赤ちゃんがお腹を空かせてしまった時、粉ミルクからミルクを作っている時になかなか粉ミルクが溶けなくて焦ってしまったことはないでしょうか?いつも通りに作っているはずなのに…赤ちゃんが泣いていると困ってしまいます。
- 粉ミルクを作る時の注意点
- 溶け残りをなくすための方法
- 外出先でミルクを作る時に気をつけること
粉ミルクが溶けないと慌てないためにも、注意点を確認し対応できるようにしましょう。
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目次
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粉ミルクを作る方法と注意点
粉ミルクの作り方によっては溶けにくいこともあります。正しい粉ミルクの作り方と注意点について確認していきましょう。
容器の消毒方法
まずは粉ミルクを入れるための容器(哺乳瓶)の消毒が必要です。
- 哺乳瓶・乳首を専用の洗剤でブラシ洗いをする
- 消毒液に1時間ほど浸す
- 使用前に消毒液から取り出し、軽くすすいでから使用する
ちなみに消毒が必要なのは生後3ヶ月までだといわれており、それ以降は消毒をする必要はないです。理由としては、3ヶ月まではちょっとした雑菌で体調を崩してしまうことが多く、それ以降は消毒をしてもいろいろなものを口にするようになるので、哺乳瓶だけ消毒をする意味がなくなってしまうからです。
粉ミルクの作り方
粉ミルクの作り方は、粉ミルクの缶や箱などに詳しく書かれています。一般的な作り方を紹介します。
- 哺乳瓶にお湯を入れる(70℃のお湯の半量入れる)
- 分量の粉ミルクを入れる
- 混ぜる
- 再沸騰させたお湯を残りの分量入れて混ぜる
- 乳首をつける
- 適温に冷ます
飲ませる時の注意点
- 腕で首を支えるように抱っこする
- 哺乳瓶を立てて飲ませる
- 空気が入らないように乳首の部分にミルクが入っているようにして飲ませる
- 飲ませた後はげっぷを指せるようにする
慣れるまでは時間がかかるかもしれませんが、焦らず飲ませていきましょう。赤ちゃんによっては紹介した方法が難しい場合もありますが、間違っているということではありません。それぞれの赤ちゃんに合わせた方法で飲ませたり、げっぷをさせるようにしてください。
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粉ミルクの溶け残りを防止するには
粉ミルクが溶け残ってしまうと味が薄くなってしまいますが、栄養素もしっかり摂れなくなってしまいます。粉ミルクの溶け残りをなくすための方法を紹介します。
温度の高いお湯を使う
温度の高いお湯を使用することによって、粉ミルクがちゃんと溶けるようになります。温度が低いと溶け残りの量が多くなってしまうので、最低でも70℃以上の温度のお湯を使って溶かすようにしましょう。
お湯の量を少し多めにする
決められた分量のお湯を使って粉ミルクを溶かすことはとても大事ですが、一度に全量で溶かしてしまうと、なかなか思うように溶けきらないことがあります。最初に溶かす時は半量を使い溶かしていきますが、少し多めにして溶かすことでさらに溶けやすくなります。
しっかりと振る
粉ミルクを溶かす時、しっかりと哺乳瓶を振って溶かすことで粉ミルクがしっかりと溶けます。お湯が飛び出てしまうのではないかと心配になるかもしれませんが、溶け残りがないようにしっかりと降って粉ミルクを溶かし切るようにしましょう。
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外出先で粉ミルクを作る時は?
赤ちゃんのお腹が空けば外出先であろうと粉ミルクを作る必要があります。外出先で粉ミルクを作る時には何を用意すれば良いか、紹介していきます。
用意するものは何?
外出先でミルクを作るためには最低でも以下準備をしてください。
- 粉ミルク
- 哺乳瓶
- お湯
- 湯冷まし用の水
粉ミルクは1回分の量を小分けにして、外出時間中に何回ミルクを飲む可能性があるか考えた上で、それ以外に1回分多めに持っていくようにします。まとめた量を持っていくよりも小分けにすることで、準備の時間の短くすることができます。
哺乳瓶も外出先では洗うことができないので、飲む回数分の哺乳瓶を準備できれば準備しましょう。無理であれば哺乳瓶を洗うことができるように余分なお湯などを用意してください。
お湯の他に湯冷まし用の水を準備するのは、時間をかけてミルクを冷ますことができないので、お水を入れて湯冷ましをするためです。お湯は冷めないように気密性が高い魔法瓶タイプのものに入れるようにしましょう。
粉ミルクの持ち運ぶコツ
粉ミルクを持ち運ぶ時、ちょっとした外出(授乳回数が1回で済む)の場合は哺乳瓶にお湯を入れて持ち歩くようにしましょう。粉ミルク自体もスティックやキューブタイプのものを持ち歩くと荷物が少なくて済みます。
哺乳瓶の消毒は?
哺乳瓶は消毒しなくてはいけないと思っている人も多いですが、それは生まれてから3ヶ月までの赤ちゃんの場合であり、それ以降は基本的に消毒は不要になります。消毒がいらないだけで、洗浄は必ずしてください。3ヶ月未満の赤ちゃんの場合は消毒をしっかりするか、哺乳瓶を必要な本数だけ準備してください。
夏場などは哺乳瓶を洗浄しないと2時間で雑菌が繁殖してしまいます。
お湯と湯冷ましはどうすればいい?
お湯は魔法瓶などに入れて持ち歩くか、外出時間が短い場合は哺乳瓶に入れてしまいましょう。荷物を少なくすることができます。
1回分のお湯を哺乳瓶に入れた場合、時間が経過することで温度が下がっていることが多いので、水道水で冷やすなどをすると簡単に適温にすることが可能です。
お湯はできるだけ冷めないような工夫をして持ち歩きます。長時間の場合は魔法瓶に水を入れて、水で湯冷ましをするようにします。
まとめ
粉ミルクの溶け残りをなくす方法と溶け残りをなくすための作り方について紹介しました。
この記事をまとめると
- 粉ミルクの溶け残りがあると栄養をきちんと摂ることができない
- 溶け残りがないか確認をし、温度の高いお湯で粉ミルクを溶かすようする
- 外出先でミルクを作る時は、外出時間と必要量を確認し、魔法瓶などにお湯を入れ冷めないようにする注意が必要
粉ミルクは熱いお湯でしっかり溶かし、冷ましたものをのませるようにします。溶けきらない場合は、お湯の温度が低かったりきちんと混ぜていないことがほとんどです。飲ませる前に確認をするようにしてください。