都こんぶってご存じですか?
中野物産が出しているおやつなのですが、とても美味しくおつまみとして食べる方もいらっしゃいます。
美味しいからこそついつい食べ過ぎてしまうこともある都こんぶですが、食べ過ぎてしまった場合、体調に問題はないのでしょうか?
こんぶの食べ過ぎで体調が悪くなったという方も…。そこで今回は、
- こんぶの特徴
- こんぶは食べ過ぎると危険?
- ヨウ素の一日の摂取量
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目次
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こんぶの特徴
「喜ぶ」に通じることから、こんぶが縁起物だということはよく知られていますが、これは単なる語呂合わせからきているだけではないということはご存じですか?
こんぶは身体にとっても非常に良い食べ物なのです。
では、こんぶの特徴についてご説明していきます。
こんぶはアルカリ性食品
こんぶはアルカリ性食品になります。
お肉や加工食品がよく食べられるようになった現代人は、身体が酸性に傾きがちだと言われています。
また、倦怠感や疲労感に襲われることが多くなり、身体に不調を感じるようになるのです。
バランスを保つためにはアルカリ性食品もしっかり補ってあげる必要があります。
そこでアルカリ性食品の代表であるこんぶが良い働きをしてくれるのです。
こんぶに含まれる栄養素
こんぶにはどのような栄養素が含まれているのでしょうか。
こんぶに含まれている栄養素は下記の通りです。
- 食物繊維(アルギン酸など)
- 糖質
- ミネラル(カリウム、鉄、ナトリウム、カルシウム、ヨウ素など)
- タンパク質
- 脂質
- 水分
特にミネラルは、身体調子を整えたり組織を生成したりするのに重要な役割をしています。
期待できる効果
アルギン酸などは、海藻特有の食物繊維です。
ミネラル不足を感じたときは、こんぶを食べると早く吸収されるのでいいかもしれませんね!
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こんぶは食べ過ぎると危険?
こんぶは身体にとって非常に良い働きをしてくれる食品なのですが、実は食べ過ぎには注意が必要です。
こんぶを食べ過ぎて体調が悪くなってしまったという事例も出ています。
では、なぜこんぶを食べ過ぎると良くないのでしょうか。
その理由について探っていきたいと思います。
こんぶに含まれているヨウ素は食べ過ぎると危険!
こんぶには「ヨウ素」というミネラルも含まれています。
実は、この「ヨウ素」を食べ過ぎると身体にとって悪い影響を及ぼしてしまうのです。
ヨウ素は甲状腺ホルモンを作るためには必要不可欠な栄養素だと言われています。
破壊性甲状腺炎とは、甲状腺ホルモンが過剰に血液中に流れ出てしまうことをいい、こうなるとすぐにイライラしてしまったり、動悸や発汗、手足の震えなどの症状が現れます。
こんぶの食べ過ぎには注意が必要です。
ヨウ素の特徴
一見危険なものに感じてしまいやすいヨウ素ですが、身体にとって非常に重要な役割を担っています。
ヨウ素は、甲状腺ホルモンを生成するために必要不可欠な栄養素です。
また、妊娠中や授乳期には赤ちゃんの脳や骨を作るための重要な役割を担ってくれているのです。
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ヨウ素の一日の摂取量
では、ヨウ素の一日の摂取量はどのくらいなのでしょうか?
食べ過ぎると危険だということは分かっていても、目安がないと気を付けようがありませんよね。
ヨウ素の一日の摂取量の目安についてご紹介いたします。
ヨウ素の摂取量の目安
ヨウ素の摂取量の目安は、一日0.13mgだといわれています。
ご覧の通り、非常に少ないですよね。
また、食べても健康被害を与えないと言われている上限量でも、一日3mgとされています。
こんぶに含まれるヨウ素の量はどのくらい?
では、都こんぶなどのような、こんぶを使ったおやつにはどれくらいのヨウ素が含まれているのでしょうか。
実は、乾燥こんぶ1枚分につき、2mgのヨウ素が含まれています。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
「こんぶを食べ過ぎると健康被害がある」、また「ヨウ素について」ご紹介いたしました。
この記事をまとめると
- こんぶはアルカリ性食品なので酸性に傾きがちな身体のバランスを整えてくれる
- こんぶに含まれるヨウ素は、過剰摂取すると破壊性甲状腺炎を引き起こす可能性がある
- 特に都こんぶなどのおやつは食べ過ぎに注意する必要がある
こんぶそのものは身体にとって非常に大切な栄養をたくさん含んでいます。
ただ、摂取しすぎてしまうと健康被害が出てしまうので、食べ過ぎに注意しながら美味しく取り入れたいですね!
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