キャベツの食べ過ぎは危険?体に悪い?下痢・代謝低下を引き起こす?

気軽にサラダなどで食べやすい野菜「キャベツ」。もちろん、体にいい野菜であることは間違いないのですが、実は食べ過ぎると体に悪影響があるとも言われています。今回の記事では、キャベツの食べ過ぎでどんな悪影響があるのか?を詳しく解説していきます。

先に記事内容を確認しておきましょう。

  • キャベツのカロリーと糖質はどれくらいなのか?
  • キャベツの食べ過ぎはどうして危険なのか?
  • キャベツを食べる適量とはどれくらいなのか?

こんな内容となっています。記事を最後まで読んで頂ければ、あなたもキャベツを上手に食べられるようになるはずです。早速内容を確認していきましょう。

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キャベツのカロリーと糖質量

まずはキャベツのカロリーや糖質量を調べてみたのでご紹介していきます。

キャベツのカロリー

キャベツ100gあたりに含まれるカロリーは、約21kcalです。白米のカロリーと比べると、かなり低いことが分かるので、ダイエットをする時には、かなり向いている食べ物だと言えるでしょう。

ちなみに、他の野菜と比べると若干カロリーは高いですが、それでもダイエットには向いている野菜です。

キャベツの糖質量

キャベツ100gあたりには、約3.5gの糖質が含まれています。こちらも100gあたりの糖質量としてはかなり少ない方になるので、ダイエット時に取り入れる野菜としては、かなり向いています。糖尿病の方が食べられる時も、あまり気にせずに食べやすい野菜の1つと挙げられています。

そのほかの優れた栄養素

キャベツには、カロリーや糖質の他に様々な栄養素が入っています。挙げてみると以下の通りです。

  • ビタミンC
  • ビタミンK
  • 葉酸
  • ビタミンU

特筆すべきは、「ビタミンU」という栄養素です。厳密に言うとビタミンUはビタミンではありません。ビタミンのような働きをしてくれる栄養素になります。キャベツで初めて見つかった栄養素と言う事で「キャベジン」とも呼ばれ、胃の粘膜を修復してくれるなどの効果を期待できる栄養素です。

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キャベツの食べ過ぎは危険?

ここまでは、キャベツの優れた効果について解説してきました。非常に体にいい成分が沢山含まれていることがお分かりいただけたでしょう。ここからは、キャベツを食べると出る「悪影響」について詳しく解説していきます。

下痢や便秘になる可能性も

キャベツを食べ過ぎると「下痢や便秘」になる可能性が高いです。キャベツには多くの「不溶性食物繊維」が含まれています。不溶性食物繊維は、胃腸で消化されずに体外に排出されます。適量を食べるのであれば、腸内のお掃除をしてくれるので、健康になれます。

しかし、大量に食べ過ぎてしまうと、逆に腸内にとどまってしまい、便秘になったり下痢になったりするのです。何事も「適量」が大切だということでしょう。

偏食は危険

前述した「不溶性食物繊維」は、もう一方の「水溶性食物繊維」と合わせて食べると効果的です。水溶性食物繊維は以下のような食材に含まれています。

  • 海藻類
  • こんにゃく
  • 里芋

もし、キャベツの効果を発揮したいのであれば、上記のような食材も一緒に摂取しましょう。不溶性食物繊維2に対して、水溶性食物繊維を1摂取すると、理想的だと言われています。

代謝が下がる可能性も

キャベツを食べ過ぎてしまうと、逆に代謝が下がってダイエットが失敗してしまうという可能性もあります。キャベツのようなカロリーが低い食材ばかりで過ごしていると、体が「飢餓状態である」と判断し、基礎代謝を下げてしまいます。

そうすると逆に脂肪が燃えにくい体になり、ダイエットに失敗してしまいます。炭水化物もたんぱく質も適度に摂り、バランスのいい食事を続けることが、ダイエットには最適でしょう。

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一日の適量は?

では、キャベツを食べる際の「適量」とはどれくらいなのでしょうか?

一日これくらい

キャベツを1日に食べるべき量は230g程度です。厚生労働省の指針によると、1日に350gの野菜を食べるのがいいとされていて、そのうちキャベツのような淡色野菜は230g程度が最も適量だと言われているのです。

なので、キャベツの他に淡色野菜を食べる予定がないのであれば、230g程度が適量とされています。ちなみに、230gというとキャベツの1/4玉程度になります。さらに合わせて120gの緑黄色野菜を毎日食べることが出来れば、かなりバランスのいい食べ方になります。

全体のバランスを見極めながら、キャベツの量を考えていきましょう。

おすすめの食べ方

キャベツを上手に食べたいのであれば「生で食べること」をおすすめします。確かに、茹でたり加熱したほうが食べやすいですが、知らず知らずのうちに量を食べ過ぎてしまいます。そうならないように、キャベツは生で食べましょう。

さらには、朝食べることで血糖値の急上昇を抑える効果が期待できるので、よりダイエットに効果を発揮します。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回はキャベツの食べ過ぎによる、悪影響について詳しく解説してきました。最後に記事内容を振りかえってみましょう。

この記事をまとめると

  • キャベツは非常にカロリーの少ない野菜
  • キャベツには様々な良い栄養素が含まれている
  • キャベツは1日230g程度が限度量

こんな内容でした。あなたもキャベツを食べる機会があれば、こんなことに気を付けて食べてみましょう。

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