干し柿の黒い点･白い粉はカビ?食べられる?食べたら食中毒に?

干し柿は渋柿を美味しく食べる定番の方法ですが、よく見ると黒い点のようなものがあることが多いです。果肉にぽつぽつ見える黒い斑点は、食べても大丈夫なのでしょうか？今回は、

こちらのテーマについてご紹介いたします。

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干し柿の黒い点は食べられる？

干し柿や普通の柿に見られる『黒い斑点』は、柿に含まれるタンニンという成分によるものです。タンニンには鉄分の吸収率をあげたり、抗菌性･抗がん性･抗酸化性などがあり、体に良いものなので食べても全く問題ありません◎

タンニンは柿だけでなく、ワインや茶葉といった食品にも含まれています。

タンニンによる黒い点はカビのように見えるので、”食べても大丈夫？毒性はない？”と疑問に思われることもありますが、体に害のあるものではないので安心しましょう。

白い粉はカビ？

干し柿には、黒い点(タンニン)以外にも表面に白い粉がついていることがあります。こちらも白カビと思われやすいものですが、実は食べられる成分が原因であることが多いです。

カビではない白い粉は「ブドウ糖の結晶」で、柿の水分と一緒に出てきたブドウ糖が固まったことによりできたものです。

カビではないので食べることができますが、カビとの見分け方が難しいのでよくジャッジしてください。では、干し柿は腐るとどうなるのでしょうか？

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干し柿は腐るとどうなる？

干し柿は腐るとどうなるのでしょうか？生の柿よりも乾燥しているので保存は効きますが、傷みやすいのが干し柿です。腐った干し柿の特徴を確認してみましょう。

干し柿は腐るとカビが生えやすく、表面に白カビや緑色のカビが生えてしまいます。暖かい場所で保存すると特に傷みやすく、柿がどろどろ溶けたり黒く変色することもあるので注意しましょう。

干し柿の日持ちはどのくらい？

干し柿の日持ち日数の目安は、冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。

干し柿は完成したら冷蔵保存するのが基本です。冷蔵庫に入れておけば1ヶ月ほど日持ちし、更に長期保存したい場合は冷凍保存で半年〜1年持ちします。常温だとカビが生えたりするので、必ず冷蔵庫か冷凍庫で保存しましょう。

柿そのものの日持ちはどれくらい？

干し柿ではなく、生の柿はどれくらい日持ちするのでしょうか？

完熟度合いにもよりますが、常温では1週間、冷蔵では2週間が賞味期限の目安です。常温保存は追熟させることができるので、まだ固い柿を保存する時にオススメです。冷凍すれば1ヶ月日持ちします。

柿はジャムや柿なますなど、アレンジ方法は色々あります。それぞれの日持ちや保存方法について下記記事で詳しく紹介していますので、あわせてチェックしてみましょう。

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干し柿の保存方法

干し柿の常温保存・冷蔵保存・冷凍保存それぞれの方法は下記になります。長持ちさせたい時は、最初から冷凍庫に入れるのがオススメです。

常温保存

干し柿は冷蔵保存がオススメです。完成後・購入後は冷蔵庫で保存してください。

冷蔵保存

干し柿は冷蔵保存で約1ヶ月日持ちします。保存する際に気をつけたいポイントは下記になります。

干し柿は乾燥させた果物ですが、冷蔵庫内は乾燥しているので 封がしっかり閉じていないとカチカチに硬くなってしまいます 。

また、柿を取り出す時に素手で色々な柿に触れてしまうと、手に付いた雑菌が付着し繁殖の原因となるので注意しましょう。

冷凍保存

干し柿は冷凍することで半年〜1年ほど日持ちします。冷凍保存の際も乾燥に注意しましょう。

干し柿を長期保存したい時は、冷凍保存がオススメです。冷凍庫内でも乾燥すると”冷凍焼け”を起こして柿が傷んでしまうので、できるだけ空気に触れないよう保存しましょう。

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まとめ

干し柿に見られる黒い点は食べても害のない成分です。保存方法が悪いとカビが生えてしまうこともありますが、白い粉に関しても食べられるものなので安心しましょう。

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