに多く含まれる「エリオシトリン」という成分には、 肝硬変の原因となる肝脂肪を抑制する効果があることがわかっており、レモンを適量食べることで肝臓機能をアップさせる ことができます。

それ以外のレモンにより期待できる効能には、ビタミンCとクエン酸による疲労物質の除去効果や、免疫力アップ冷え性改善効果などがあります。

  • 疲労回復
  • 免疫力アップ
  • 抗ストレス効果
  • 高血圧予防・改善

スポンサードリンク

レモン果汁を上手く絞るコツ

レモン果汁は料理やお菓子作りで何かと必要な材料ですが、生レモンから果汁を絞ろうとしてもなかなか量が確保できない!なんてことはありませんか?レモンから果汁を絞るのには、ちょっとしたコツが必要です。レモンを絞る際のコツを見てみましょう。

ゴロゴロ転がす

平らな場所に丸ごとレモンを置き、ゴロゴロと転がすとレモンの組織が柔らかくなるため果汁が絞りやすくなります。皮が破けない程度に圧迫してレモンを柔らかくしましょう。

電子レンジで加熱する

レモンを電子レンジで加熱すると中の細胞が壊れるため、果汁が出やすくなります。加熱時間の目安は600Wで30秒です。丸ごとレンジにかけてOKですが、加熱時間が長いとレモンが爆発する可能性があるので気をつけましょう。

レモン果汁の保存方法と賞味期限

レモン果汁は実は結構「傷みやすい食材」で、放置しているとあっというまにカビが生えてしまうんです。

生絞りレモンの賞味期限は「冷蔵庫で1〜2日」となっています。絞る際に手がレモンに触れているため、細菌やカビの胞子がレモン果汁に付いている可能性があります。

レモンは殺菌効果がありますが、冷蔵庫に入れていてもカビが生えてしまうということをわすれてはいけません。

白い沈殿物には注意!

レモン果汁は「ポッカレモン」など便利な容器入りのものがありますが、底を除くと白くてふわふわしたものが沈殿していることがあります。レモンの成分では?と思ってそのまま食べてしまうそうになりますが、それは実はカビなのです!

白いもやもやとしたカビが生えたレモン果汁を食べてしまうと、激しい腹痛や下痢・嘔吐など消化器系に影響が出る可能性があります。殺菌効果のあるレモンだからと言ってあなどれないのです…!

スポンサードリンク

まとめ

レモン一個分の果汁」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • レモン一個分からとれる果汁量は、40〜50cc
  • レモン果汁を効率よく絞る方法は①ごろごろ転がす ②レンジで30秒加熱する

レモン果汁には肝臓機能のアップや美肌効果・風邪予防など様々な効果が期待できます。通年出回っている果物なので、是非飲み物や料理にレモン果汁を取り入れてみてくださいね。

スポンサードリンク