クコの実を食べ過ぎるとどうなる?1日何粒なら効果的?食べ方は?

皆さんはクコの実を食べたことはありますか?クコの実といえば杏仁豆腐の上に乗っているあの赤い実のことですね。

クコの実は三大美女って有名な楊貴妃は毎日食べていたと言われる逸話があるくらい、美容効果が高い食品といわれています。そんなクコの実ですが実は食べ過ぎると色々なデメリットがあるということをご存知でしょうか?

今回の記事では、

  • クコの実とは?
  • 栄養成分は?
  • どんな効果があるの?
  • 食べ過ぎてしまうとどうなるの?
  • 1日食べていい量は?

これらについて解説していきたいと思います。 

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クコの実の栄養

クコの実は杏仁豆腐の上にのっているあの赤い実のこと。「ゴジベリー」と呼ばれることもあるようです。杏仁豆腐の上に乗っているような乾燥させた状態だと「クコシ」と呼び方が変わります。

原産国は中国で、現地では実だけではなく葉や根っこも漢方や民間薬などとして利用されています。主に解熱剤や強壮薬として用いられるようです。

他にも、世界三大美女で有名な楊貴妃が毎日食べていたと言われています。非常に栄養価が高い食材で「スーパーフード」などとも言われます。杏仁豆腐の上に載っているほかには、薬膳スープなどに入っているのを見たことがあるひともいるかもしれませんね!

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栄養成分

クコの実の栄養は、

  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • リノレン酸
  • アミノ酸
  • 各種ミネラル
  • 食物繊維
  • ベータカロチンなどのカロチノイド
  • ベタイン
  • ゼアキサンチン
  • フィサレン

このようになっています。他の食品には含まれていないような、珍しい栄養成分が含まれているのもクコの実の特徴ですね!

どんな効果があるの?

ではクコの実の効果について詳しく解説していきましょう!

◯強い抗酸化作用(アンチエイジング効果)

クコの実にたくさん含まれるビタミンEとゼアキサンチンは強い抗酸化作用を持つことで知られています。この強い抗酸化作用は老化予防やアンチエイジングなどに非常に効果的で、性別や年齢を問わず摂取しておきたい成分でもあります。

◯滋養強壮(いつまでも元気に!)

クコの実は滋養強壮にも良いと言われています。クコの実の中に含まれるビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシン・葉酸・パントテン酸などが主に働きエネルギー代謝と産生に関わります。葉酸は妊娠初期にとると胎児の成長にとても良いとされ、妊娠中のお母さんにオススメな成分です。

ビタミンB群は毎日摂りたい!
ビタミンB群とは、ビタミンB1・B2・B6・B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンの8種類を指します。ビタミンB群は水溶性ビタミンのため、一度にたくさん摂取しても、尿中に排泄されるため、毎日コンスタントに摂取したい栄養素の一つです。

 

ビタミンB群の主な働きは、エネルギー代謝の補酵素です。補酵素は代謝を円滑に行わせる潤滑油のような働きがあります。エネルギー源や体の構成成分となる、糖質、脂質、タンパク質だけを摂取しても、ビタミンB群が不足していると体内の代謝はスムーズに行われないため、パワーを発揮できないというリスクが発生する可能性があるのです。このような働きのあるビタミンB群の中でも特に、タンパク質の代謝に関わっているのがビタミンB6です。

◯血糖・脂質の改善(生活習慣病の予防に!)

クコの実に含まれるベタインというアミノ酸の一種は、肝臓への脂肪沈着を抑え脂肪肝を予防する働きや、糖が体に吸収されるのを防いでくれ、急激な血糖値の上昇を抑える働きがあります。さらにこのベタインは、トリメチルグリシンというので化粧品にも使用されるほど保湿力も高くお肌をつやつやにしてくれます。

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クコの実を食べ過ぎるとどうなる?

先ほど紹介したように、クコの実は非常に優秀な栄養素が豊富に含まれていますが、一方で食べすぎてしまうと体に悪影響をきたしてしまうともいわれています。

では食べ過ぎによるデメリットについて紹介していきますね!

下痢

クコの実はナス科の食材です。ナス科の食材は体を冷やす作用があるため、食べ過ぎるとおなかを冷やしてしまい、下痢や腹痛を引き起こす可能性があるといわれています。

お腹が弱い人や、お腹が冷えて困っているという方は食べ過ぎない方が良いでしょう。

吐き気

クコの実にはごく少量のアルカロイドというものが含まれています。アルカロイドを過剰摂取した場合吐き気や腹痛などは引き起こすこともありますので、摂取する際には十分に注意しなければなりません。

ただし料理に使う量や、普段の補助食品として食べる程度であれば全く問題ありません。 

早産

他にもクコの実に含まれているね退院の作用で生理周期が乱れたり早産のリスクが高まると言われています。ですので妊娠中や授乳中にクコの実を食べるのは避けた方が良いでしょう。 

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クコの実の正しい食べ方は?

1日の摂取量は?

1日に食べて良い量は12粒までと言われています。クコの実にはそこまで大きさに差はありませんので、多くても12粒以内に抑えておけば問題ないでしょう。 

おすすめの食べ方

クコの実は少し生臭い香りが少し苦みのある味のせいで食べにくさを感じてしまう人もいると思います。乾燥した状態であれば生臭い香りや苦みがだいぶ抑えられていますのでそのまま食べることもできますが、生のクコの実を手に入れた場合は乾燥させてから食べる方が良いでしょう。

そのままおつまみとしてつまんだり、杏仁豆腐や寒天の上に乗せて食べるのもオススメです。その他にもオートミールグラノーラに混ぜて食べるなどもおすすめです。特に味はありませんので、他の食材で味を整えて下さいね。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • クコの実はゴジベリーという名前の果実
  • 非常に優秀な栄養素が豊富に含まれている
  • 食べ過ぎてしまうと体を冷やしてしまう可能性がある
  • 早産や生理周期を乱してしまう可能性があるため食べ過ぎには注意が必要
  • 乾燥させたクコの実であればそのまま食べることもできるし、グラノーラなどに入れて食べるのがおすすめ 

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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