粉わさびの味は苦い?そのまま使える?使い方･練り方･保存方法 |

わさびはチューブタイプを使っている方が多いかと思いますが、パウダー状になった『粉わさび』というものがあります。飲食店ではよく用いられている調味料ですが、どんな味がするのでしょうか？また、使い方や賞味期限などについても着目しました。今回は、

粉わさびの原料･味･使い方
賞味期限 / 腐るとどうなる？
長持ちさせる保存方法

これらのテーマについて紹介いたします。

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1 粉わさびとは？
2 粉わさびの栄養成分と効能
- 2.1 栄養素
- 2.2 効果･効能
3 粉わさびの賞味期限はどれくらい？
- 3.1 賞味期限切れはいつまで食べられる？
- 3.2 腐るとどうなる？
4 粉わさびの保存方法
- 4.1 未開封時
- 4.2 開封後
5 まとめ

粉わさびとは？

粉わさびとは、わさびを粉末状にした加工品を指します。粉わさびの原料は、西洋わさびとホースラディッシュです。西洋わさびは名前の通り西洋で食べられている白いタイプのわさびで、ホースラディッシュは東ヨーロッパが原産の野菜です。

『本わさび』と呼べるのは日本が原産のわさびのみで、粉わさびには上記の原料だけではなく、辛子や香料･着色料なども使用されています。

どんな味？まずい？美味しい？

粉わさびの味ですが、乾燥させたものなのでもちろん生わさびと比べてしまうと味や風味は弱いです。しかし、水で寝ることによって、わさびの味がするようになるので、チューブタイプが使い切れない方や、生わさびが手に入らない時におすすめです。

使い方･練り方

粉わさびの使い方は、まず少量の水と混ぜてよく練ります。そうすることで、チューブわさびのようなねちゃっとした質感になります。

後は、わさびとして醤油に溶いたり、お好みの使い方で食べることができます。お刺身やお寿司など醤油に混ぜて使う場合、初めから“醤油で溶く”方法を考える方もいるかもしれませんが、粉わさびを醤油で溶くと味が薄くなってしまい、わさび特有の辛味を感じられないことが多いです。一手間かかっても、一度水で練ってから醤油に混ぜるようにしましょう。

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そのまま使うことはできる？

“粉わさびをそのまま使える？”という疑問についてですが、粉わさびはそのまま食べても味があまりしません。水で寝ることによって、わさびの味や辛味が出てくる調味料です。そのまま食べても問題はありませんが、あまり美味しくないのでオススメではありません。

粉わさびの栄養成分と効能

栄養素

粉わさびは乾燥しているので生わさびよりも栄養成分は少なくなりますが、炭水化物や糖質･タンパク質を含んでいます。ビタミン類やミネラル類の中では、鉄分･マグネシウムの含有量が多いです。

たんぱく質：たんぱく質は20種類のアミノ酸が複数個結合することで作られています。結合するアミノ酸が種類や配列によって様々な臓器や組織の材料になります。特に筋肉の材料として使用されるため、多くの摂取が望ましいです。食品では魚や肉、大豆に多く含まれており、様々な種類を多く摂ることが大切です。
マグネシウム：マグネシウムは、健康な骨を作る上でビタミンDを活性型にする働きや、エネルギー代謝、たんぱく質の合成を担います。マグネシウムは、体内の酵素の要になる触媒や酵素反応を助ける働きを含めると300種類以上サポートしています。血圧の調整機能もあり、片頭痛や冷え性の改善にも効果があるとされています。
鉄分：鉄分は、人間の血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されます。加えて、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。

効果･効能

わさびにはアリルイソチオシアネートという成分が含まれており、 強い殺菌作用 で ガン予防やからだの老化を予防するアンチエイジング効果 にも優れています。

また、 殺菌効果 もあり食中毒予防になるため、お刺身と一緒にわさびを食べるのは理にかなっているのです。他に、血液が固まるのを予防して 血液をサラサラにする効果や、臭みを消す口臭効果 もあります。

しかし、粉わさびは生わさびよりも含有量が少ないので、大きな効果を期待するのは難しいかもしれません。