腐ったさつまいもを食べたけど大丈夫?食中毒になる?嘔吐時の対処法

皆さんはサツマイモはお好きですか?さつまいもといえばそのまま焼き芋として食べたり、スイートポテトなどのスイーツに使ったり、大学芋などの料理に使用したりなど様々な使い方ができるとても便利な食品ですよね。

そんなさつまいもですが、意外と家におきっぱなしになって腐ってしまうケースも少なくないようです。腐ってしまったサツマイモを食べてしまうと食中毒の症状を引き起こしてしまう可能性もあるので危険です。

今回の記事では腐ってしまったさつまいもを食べた時に生じる症状、対処法、サツマイモの保存期間や保存方法について解説していきたいと思います。 

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腐ったさつまいもの特徴は?

腐ってしまったさつまいもには、このような状態が現れます。

  • 黒く変色している
  • ぶよぶよして柔らかくなっている
  • 苦い味がする
  • カビが生えている

さつまいもは傷み始めると茶色や黒く変色していきます。そして生の状態では固い表面が徐々にぶよぶよと柔らかくなります。また、水気が出てびちゃびちゃになり、酷い場合には黒や白のカビが生えることも。外側は一見大丈夫でも、切ってみたら中が腐っていた!なんてこともありますので注意しましょう。

食べてみて苦い味がしていたらアウトです。残念ですが腐ったさつまいもは食べられませんので、廃棄するようにしましょう。

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たべたら必ず体に悪いことが起きる?

腐ってしまったものを食べると食中毒によって身体に何かしらの悪い影響が出てしまうと思っている方も多いと思います。しかし腐ってしまった食べ物を少しだけ食べた程度であれば症状が出ないことがほとんどです。

食中毒を引き起こす細菌は量が少ないと、胃酸で殺菌されるので食中毒の症状が出ない場合があります。食べ物を腐っているなと感じた時に食べるのをやめれば、そこまで大量に食べることはないと思いますので、あまり心配し過ぎなくても良いかもしれません。

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食中毒症状が出たときの対処法

腐ってしまったものを食べた時に生じる食中毒の症状は一般的に「嘔吐、下痢、腹痛、発熱」です。その中でも嘔吐や下痢を繰り返すイメージが強いですね。

腐る原因となった細菌を体の外に出すための反応ですので、このような状態になったら体内に入った菌が外に出てくれるのを待つしかありません。その状態の時におこなう方がいい応急処置について解説していきます。

水分補給

下痢や嘔吐、発熱などによって体内から水分がかなり失われてしまいます。吐き気や嘔吐の症状がひどい時は水分補給をするのも苦痛になってしまう可能性がありますが、落ち着いているタイミングでこまめに水分補給をすることを意識してください。

この時に水分補給を行わないと脱水症状になってしまい、体中の臓器に症状が出てしまう可能性があるので注意しましょう。

吐きやすい体勢になる

吐き気が強い場合は我慢せずに入ってしまったほうが楽になるケースが多いです。横になる時は仰向けになるよりも横向きにしたほうが、吐いたものが喉に詰まらないようになりますのでおすすめです。あらかじめ吐いても良いように、エチケット袋などを用意してあげるのも良いでしょう。

落ち着いたら栄養をとる

食中毒によって身体に症状が出ている時は免疫力や体力が落ちています。そのため症状が長引かないように、食中毒症状が治まってきたら少しずつ栄養を摂るようにしてください。

この時はおかゆやうどんなどの消化に良いもので栄養補給をするようにします。バナナやリンゴなどのフルーツも栄養価が高く食べやすいのでおすすめです。

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そもそもさつまいもの保存期間はどのくらい?

<さつまいもの保存期間>

  • 常温保存…約1ヶ月
  • 冷蔵保存…約2ヶ月
  • 冷凍保存…約1ヶ月

さつまいもと言うとかなり長く日持ちするイメージがあるかもしれませんが、意外と1ヶ月程度しか保存することができない食品なのです。しかも正しく保存しておかないと早く傷んでしまうこともありますので、さつまいもを保存するときはこれから紹介する方法で保存するようにしましょう。

常温保存

常温での保存は新聞紙に1本ずつ包んでから冷暗所で保存します。新聞紙の代わりに段ボールに入れて保存することもできます。さつまいもは水分に触れたところから傷んでいくので、水気のない所で保管することが大切です。

常温で20度を超えると発芽が始まってしまうので、室温が20度を超えるときは冷蔵庫の野菜室に保存するようにしましょう。保存期間は1カ月です。

冷蔵保存

暑い夏は気温によっては発芽が始まってしまうので、冷蔵保存がおすすめです。新聞紙に1本ずつ包んでポリ袋に入れ、軽く口を閉じてから野菜室で保存します。保存期間は約2カ月です。

冷凍保存

さつまいもは加熱してから冷凍することで約1ヶ月日持ちさせることができます。それ以外にも、マッシュポテトや干し芋にしてから冷凍する方法もあり、そちらも保存期限は1ヶ月となっています。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • さつまいもが腐ると黒く変色したりぶよぶよになったりする
  • 腐ってしまったさつまいもは食べてもほとんどの場合体に影響は出ない
  • たくさん食べてしまうと食中毒の症状が出る可能性がある
  • 食中毒の症状が出たら水分補給や栄養補給などをしっかり行うこと
  • さつまいもの保存期間は一か月程度 

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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