栗の味・匂いが酸っぱい!食べられる?腐るとどうなる?見分け方

甘栗などの剥き栗を食べようとしたら、酸っぱい味や匂いを感じることがあります。本来酸味のない栗が酸っぱい時は、食べても大丈夫なのでしょうか?今回は、

  • 酸っぱい栗は食べられる?
  • 腐るとどうなる?
  • 日持ちと保存方法

これらのテーマについてご紹介いたします。

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栗の味や匂いが酸っぱいのは食べられる?

結論からお答えすると、酸っぱい味や匂いをする栗は腐っている可能性が高いです。本来栗に酸味を持つ成分は含まれていないため、食べてみて酸っぱかったり匂いが酸っぱい場合は傷んでいることがほとんどです。

味や匂い以外にも、栗は腐るとこのような変化が現れます。

腐ると…
  • カビが生える
  • 糸を引く

甘栗などの焼き栗や蒸し栗は加熱済みなので腐りにくいですが、傷むとカビが生えることもあるので注意しましょう。

下痢・腹痛に注意!

万が一甘栗に生えたカビを食べてしまうと、下痢や腹痛などの食中毒症状を起こすことがあります。未開封であれば日持ちする甘栗ですが、開封後は傷みやすくなるので注意しましょう。賞味期限について下記記事で詳しく紹介していますので、あわせてチェックしてみましょう。

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栗の日持ちはどのくらい?

栗の食べ方として定番の甘栗の日持ち日数の目安は、常温・冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。

甘栗の日持ち
  • 常温保存…2〜3日
  • 冷蔵保存…2〜3日
  • 冷凍保存…約1ヶ月

甘栗は常温・冷蔵共に日持ちは2〜3日となっています。火を通してあるので傷みにくいですが、時間が経つと固くなってしまうため日持ちが短いです。

冷凍保存すれば1ヶ月ほど日持ちするので、長期保存したい場合にオススメです。

栗の保存方法は?

甘栗の常温保存・冷蔵保存・冷凍保存それぞれの方法は下記になります。

常温保存・冷蔵保存

甘栗は基本的に常温保存できますが、室内が暑い場合は冷蔵庫に入れたほうが安心です。

保存のコツ
  • 乾燥しないよう密閉できる容器に入れ替える
  • ジップロックなどの密閉袋に入れる

甘栗は乾燥や時間の経過と共に水分が抜けて固くなってくるので、密閉できる袋や容器に入れて保存しましょう。

冷凍保存

甘栗をより長期間保存させたい場合は冷凍保存がオススメです。保存方法は常温や冷蔵時と同じで、とにかく乾燥させないことが大切です!

POINT

甘栗は水分が飛ぶと固くなる!乾燥に注意した保存方法を!

 

栗にダイエット効果はある?

栗には、100gあたり8.5gの食物繊維が含まれています。これはゆで栗や甘露煮よりも多い数値です。

食物繊維を摂取すると、腸内環境が整い便秘の改善に繋がると言われています。食物繊維には水溶性と不溶性の2種類存在し、栗に含まれている食物繊維は不溶性の食物繊維です。

食物繊維が含まれているサツマイモよりも約2倍多く含まれているので、効率的に食物繊維を摂取したい方におすすめです。

また、たんぱく質や炭水化物・脂質の代謝を促すマンガンが含まれているのも、栗がダイエットに良いと言われている所以です。

栗は果物?野菜?木の実?

ところで、栗は果物・野菜・木の実のうちどれに分類される食材なのでしょうか?木になる実…ということで木の実と思われがちなのですが、樹木になるものを「果物」としているので、栗は果物に分類されます。

⇒栗は大きな栗の木にイガイガを付けるので、この定義からすると果物になるのです。

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まとめ

この記事をまとめると

  • 栗の日持ち日数は、常温&冷蔵:2〜3日 / 冷凍:約1ヶ月
  • 酸っぱい味・匂いは腐っている可能性が高い
  • 甘栗は水分が飛んで固くなりやすいので乾燥させない!

栗の味が酸っぱかったり匂いが酸っぱい時は、傷んでいる可能性が高いです。正しく保存して食べる際はよく見分けるようにしましょう。

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