スーパーやコンビニ、パン屋さんで購入できるパン。購入したては非常に美味しいですが、段々と劣化が進んでいって腐ってしまう事もあります。そんな腐ってしまったパンを食べた場合、どんな状態になるのでしょうか?今回は、腐ったパンについて、以下のような事を解説していきます。
- 腐ったパンを見分ける方法とは?
- パンの保存期間ってどれくらい?
- 腐ったパンを食べるとどうなるのか?
こんな内容になっています。記事をしっかりと読み込んで頂き、パンを上手に保存できるようにしていきましょう。
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目次
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腐ったパンの見分け方・特徴
まずは、腐ったパンの見分け方を解説しておきます。
食べられないパンの状態
パンが腐ってしまうと、以下のような状態になります。
- カビが生えている
- 酸っぱいにおいがする
- 切ると糸を引いている
こんな感じです。中でも「カビが生えている」のはかなり分かりやすいです。緑色に変色しているパンは、カビが生えて腐ってしまっているので、食べないようにしましょう。
パンが腐る原因
パンの内容は40%が水分です。そして、この水分の中に細菌が入ると繁殖してパンを腐らせてしまいます。つまりパンは腐りやすい食べ物だったのです。また、パンの中には細菌を増殖させるだけの十分な栄養素があります。なので、パンは腐ってしまうのです。
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パン日持ちの一覧
パンには様々な種類があります。それぞれどのように、日持ち期間は違うのでしょうか?
種類別のパンの日持ち
パンの種類別に日持ち期間をまとめてみました。
食パン、フランスパン、クロワッサンなど | 3日から1週間程度 |
パン屋さんにある総菜パン | 2日程度 |
生クリームを使ったパン | 当日中 |
こんな感じで、食事パンに近い食パンやハード系のパンは比較的長持ちしやすいでしょう。パン屋さんで売られている総菜パンは日持ち期間が短くなるので注意しましょう。
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腐ったパンを食べた場合
間違えて、腐ったパンを食べるとどんな状態になるのでしょうか?
腐ったパンを食べるとどうなる?
腐ったパンを食べてしまうと、以下のような症状が発症します。
- 嘔吐
- 下痢
- 腹痛
- 発熱
パンが腐ってしまった場合、ノロウイルスなどのウイルスが繁殖している可能性があります。ノロウイルスに感染すると、こんな症状が出るので注意しておきましょう。
カビ毒の症状
前述した通り、パンは腐ると「カビが生える」食べ物です。カビの菌自体は、体内に入ったからと言って、すぐに害を及ぼすものではありません。しかし、カビからは「カビ毒」という毒素が放出されています。このカビ毒のせいで「嘔吐下痢や「腹痛」の症状が出る事もあるでしょう。
カビが生えていた場合、その部分だけを取り除いても、毒素はパン全体に広がっているため、あまり意味はないはずです。
食中毒の発症期間・症状
パンを食べて食中毒になった場合、1から3日程度の潜伏期間を置いて、2日程度嘔吐下痢に悩まされます。長期間症状が出ることもあるので、体調管理には要注意しましょう。
体に異変を感じた場合は?
パンを食べて体に不調が出た場合は、一旦様子を見て家で安静にしておくのがいいでしょう。症状が悪化する場合は、病院を受診してみましょう。
子供・赤ちゃんの場合
腐ったパンを子供や赤ちゃんが食べると、けいれんを起こすなどの危険な症状になる場合があります。もし腐ったパンを子供に食べさせてしまった場合は、病院にすぐに行かれることをおすすめします。
加熱・除去すれば食べられる?
腐ったパンの「腐った部分だけを取り除けば」食べることは出来ると思われる方は多いです。しかし、腐ったパンの部位を加熱しても取り除いても、毒素自体はパン全体に回っているので、食べない方がいいでしょう。死滅させるのも難しいです。
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パンの正しい保存方法
パンを出来るだけ長期保損する場合、どんな保存方法がいいのでしょうか?
冷蔵保存はNG
パンは冷蔵庫では保存しないようにしましょう。パンは乾燥に弱い食べ物です、冷蔵庫内では乾燥が進みすぎてしまうので、劣化が早まります。パンの成分も固くなってしまうので、美味しくなくなってしまうでしょう。
常温の保存方法
パンはすぐに食べられるのであれば、常温保存がベストです。しっかりとラップでくるむなどして、常温保存をしましょう。前述した通り生クリームを使っているパンは当日中に。焼きそばパンなどの総菜パンは翌日までに食べきるようにしましょう常温だとパンも固くならずに美味しく食べられます。
冷凍する場合
パンは1個ずつ丁寧にラッピングして冷凍庫に入れることも出来ます。食パンなどの食事パンは、しっかり密閉して冷凍庫で保存することで、1か月程度は日持ちさせられます。なので、食事パンを長期に保存したい場合は、冷凍保存にしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は腐ったパンを食べたけれど大丈夫なのか?ということを詳しく解説してきました。最後に記事内容をざっくりと振り返っておきましょう。
この記事をまとめると
- パンは種類によって1日から1週間の保存が可能
- パンは腐るとカビが生えるなどの見た目の変化がある
- 腐ったパンを食べると嘔吐下痢などの症状が出る
こんな内容になっていました。もし、パンを腐らせてしまった場合はすぐに処分して、新しいパンを買われることをおすすめします。
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