金平糖は可愛らしいお菓子ですが、砂糖が原料なので太りやすいものなのでしょうか?ひな祭りや引き出物なので使われる金平糖ですが、食べ過ぎると何か体に害はあるのでしょうか?今回は、
- 金平糖の由来・歴史
- 金平糖は食べると太る?カロリーは?
- 食べ過ぎは体に悪い?1日何粒までならOK?
これらのテーマについて紹介いたします。
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金平糖とはどんなお菓子?
金平糖(こんぺいとう)は、砂糖を下味の付いた水分を原料にして作るお菓子です。表面は凸凹しているのが特徴で、直径1cm未満の小さな粒です。
金平糖は他に「金米糖」「金餅糖」「糖花」と呼ばれることもあります。『金平糖』という名前は、”砂糖菓子”を意味するポルトガル語の「confeito(コンフェイト)」という言葉が由来となっています。
歴史
金平糖はひな祭りでも食べられることから日本のお菓子と思われがちですが、実は南蛮菓子です。日本に伝来したのは1569年のことで、ポルトガルの宣教師が織田信長に献上しました。
その後、大阪で作られるようになり、やがて江戸でも製造され徐々に広まっていきました。江戸時代中期には大名のお茶菓子として食べられていましたが、明治時代になると高級な贈答品として扱われるようになりました。
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金平糖は食べると太る?
金平糖の原料は砂糖なので、“食べると太る?”と疑問に思う方もいるかと思います。結論からお答えすると、食べ過ぎるともちろん太る原因となります…!砂糖なので糖分が多く、糖質量が高いのです。
では、どれくらいのカロリー量・糖質量なのでしょうか?
カロリー・糖質量
金平糖のカロリーは、小さな1粒(2g)あたり約8kcal、糖質量は2gです。1粒で考えるとあまり高くありませんが、20粒食べれば160kcal、糖質量は40gと高い数値となります。
数粒であれば高カロリーにはならないので、食べる量を気をつければ問題ありません。
1日何粒まで?
“金平糖は1日何粒までなら太らない?”という疑問についてですが、1日10粒ほどに抑えればすぐに太ることはありません。10粒食べた時のカロリーは80kcal、糖質量は20gです。
金平糖の食べ過ぎは体に悪い?
金平糖は砂糖を主原料とした食品ですが、食べ過ぎると太る以外にもいくつかデメリットがあります。
- 糖尿病
- 肌荒れ
- 老化促進
- 肥満
- 高血圧
- 肝臓・腎臓に負担
- 下痢・腹痛
- 虫歯
金平糖のような甘いものを食べると血糖値が上昇し、高血糖となります。高血糖状態が続くと、当然糖尿病になるリスクも上がってしまいます。既に糖尿病を持っている方は悪化することも考えられるので、食べ過ぎは禁物です。
また、糖分の摂り過ぎはホルモンバランスが乱れ肌荒れの原因となります。金平糖は砂糖を主原料としているので、食べ過ぎればそのような症状が起こるので注意しましょう。
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まとめ
この記事をまとめると
- 金平糖はポルトガルから伝来したお菓子
- 1粒あたりのカロリーは8kcal、糖質量は2gだが食べ過ぎれば太る原因に
- 金平糖の食べ過ぎは糖尿病や肌荒れ・ホルモンバランスの乱れなどの原因に
- 1日あたり10粒に抑えるのが目安量
金平糖はコロコロしていて可愛いお菓子ですが。砂糖を主原料としているので糖分が多く含まれています。食べ過ぎはあまりよくないので、食べる量に注意しましょう。
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