昆布出汁は日本食の基本中の基本とも言える調味料で、汁物や鍋物、煮物などのベースとなります。今回は、昆布で出汁をとった後の残った昆布の扱いについて紹介していきます。
皆さんのご家庭では残ったこんぶはどのように扱っていますか?美味しくなさそうだから捨ててる、そのまま食べるなど、色々なご家庭がありますよね。使用済みの出汁用素材はどのように扱えばよいのでしょうか。そこで今回は、
- 出汁を取った後の昆布は食べる?食べないほうが良い?
- だし昆布はそのまま食べることが出来る?
- だし昆布の再利用法
これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。
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目次
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出汁を取った後の昆布は食べる?食べないほうが良い?
出汁をとった後の昆布は食べても大丈夫なのでしょうか。それとも衛生的に食べない方がよいのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
だし殻に多くの栄養が残ってる
出汁に使用した昆布はそのまま食べても大丈夫です。旨味成分は流出しているので、そのまま食べるよりは味気ないですが、食物繊維が多く含まれているので食べた方がよいです。もちろんめんどくさい!という場合は捨てても大丈夫です。
いつも捨ててしまっているという方は隅っこをそのままかじってみてください。意外とコリコリとした食感で美味しいものです。千切りにして佃煮にしたり、煮物にして食べたり、幅広い用途で使えて便利です。
すぐに食べない場合は保存する
出汁で使用した昆布は乾燥している時と違って水分を多く含んでいます。そのままにしておくと腐ってしまいますから、すぐに食べない場合はタッパーなどに入れて冷蔵庫へしまいましょう。冷凍保存もできますよ。
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だし昆布はそのまま食べることが出来る?
出汁用に使用した昆布はそのまま食べることも可能なのでしょうか。まだ食べたことがないという方は参考にしてみてください。
そのまま食べられる
出汁用こんぶはそのまま食べることも可能です。子どものおやつなどに「おしゃぶり昆布」として食べさせても大丈夫です。出汁用こんぶはホコリなどが付着している可能性があるので、乾燥した状態のまま表面を軽くはたいたり、濡れ布巾などで表面を優しく拭きましょう。
塩分濃度は?
昆布は海産物で、尚且つ乾燥させています。そのままかじってみると、意外と塩気が強いことに驚かれる方も多いでしょう。出汁用の乾燥昆布に含まれる塩分量は、100ℊあたり約8ℊ程度含まれていると言われています。
1日の塩分摂取量は、成人男性が9g未満、成人女性が7.5ℊ未満なので、100ℊ食べるとかなりの塩分量となることがわかります。しかし乾燥昆布を「乾燥した状態のまま」100ℊ食べることは恐らく不可能ですので、安心していただければと思います。
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だし昆布の再利用法
使用済みの出汁用昆布を美味しく再利用するメニューを紹介していきます。簡単に一品2品作れて、今晩のおかずから取り組めますので参考にしてみてください。
唐揚げに
1つ目のレシピは「昆布の唐揚げ」です。出汁用昆布の水気をふき取り、小麦粉をまぶして油で揚げるだけのレシピです。短冊状にカットして袋に入れ、フリフリしてまぶすと簡単です。おやつにおススメです。
五目御飯に
2つ目のレシピは「炊き込みごはん」です。五目御飯で炊き上げれば昆布の旨味も出て最高ですし、普通の白米に刻んで一緒に炊き上げるだけでも美味しいですよ。栄養も逃さず摂取できて一石二鳥ですね。
酢昆布に
3つ目のレシピは「酢の物」です。出汁用昆布は食感が残っていますので、そのままでは少し食べ辛いです。千切りなどにして酢の物にして食べると食べやすくて栄養満点です。酢をかけると昆布の細胞が引き締まるため、歯ごたえが良くなると言われています。
佃煮に
4つ目のレシピは「佃煮」です。昆布と言えば佃煮は定番ですよね。出がらしの昆布であっても十分に美味しく作れ、お弁当やおにぎりの具材としておススメです。醤油・砂糖・みりんなどでグツグツ煮こむだけですから、とても簡単に作れますよね♪
塩ふき昆布に
5つ目のレシピは「塩ふき昆布」です。出がらしの昆布を短冊状にカットし、電子レンジで加熱、塩を振りかけて食べるだけの簡単レシピです。ダイエット中の方の間食などに最適です。
まとめ
今回は、出汁をとった後の昆布の活用方法について紹介していきました。
この記事をまとめると
- 出汁用こんぶは出汁をとった後も使い道色々!
- 食物繊維や旨味成分が残っているため是非食べてほしい!
- 唐揚げや佃煮、炊き込みご飯など、アレンジレシピ色々!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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