コリアンダーの保存方法は?どれくらい日持ちする?どんな料理に使う?

洋食を作る際によく使われるスパイスの一つ「コリアンダー」。そんなコリアンダーはどのように保存すればいいのでしょうか?また、同じ植物の「パクチー」になると、どんな保存方法になるのでしょうか?今回は、コリアンダーの保存方法について以下のようなことをまとめていきます。

  • コリアンダーとパクチーの違いとは?
  • コリアンダーの保存方法とは?
  • コリアンダーはどんな料理に使われるのか?

記事を最後まで読んで、コリアンダーの保存方法に詳しくなってしまいましょう。

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コリアンダーってどんなスパイス?

まずは、コリアンダーとはどんなスパイスなのか?を見ていきましょう。

いわゆるパクチーのこと

実は、コリアンダーとはタイ料理などで使われる「パクチー」と同じ植物です。パクチーは生の状態もので、葉や茎などをちぎって使います。一方のコリアンダーは、パクチーの種子を乾燥させたスパイスで、肉料理や野菜料理に入れて使われます。

パクチーの方が、独特の香りが強く、コリアンダーはパクチーの香りがあまりない甘みのあるスパイスとなっています。

なぜ呼び方が違うの?

どうしてコリアンダーとパクチーで呼び名が違うのか?というと、パクチーを英語圏の言葉で表現すると「コリアンダー」になるからです。コリアンダーとは主に欧米各国で使われているスパイスで、パクチーは東南アジアの国々で使われる香草の一種です。

ちなみに、中国では「シャンツァイ」と呼ばれ、東南アジア同様に「香草」として活用されています。パクチー自体の源流は中国にあり、そこから東南アジア各国に広がっていったとされているのです。

日本での呼び方

日本での正式名称は「コエンドロ」という呼び名です。ただ、コエンドロという呼び名はあまり認知されていなくて、葉っぱや茎、根の部分を「パクチー」といい、種子を乾燥させたものを「コリアンダー」と呼ぶのが一般的です。

また、パクチーは別名「カメムシソウ」とも呼ばれていて、この名前から、強烈な独特の香りを持っていることもイメージ出来ます。コリアンダーには、様々な呼び方があることを知っておきましょう。

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コリアンダーの保存方法は?

では、コリアンダーはどのように保存すればいいのでしょうか?いわゆるスパイスのコリアンダーは乾燥した種子なので、冷暗所に保存しておけば長期保存可能です。ここでは、生のコリアンダーである「パクチー」の保存方法について見ていきます。

状態別の日持ち

まず、生のコリアンダーで、根が付いているものは水で濡らしたペーパータオルを根に巻いて、立ててから冷蔵庫で保存しましょう。この方法で1週間は日持ちします。また、根がないコリアンダーは濡らしたキッチンペーパーで全体をくるみ、冷蔵保存バッグに入れ、冷蔵庫で保存します。

この方法で5日程度は日持ちさせることが出来るでしょう。

保存方法

もっと、長期間の保存をしたいのであれば、生のコリアンダーは「冷凍保存」するのがおすすめです。葉と茎の部分はカットし、冷凍保存バッグに入れしっかりと中の空気を抜いてから冷凍保存します。

一方の根っこの部分は、カットしたあと、一本ずつラップでくるみさらに冷凍保存バッグに入れて、同様に冷凍保存しましょう。いずれの部位も、冷凍保存することで、2週間以上は日持ちするでしょう。ただし、葉や茎の部分は、解凍した後は生で食べるのに向いていません。

なので、炒め物やスープの具材に使うなどして、加熱して使うようにしましょう。

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コリアンダーの使い道

コリアンダーは様々な料理に活用することが出来ます。元々欧米で使われていたスパイスですが、エスニック料理でも美味しく使えるのが特徴です。

カレーに

コリアンダーは、カレーのスタータースパイスとして有名で、一番最初に入れるベースとなるスパイスで、カレーの香りに深みと甘みをプラスしてくれます。もし、家庭でカレーに使うのであれば、パウダーになったコリアンダーを鍋の中にサッと入れると、深みのある味わいになるでしょう。

一味違うカレーライスを食べたい時におすすめの方法です。

紅茶に

コリアンダーは紅茶に入れても美味しいです。インドでお馴染みのスパイシーな紅茶「チャイ」にもコリアンダーが入ることがあります。特にミルクティーにコリアンダーを入れると、独特な深みのある味わいになって美味しいでしょう。

その他シナモンなどのメジャーなスパイスと組み合わせて入れてもいいかもしれません。

ポテトサラダに

コリアンダーは、パウダーをポテトサラダにふりかけても美味しいです。いつものポテトサラダに満足できない時にふりかけると、特有の香りがついて美味しくなります。また、生の状態のパクチーをサラダに混ぜて食べても美味しいでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回はコリアンダーの保存方法について詳しく解説してきました。最後にざっくりと記事内容を振り返っていきましょう。

この記事をまとめると

  • コリアンダーとパクチーは同じ植物で呼び名や部位が違うだけ
  • コリアンダーは生の場合は冷凍保存で長持ちする
  • コリアンダーはカレーや紅茶、サラダなどに加えると美味しい

こんな内容になっていました。早速スーパーなどでコリアンダーを入手して、今夜の料理に活用してみてください。かなりおすすめです。

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