皆さんは最近健康に良いといわれ、注目されている高野豆腐をよく使いますか?大豆製品の健康効果はとても高く、高野豆腐も例にもれず健康食品として扱われるようになりました。そんな高野豆腐ですが、食べ過ぎてしまうと体にどんな影響がでるのか気になりませんか?今回の記事では高野豆腐を食べ過ぎると、体にどんな影響があるのか?について解説していきます。
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目次
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高野豆腐とは?
そもそも高野豆腐って何なの?
高野豆腐は食べたことがある人が多いと思いますが、どのように製造されているのかは知らない人の方が多いのではないでしょうか?高野豆腐とは豆腐を凍結させて、低温熟成させた後に乾燥させた保存食品のことで正式名称は「凍り豆腐」と言います。
なぜ高野豆腐と言われるようになったかと言うと、和歌山県の北部にある高野山の精進料理で使われていたことが由来になっています。
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こうや豆腐にはどんな栄養があるの?
<高野豆腐に含まれる栄養素>
- ビタミンE
- ビタミンK
- ナトリウム
- カルシウム
- マグネシウム
- リン
- 鉄
- 亜鉛
- 銅
- マンガン
このようにミネラルが非常に豊富であることがわかりますね。ビタミンEやビタミンKは高い抗酸化作用をもつといわれています。抗酸化作用とは体を錆びさせる活性酸素と言う酸素の働きを無力化してくれる素晴らしい栄養素であり、老化を防いでくれるともいわれています!
高野豆腐の効果・効能
<高野豆腐を食べると?>
- ダイエット効果
- アンチエイジング
- ホルモンバランスを整える
- 骨や血液を健康に保つ
- 美肌・美髪効果
- 生活習慣病の予防と改善効果
高野豆腐にはタンパク質も豊富に含まれているので、上記のような効果以外にも筋肉をつけたり成長期の子供が食べることで健康な体作りをサポートしてくれます。
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高野豆腐の落とし穴
意外とカロリーが高い!
大豆製品はあまりカロリーが高いイメージがないと思いますが、高野豆腐の場合なんと100グラムあたり500kcalを超える高いカロリーがあると言われています。これが高野豆腐は食べ過ぎると太ると言われている原因の一つですね。しかしこれは悪いわけではなくて、植物製品の中でタンパク質が高い大豆成分を凝縮させて作った高タンパク低糖質の食品になるので一概にカロリーが高くても体に悪いとは言えないのです。
やはり食べ過ぎたら体に悪い!
高野豆腐は先ほど言ったカロリーが高い食品ですので、食べ過ぎてしまうとカロリー過多になってしまいます。脂質も多く含まれているので高脂血症のリスクも高めてしまうのです。ただしそれは「食べ過ぎた場合」のみです。高野豆腐は水を含むとかなり膨らむので、そもそもそんな食べ過ぎになる量の高野豆腐は食べることができないと言われています。
なのでそこまで心配する必要はありませんね。ちなみに「高野豆腐を1日2枚以上を毎日食べていた食べ過ぎになる」と言われています。
脂質過多になると?
脂質のとりすぎは、血液中の中性脂肪と悪玉コレステロールであるLDLコレステロールを増加させる一方で、善玉コレステロールであるHDLコレステロールを減少させ、肥満や脂質異常症を引き起こすといわれています。LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が増えると血管に固まりができやすくなり、体の様々な部位で動脈硬化につながります。
一方で中性脂肪は動脈硬化の直接の原因にはなりませんが、LDLコレステロールを増加させ、HDLコレステロールを減少させる働きを持つので、結果的に動脈硬化を進行させることになってしまいます。また内臓脂肪となって蓄積されると脂肪細胞から有害物質が分泌されることがわかっています。この有害物質による働きで血管の収縮、インスリンの働きの低下などを引き起こし、高血圧や高血糖の原因になってしまうのです。実は脂質と糖尿病にはつながりがあるんですね。
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まとめ
この記事をまとめると
- 高野豆腐は和歌山県の高野山で精進料理と使われていたのが発祥!
- 意外とカロリーは高いが、 栄養効果もとても高い!
- 食べ過ぎようとしてもなかなか難しいので、そこまで注意しなくてもOK!
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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