粉ミルクの賞味期限切れは未開封でも使っていけないの？大量消費レシピ

赤ちゃんが産まれた時に、多くの方は「粉ミルク」を使います。まだ赤ちゃんが小さい頃は開封した粉ミルクを使い切りやすいですが、離乳食移行時などには、粉ミルクを使うペースが遅くなってしまいます。そんな時に気になるのが「粉ミルクの賞味期限」です。

そこで今回は、粉ミルクの賞味期限について、以下のような事をまとめていきます。

こういった感じで、この記事を最後まで読んで頂ければ、余りそうな粉ミルクをなんとか使い切ることが出来るようになります。それでは、記事を進めていきましょう。

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粉ミルクの賞味期限はどれくらい？

まず、粉ミルクの賞味期限から見ていきましょう。

粉ミルクの賞味期限

粉ミルクの賞味期限は、以下の通りとなっています。

このように、粉ミルクは缶の封を開けないまま適切な温度や湿度の環境で保管していれば、1年以上の長期保存が可能です。ただし、缶を開けてしまった後は、1カ月以内に使い切らなければならないのです。賞味期限とは通常「美味しく食べられる期間」のことを言いますが、赤ちゃんは非常にデリケートな存在。

そのため、「賞味期限も消費期限もほぼ同じ」だと考えておいた方がいいでしょう。つまり、粉ミルクを開けてしまった際には、必ず1カ月で使い切るのがきまりだということです。

期限切れの粉ミルクは使っていけないの？

賞味期限切れの粉ミルクは使わない方がいいです。前述した通り、赤ちゃんの胃腸は非常にデリケートです。通常の大人であれば、少々の雑菌に感染しても何事もないですが、赤ちゃんはすぐに体調を崩してしまいます。なので、賞味期限が切れた粉ミルクを赤ちゃんに飲ませてはダメです。

ネット上のクチコミなどを見ると、「賞味期限が切れたミルクは3日程度なら飲ませても問題なかった」というクチコミが多いです。なので、3日以上経っている粉ミルクを赤ちゃんに与えるのはやめましょう。

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粉ミルクは冷凍庫で保存するのがおすすめ

一度封を開けてしまった粉ミルクは冷凍庫で保管するのがおすすめです。では、どうして冷凍保存がおすすめなのか？その理由を見ていきます。

冷凍庫保存がおすすめの理由

粉ミルクを少しでも長期間保存しようと思うのであれば、「1回分ごとの量に小分けにして冷凍保存」をしましょう。冷凍保存することによって、外部からのカビやダニの進入を防ぐことが出来ます。ここで「冷蔵庫では保存できないのか？」という疑問を持たれる方もいらっしゃいます。

答えは「保存できない」です。冷蔵庫の中には多くの湿気が蔓延しています。そのためカビやダニが発生しやすく、粉ミルクの品質を維持することが出来ません。出来るだけ長期間保存したいのであれば、冷凍保存をするのが大切です。

コナダニって？

粉ミルクには「コナダニ」と呼ばれるダニが繁殖します。コナダニのサイズは0.2mmから0.5mm程度とかなり小さなサイズです。おまけに色まで粉ミルクに似た色なので、人間の目視で取り除くことはほぼ不可能。なので、賞味期限をきちんと守って粉ミルクを使う必要があるのです。

誤ってコナダニの入った粉ミルクを赤ちゃんに与えてしまうと、アレルギー症状などが出て、命の危険にもさらされるため、賞味期限が切れた後の粉ミルクは、赤ちゃんに与えないようにしましょう。

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粉ミルクがたくさん余りそうなときの対処法

とはいえ冒頭で書いた通り、離乳食に移行する時期に粉ミルクの在庫は余ってしまいがちです。そんな時にはどうやって対処すればいいのでしょうか？

大量消費レシピ

1つ目の方法は「大人が食べられる料理に使って大量消費をすること」です。例えば、ホームベーカリーでパンを焼く時に、小麦粉と合わせて粉ミルクを使えば、お手軽自家製ミルクパンが出来ます。また、シチューの中に粉ミルクを混ぜて使ってもいいでしょう。

その他、粉ミルクをビスケットの生地に混ぜ込んでミルクビスケットを作る事も出来ます。カフェオレなどのホットドリンクにミルクとして入れても美味しいです。このように、大人が食べられる料理に粉ミルクを使う事で、大量にミルクの消費が出来、粉ミルクを処分せずに済みます。

粉ミルクを使った離乳食

粉ミルクは「離乳食」に使っても上手に消費することが出来ます。例えば、野菜を柔らかく煮込んだ際に、粉ミルクを加えることで、マイルドな味わいになり、赤ちゃんでも美味しく食べやすいです。その他、クリームソースのパスタの離乳食に加えても、赤ちゃんが食べやすい味になるでしょう。

離乳食に粉ミルクを使う事で、粉ミルクの在庫を減らすことは可能です。

まとめ

いかがでしたでしょうか？今回は粉ミルクの賞味期限について詳しく解説してきました。最後の記事内容を確認していきます。

こういった内容でした。もしあなたのお宅で粉ミルクが余るのであれば、ご紹介したような方法で、粉ミルクを消費してみましょう。

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