コチュジャンは太るって本当?糖質やカロリーは?豆板醤との違いとは?

皆さんはコチュジャンをよく使いますか?コチュジャンといえば韓国料理に欠かすことのできない、辛くて少し甘い調味料のことを言います。コチュジャンを使うだけで一気に韓国料理感を出すことができるので、コチュジャン=韓国料理といっても過言ではないですよね!

そんなコチュジャンですが、食べ過ぎてしまうと太るという噂が最近耳に入りました。それはいったい本当なのでしょうか。今回の記事ではコチュジャンとはどのようなものなのか、コチュジャンのカロリー、体に与える影響などを解説していきます。

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コチュジャンはどのような調味料なの?

コチュジャンは朝鮮半島が発祥の発酵調味料で辛いだけではなく甘味があるのが特徴的です。さらに米はもち米を麹で糖化させているので、粘り気が出ているのもコチュジャンならではです。

米やもち米を麹で糖化させたものに、さらに唐辛子を加えて熟成させたものをコチュジャンと言いますが、地域や家庭によっては出来上がったコチュジャンに香辛料や味噌を混ぜ合わせて使うところもあるようです。

コチジャンを使った代表的な韓国料理は「ビビンバ」「サムギョプサル」「タッカルビ」です。どれもコチュジャンの香ばしい香りやピリッとした辛さがとても美味しい調理法ですね。料理に使わずとも生の野菜につけたり和えたりしても美味しく食べることができる調味料なのでとても使いやすいとされています。

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豆板醤と何が違うの?

コチュジャンに似ている調味料として中国発祥の発酵調味料である「豆板醤」というものがあげられます。豆板醤の場合はコチュジャンの甘さの代わりに塩辛さと酸味がある独特な香りが特徴的と言われています。イメージとしては麻婆豆腐のあの独特の味と風味ですね。

豆板醤は米を発光させるのではなくそら豆や大豆を発酵させて作ります。四川料理には欠かせない調味料です。

お互いに代用は可能なの?

コチュジャンがない時に豆板醤を使ったり、豆板醤がないときにコチュジャンを使うなどお互いに代用が効くのかとたまに質問されますが、基本的にベースの食材が異なっているので培養したとしても同じ味に仕上げるのは難しいとされています。

もしコチュジャンがない場合に豆板醤で代用したい時は、豆板醤と甜麺醤(てんめんじゃん)を2:3の割合で使うと良いとされています。

一方で豆板醤をコチュジャンで代用したい時はコチュジャン煮醤油とごま油、おろしにんにく、唐辛子を加えると豆板醤に近い味わいになります。豆板醤はコチュジャンよりも辛味が強いので、少し辛めに味付けをしてあげると豆板醤の特徴をコチュジャンで作ることができますよ。

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コチュジャンって太るの?

韓国料理に欠かすことのできない調味料のコチュジャンですが、どれくらいのカロリーがあるのかご存知ですか?有名なメーカーのコチュジャンのカロリーの平均値を見てみると、「100gあたり約180kcal」ということが分かりました。これを見るとそこまで高カロリーなものではないということがわかりますよね。

コチュジャンを食べると太る理由とは?

コチュジャンのカロリー自体はそこまで高くないのにどうしてコチュジャンを食べると太ると言われるようになったのでしょうか。それはおそらくコチュジャンを使う料理がそもそも高カロリーな料理であるということが原因であると考えられます。

例えばコチュジャンを使った韓国料理の丼物のビビンバは、一つあたり515kcal程度と言われています。器の大きさによってもカロリーは上下しますがかなり高カロリーな料理だと言って間違いないでしょう。

その他にもサムギョプサルやチーズタッカルビなど高カロリーな食品ばかりにコチュジャンは使われていますので、どうしてもカロリー過多になってしまうことは避けられないのではないかと思われます。

コチュジャンを使った料理は糖質も注意

コチュジャンの糖質は100gあたり49~58gといわれています。コチュジャンを一回で100gも食べることはないにせよ、元々糖質が高い食品と一緒に調理されることの多いコチュジャンはやはり、糖質も過剰摂取になりやすいと言えます。

さらにコチュジャンはそれだけで味を整えられるものではなく、みりんや醤油、砂糖と一緒に使うことがほとんどです。ですので出来上がった料理の総合的な糖質を見てみると、かなり多くの糖質が含まれてしまうことになることが予想されます。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • コチュジャンは朝鮮半島が発祥の調味料
  • ベースは米はもち米
  • 豆板醤は大豆やそら豆をベースとしているので全く違うものである
  • コチュジャンを食べても太ることはないが、コチュジャンを使った料理はカロリーが高い傾向にあるので注意
  • カロリーだけでなく糖質にも気をつけよう 

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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