皆さんは小松菜をお好きですか?小松菜は坦々麺や煮物、焼き物などに入れても美味しい万能な野菜ですよね。あまり強いクセもないので、食べやすくお好きな方も多いのではないでしょうか。
そのためついつい食べすぎてしまう方もいますよね。「しかし食べすぎてしまい大丈夫かな。。。」と心配する方もいるでしょう。そこでこの記事では小松菜を食べすぎると起こる症状、赤ちゃんに食べさせても大丈夫なのかを紹介します。
ついつい小松菜を食べすぎてしまう方は是非最後まで読んでくださいね。
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目次
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小松菜を食べ過ぎると起こる症状
クセもなく美味しいのでついつい食べすぎてしまう小松菜。栄養は豊富ですが、実は食べ過ぎは良くありません。小松菜を食べすぎると体に様々な症状が現れるのです。具体的にどのような症状が出るのか詳しく紹介します。
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下痢・腹痛
1つ目が下痢・腹痛です。
小松菜には食物繊維が豊富に含まれており、適量であれば腸の動きを活発にして排便をスムーズにしてくれます。食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類があり、小松菜には不溶性食物繊維が含まれています。
不溶性食物繊維は水に溶けにくくお腹の中に残ってしまうので、消化不良となり下痢・腹痛といった症状を引き起こすのです。食物繊維は下痢・腹痛だけではなく吐き気や嘔吐も引き起こすので食べ過ぎには注意してくださいね。
シュウ酸の過剰摂取
2つ目がシュウ酸の過剰摂取です。
シュウ酸はアクの成分となるもので、ほうれん草やたけのこ、チョコレートなどにも含まれています。シュウ酸の過剰摂取は尿路結石の原因となります。尿路結石は尿の通り道に結石ができることで、激しい痛みを伴います。シュウ酸の1日の摂取量目安は600〜800gmほどです。
それ以上の量を頻繁に摂取しすぎると、尿路結石になる可能性が硬くなりますので、日頃の食生活には気をつけてくださいね。
カリウムの過剰摂取
3つ目はカリウムの過剰摂取です。
カリウムの働きは神経刺激の伝達、心肺機能や筋肉機能などの調整をしています。カリウムは摂取しすぎると血圧を下げくてくれる働きがあります。ですが摂取しすぎると高カリウム血症になる可能性が高くなり、麻痺、手先のしびれ、筋肉の働きが低下したりしてしまうのです。
適度な量であれば血圧を下げてくれる良い働きをしてくれるものですが、過剰摂取をしすぎると不整脈が起こりますので注意してくださいね。
カルシウムの過剰摂取
4つ目はカルシウムの過剰摂取です。
カルシウムは骨や血液を構成する重要な成分です。カルシウムは小松菜以外にも、牛乳やチーズ、バターといった乳製品に多く含まれています。カルシウムの1日の平均摂取量は650〜800mgほどです。
しかし過剰摂取をすると高カルシウム血症になります。高カルシウム血症になると、血液中のカルシウム濃度が非常に高くなり、多尿、喉の渇き、重症化すれば昏睡に至り生命の危機に及びます。治療は水分をたくさん取ることですが、あまりにも過剰摂取した場合は、病院で処置を行う必要があるので摂取のしすぎには注意してくださいね。
ビタミンKの過剰摂取
5つ目はビタミンKの過剰摂取です。
ビタミンKには血液凝固の効果があり、不足すれば出血が止まりにくくなります。そのほかにも丈夫な骨を作るのに必要なもので骨の形成を促してくれます。
ビタミンK1およびK2は過剰摂取しても問題はありませんが、ビタミンK3の過剰摂取は溶血性貧血などが起こるのでくれぐれも注意したいですね。ビタミンKは必要な栄養素ですが、過剰摂取には気をつけてくださいね。
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離乳食として食べさせても大丈夫?
小松菜は栄養が豊富に含まれているので離乳食として食べさせたい方もいるでしょう。小松菜はいつから食べられるのか、注意点などを紹介します。小松菜を離乳食にしたいと思ってる方は必見です。
小松菜はいつから食べれる?
小松菜が食べられるかどうかは食べる部位によって異なります。葉っぱであれば、離乳食が始まってから1,2週間後。茎であれば離乳食後期です。茎は細かく刻んで食べましょう。いずれもアクがある場合は、しっかりとアクを抜いてから食べさせるのがおすすめです。
注意点
小松菜の注意点は硬い部分は細かく刻むようにすることです。特に茎の部分は硬いので、歯が生えてしっかりと噛めるような状態になってからあげるようにしましょう。
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まとめ
この記事をまとめると
- 小松菜に含まれている不溶性食物繊維は溶けにくくお腹に残るので、下痢や腹痛の原因となる
- シュウ酸を過剰摂取すぎると尿路結石となる
- カリウムを過剰摂取すると不整脈が起こる
- カルシウムを過剰摂取しすぎると昏睡意にたる叶異性がある
- ビタミンK3の過剰摂取は溶血性貧血が起きる
- 小松菜は葉っぱであれば離乳食が始まってから1,2週間後、茎であれば離乳食後期
- 硬い部分はしっかりと細かく刻むこと
この記事では小松菜について紹介しました!小松菜は栄養が豊富に含まれていますが、食べ過ぎは過剰摂取となりますので気をつけてください。離乳食にはできますが、硬い部分は細かく刻んでくださいね!
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