小夏の保存方法を紹介!日持ちさせるコツやおいしい食べ方も!

「小夏」と聞いてすぐにどのような果物か分からない人もいるかもしれません。小夏は日向夏、ニューサマーオレンジなどともいわれており、高知県では「小夏」の名称で特産品として栽培されています。

  • 小夏の保存方法と保存期間
  • 小夏を日持ちさせる方法
  • おいしい食べ方とアレンジ方法

これから収穫の時期となり、たくさん出回るので手にする機会が増えてくる小夏です。保存方法と日持ちさせる方法を知ることで、より小夏をおいしく食べることができます。今まで食べる機会がなかったという人もぜひ食べてみてください。

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小夏の保存方法・保存期間

小夏のシーズンは3月下旬から7月です。旬の小夏をおいしく食べるための保存方法について、2つ紹介します。

涼しい場所や冷蔵庫で保存

小夏は乾燥を嫌う果物です。乾燥してしまうと皮がしぼんでしまいます。皮がしぼんでしまうことを避けるために、涼しい場所や冷蔵庫で保管するようにしましょう。冷蔵庫で保管する時には、ビニール袋などに入れて保存をしてください。

正しい保存方法で3週間持つ

冷蔵庫で保管することにより、3週間ほど保存が可能です。保存可能ではありますが、出来るだけ早く食べ切るようにしましょう。

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小夏をより日持ちさせるコツ

小夏は乾燥を防ぐことで保存期間が長くなりますが、より日持ちをさせる方法はあるのでしょうか?

乾燥からなるべく避けよう

小夏は乾燥が一番の敵であり、乾燥してしまうとすぐに皮がしぼんでしまい水分が抜けてしまいます。乾燥をさせないようにすることが一番であり、皮をむいて食べる時には長時間常温保存はしないようにしましょう。

チルド室での保存がおすすめ

保存は冷蔵庫で保存をすることをおすすめしましたが、チルド室での保存が一番良いので、チルド室で袋に入れて保存をしましょう。食べかけの小夏などの場合は、ラップをしてチルド室へ入れて、出来るだけ早く食べ切るようにします。

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小夏のおいしい食べ方

冷蔵保存で保管すると良い小夏ですが、食べる時はどのような食べ方が良いのでしょうか?おいしく食べる方法を2つ紹介します。

ワタの部分を一緒に食べる

小夏はワタ(白い甘皮)が肉厚でふかふかとしています。リンゴのように皮をむいて、実と一緒に食べることができます。小夏はさわやかな酸味が特徴ですが、ワタの甘みがプラスされることでおいしく食べることが可能です。

絞ってサラダにかける

小夏の特徴である酸味の部分を利用してサラダのドレッシングとして使うこともできます。

小夏のドレッシング:2人分

材料

  • 小夏 1個
  • オリーブオイル 大さじ1
  • 塩コショウ 適量

 

 

作り方
  1. 小夏を切って搾る
  2. 種などを取って、オリーブオイルと塩コショウを入れて混ぜる
  3. 味を確認し、塩コショウでさらに調整をする

     

     

    小夏の酸味がおいしいドレッシングなので、普通のサラダだけではなく、カプレーゼなどにもぴったりです。

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    小夏のアレンジ方法

    小夏は先に紹介したそのまま食べるだけではなく、加工をすることでさらに美味しく食べることができます。

    ジャムやマーマレードがおすすめ

    小夏をはじめ、柑橘系の果物はジャムにしてもとてもおいしいです。特にマーマレードなどは皮も使えるので小夏を無駄なく使うことができます。

    小夏のマーマレード

    材料

    • 小夏 適量
    • グラニュー糖 小夏の重量の50%
    作り方
    1. 使用する小夏の量を測り、重量の50%となるグラニュー糖を用意する
    2. 小夏の皮を良く洗う
    3. リンゴの皮のように小夏の皮をむく
    4. 皮を千切りにする
    5. 皮を良く揉んで水に浸けて1時間ほど置く(4と5を数回繰り返すと皮の苦味がなくなります)
    6. 実を切る(果汁・実とわた(皮)を分けておく)
    7. ステンレスかホーローの鍋に水気を切った皮と果汁を入れ、水を皮が浸るくらいまで入れて煮る
    8. 皮がやわらかくなったらグラニュー糖を数回に分けていれ、さらに煮る
    9. 実とワタを入れたらさらに煮て、若干とろみが出ればできあがり

      保存瓶に入れて冷蔵庫で冷やすと、マーマレードにとろみがついてきます。

      ヨーグルトと合わせてスムージーにする

      小夏はしっかりとした味なので、ヨーグルトと合わせてスムージーにするのもおすすめです。

      小夏のスムージー

      材料

      • 小夏 1個
      • プレーンヨーグルト(無糖) 100g~(お好みの量で)
      作り方
      1. 小夏の皮をむく(ワタは残しておく)
      2. 半分に切り、種を取り除く
      3. ミキサーで混ぜやすいサイズにカットする
      4. ミキサーにカットした小夏とプレーンヨーグルトを入れて、なめらかになるまで回す

        薄皮が気になる人は薄皮がなくなるまで回し、気にならない人は小夏の形が残っている状態でも美味しく飲むことができます。

        まとめ

        小夏の保存方法とおいしく食べる方法、アレンジについて紹介しました。

        この記事をまとめると

        • 小夏は乾燥しやすいのでビニール袋などに入れてチルド室で保存すると3週間は保存が可能
        • 乾燥を避け、冷蔵庫で保存する
        • ワタがついたまま食べるのもおいしいが、スムージーやマーマレードも簡単に作れる

        小夏は3月末~7月にかけて旬となるので、これからたくさん出回ります。購入した時は、ただ食べるだけではなく、いろんなアレンジ料理にチャレンジしてみてください。