キャベツは食中毒を引き起こす可能性がある?生で食べると危険?

刻んでドレッシングをかけるだけで簡単に食べやすい野菜「キャベツ」。キャベツを食べて食中毒になる事もあるのでしょうか?また、キャベツはどうやって保存すれば長持ちするのでしょうか?今回は、キャベツと食中毒の関係について、以下のようなことをまとめていきます。

  • キャベツを食べて食中毒になることもある?
  • キャベツは腐るとどうなるのか?
  • キャベツを上手に保存する方法とは?

こんな感じの内容になっています。記事を最後まで読んで頂き、キャベツを上手に食べる方法を理解してしまいましょう!

スポンサードリンク

キャベツで食中毒になる?

まず、キャベツを食べて食中毒になることもあるのか?その辺りを詳しく解説していきます。

基本的には大丈夫

キャベツを食べて食中毒になることは、殆どありません。というのも、キャベツ自体には食中毒の原因になる様な原因菌が繁殖しないためです。確かに、過去にはキャベツを食べて食中毒になった事例もありますが、殆どの場合あり得ないことなので、安心して食べましょう。

稀に食中毒菌が含まれることも

とはいえ、100%どのキャベツも安心なのか?というと、そうではありません。キャベツに「外部の食中毒菌が付着し、それが繁殖した場合」は食中毒になってしまいます。例えば、栽培中の土の中に含まれている雑菌が、キャベツに大量繁殖した場合です。

この場合は、菌が体内に入って体内でさらに増殖をし、食中毒の症状として現れます。非常に稀なケースですが、こういった可能性もあります。

洗浄と加熱殺菌すれば問題なし

キャベツで食中毒にあいたくないのであれば、「きちんと洗う」か「加熱して食べる」かのどちらかをすれば問題ありません。まず、キャベツ自体に菌は繁殖しないので、外部の雑菌を洗い流せば大丈夫です。さらに不安なのであれば、加熱すれば殆どの食中毒菌は死滅させられます。

なので、洗浄と加熱で対処しましょう。

スポンサードリンク

腐ったキャベツを食べると危険?

もう一点、キャベツを食べて体に悪影響が出る可能性をご紹介します。それは「腐ったキャベツを食べた場合」です。キャベツが腐ってしまうとどんな状態になるのでしょうか?

キャベツが腐るとどうなるの?

キャベツが腐ってしまうと、こういった感じの状態になります。

  • 黒くなる
  • 芯が黒くなる
  • ぬめりがでる
  • 汁が溢れる
  • 柔らかくなる
  • 酸っぱいにおいがする

こんな状態のキャベツは高確率で腐っているので、食べない方がいいでしょう。酸っぱいにおいがするのは腐っているサインですが、硫黄臭などの臭いが出ている物も、腐っていますので食べない方がいいです。

食べると危険?

腐ったキャベツを食べることは、あまりおすすめしません。確かに肉や魚に比べると、危険性は少ないですが、食べると高確率で以下のような症状が現れるでしょう。

  • 嘔吐
  • 下痢
  • 腹痛

食中毒とほぼ一緒の症状が出るので、腐ったキャベツは食べないようにしましょう。もし腐ったキャベツを誤って食べて、上記の症状が現れた場合には、すぐにでも病院に行かれることをおすすめします。もし病院にすぐに行けない状態であれば、応急処置として以下のような対策をとりましょう。

  • 水分補給をする
  • 吐きやすい体制で横になる
  • おかゆなどで栄養補給をする

とにかく安静にして休むことで、症状は段々と治まってくるはずです。また、下痢になっている場合は薬などで止めない方がいいです。体内の病原菌を下痢にして排泄したほうが早く健康になれます。

免疫力が下がっている人は注意

腐ったキャベツに関しては、お子様やお年寄りなど「免疫力が弱い人」は特に要注意です。健康な大人が食べても大丈夫でも、免疫力の弱い人が食べると食中毒のような症状を起こし易いです。

さらに、風邪などの病気のため免疫力が下がっている人も注意が必要で、食中毒症状を引き起こしやすいはずです。

スポンサードリンク

キャベツの適切な保存方法

腐った状態にならない為にも、キャベツは適切な方法で保存したいものです。では、どんな方法をとれば、キャベツを上手に保存できるのでしょうか?期間なども含め、解説していきます。

保存期間目安

キャベツは基本的に冷蔵保存します。冷蔵庫での保存期間の目安としては、「1週間程度」だと思っておきましょう。特にカットしたキャベツは劣化が早いので1週間で傷みが始まります。カットしていない玉のままのキャベツであれば、上手に保存すれば、1カ月は日持ちさせることが出来るでしょう。

保存方法

キャベツの保存方法としては、前述した通り「玉のまま保存する方法」が最も長持ちです。芯の部分をくりぬいて、そこに湿らせたキッチンペーパーを差し込み、冷蔵します。これだけで3週間から1か月程度は日持ちします。

完全にカットした場合は、冷凍して保存することで、長持ちさせられるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回はキャベツを食べると食中毒になるのか?ということを詳しく解説してきました。最後にざっくりと記事内容を振り返っていきましょう。

この記事をまとめると

  • キャベツを食べて食中毒になることはあまりない
  • 腐ったキャベツを食べると、食中毒のような症状が出る
  • キャベツは玉のまま保存するのが最も長持ち

こんな内容となっていました。あなたもキャベツを買った際は、保存方法に気を付けて、美味しくたべきってしまいましょう。

スポンサードリンク