巨峰の食べ過ぎは太る?1粒のカロリー・糖質量|毎日は体に悪い?

巨峰は見た目もとても美しく、ジューシーで甘くて美味しいのでついつい1粒また1粒とどんどん食べてしまいますよね。

巨峰を食べ過ぎてしまうと太ってしまうのでしょうか?巨峰はカロリーは高いのでしょうか?また巨峰を毎日食べるのは体に悪いのでしょうか?

巨峰の栄養なども詳しく説明いたします。是非ご覧ください。

今回は

  • 巨峰は毎日食べると太る?
  • 巨峰に含まれる栄養と効果
  • 巨峰の食べ過ぎは体に悪い?

これらのテーマでご紹介いたします。

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巨峰は毎日食べると太る?

1粒のカロリー・糖質量

巨峰1粒あたりのカロリーと糖質量をみていきましょう。巨峰1粒あたりのカロリーと糖質量は以下のとおりです。

カロリー8kcal

糖質2.0g

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巨峰に含まれる栄養と効果

栄養

栄養成分

巨峰に含まれる栄養成分は以下のとおりです。

  • カリウム
  • ビタミン
  • ミネラル
  • ポリフェノール
  • ブドウ糖
  • 有機酸
  • 食物繊維
  • アントシアニン
  • カテキン

効果・効能

巨峰に含まれる栄養成分の効果・効能は以下のとおりです。

 アントシアニン :巨峰の皮の紫色は、アントシアニンというポリフェノールです。効力・効能は、

  1. 眼精疲労や視力を改善する効果が期待できる
  2. 活性酸素を取り除いて老化や免疫力の低下を防ぐ効果が期待できる
  3. コラーゲンの合成を促進する効果があり美肌にも良い
 カテキン :カテキンもポリフェノールの一種です。カテキンは緑茶にも含まれていて、少し渋みがあります。巨峰の実の皮が渋いのもカテキンが関係しています。効果・効能は、

  1. 脂肪燃焼効果が期待できる
  2. コレステロールを吸収抑制する効果があるといわれている
  3. 血圧を下げる効果・抗がん効果などが期待できる
 タンニン :タンニンもポリフェノールの一種です。タンニンもカテキン同様渋みがあります。効果・効能は、

  1. 生活習慣病の予防効果が期待できる
  2. 肌の引き締めや美白など美容効果が期待できる
  3. 下痢の改善効果がある
 レスベラトロール :レスベラトロールも巨峰の皮に含まれるポリフェノールの一種です。効果・効能は、

  1. 細胞の酸化を防ぎ肌の弾力を改善する効果があるといわれている
  2. 生活習慣病の予防に効果があるといわれている
  3. 認知症の予防効果への期待もいわれている
 食物繊維 :食物繊維は体に必要な栄養素です。効果・効能は、

  1. 糖質や脂質の吸収を遅らせ肥満予防になる
  2. 肥満予防になることで生活習慣病の予防にもなるといわれている
  3. 腸の動きが活発になり便秘になりづらくなる
  4. コレステロール値を低下させる効果が期待できる
  5. 高血圧を予防する効果が期待できる

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巨峰の食べ過ぎは体に悪い?

下痢・腹痛

巨峰をたくさん食べると、下痢や腹痛が起こってしまう場合があります。巨峰は多くの糖分が含まれています。糖分が体の中に大量に入ると、体の浸透圧を上昇させます。

体の浸透圧のバランスが崩れてしまうと、脱水の症状が現れたり、むくみの原因にもなってしまいます。

なので、 浸透圧の上昇を防ごうと、腸の中の壁から水分を引き出して水分バランスを調整します。  しかし、腸の中に水がたくさんたまった状態になってしまい、下痢の症状が起こりやすくなるのです。

また、お腹の中に糖が溜まった状態が続くと、発酵が始まり、ガスが大量に発生してしまうため、消化不良を起こして腸内環境が悪くなります。

その結果、下痢と腹痛の症状が出ることがあります。

糖尿病

果物の糖分による血糖値の上昇率は、基本的に低いです。果物は糖尿病には悪いと考えてしまいがちですが、そうではないのなのですね。

果物に含まれる果糖は、ブドウ糖と同じ、「単糖類」と呼ばれるものです。

ブドウ糖は、体内に入るとすぐにエネルギーとして利用され、血糖値の上昇に関与します。

しかし、果糖は、体内で10%ほどがブドウ糖に変化しますが、残りの90%はそのまま吸収されて肝臓で代謝されるのです。

同じ「単糖類」ではありますが、 ブドウ糖に比べ血糖値の上昇は非常に緩やか です。

しかし、巨峰は糖分が多いので、食べ過ぎると糖質摂取オーバーになり、糖尿病になってしまうリスクがあります。

注意
糖尿病患者の方が巨峰を食べるときは、食事のタイミングや食べる時間帯を気をつけることが大事です。

食べるタイミングは、朝や日中に摂取するのがいいでしょう。なぜなら、夜はインスリンの働きが鈍るため、中性脂肪になりやすくなるからです。

食前は、空腹の状態での摂取では血糖値が上がりにくいので、巨峰を食べるのは食事の前に食べるようにしましょう。

食後ですと、食べた後に果物を摂取すると血糖値の上昇を増強させてしまいます。

便秘

巨峰を食べ過ぎて便秘になることはあまりないかと思われます。

むしろ巨峰の食べ過ぎや食べるタイミングなどにより、下痢になってしまうということが多いようです。

1日の摂取量

栄養価の高いぶどうですが、食べすぎてしまうと体調を崩す可能性があります。そのため1日あたりの摂取量は守る必要があります。

ぶどうの摂取量の1日の目安は100g程度と言われています。これはぶどうのサイズによっても異なりますが、 巨峰の場合6~7粒 です。

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まとめ

この記事をまとめると

  • 巨峰は糖分が高いため、たくさん食べると太ってしまいますので、食べ過ぎには注意しましょう。
  • 巨峰に含まれる主な栄養成分と効果・効能は以下のとおりです。

    アントシアニン:眼精疲労や視力を改善する効果が期待できる、活性酸素を取り除いて老化や免疫力の低下を防ぐ効果が期待できる、コラーゲンの合成を促進する効果があり美肌にも良い

    カテキン:脂肪燃焼効果が期待できる、コレステロールを吸収抑制する効果があるといわれている、血圧を下げる効果・抗がん効果などが期待できる

  • 巨峰の食べ過ぎは下痢や腹痛を引き起こしたり、糖尿病になるリスクがあります。

美味しくてついついたくさん食べてしまう巨峰ですが、適量を守っていただきましょう。

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