小松菜の食べ過ぎで腹痛･下痢に!シュウ酸は危険?妊娠中も生食できる?

小松菜は炒め物やおひたしにして食べられる野菜ですが、食べ過ぎると腹痛や下痢となることがあります。その原因は、一体何なのでしょうか？今回は、

これらのテーマについて紹介いたします。

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小松菜を食べ過ぎると下痢･腹痛に！原因は？

小松菜は栄養たっぷりの緑黄色野菜ですが、食べ過ぎると下痢や腹痛を起こすことがあります。その2つの原因について、確認していきましょう。

①食物繊維

食物繊維というと、サツマイモやごぼうなどの根野菜に沢山含まれているイメージがあると思うのですが、小松菜100gあたりにも2.8gの食物繊維が含まれています。

サツマイモ100gあたりに含まれる食物繊維は3.0gなので、ほとんど差がないことがわかります。食物繊維が多いために、下痢を起こすことが小松菜でも起きてしまうのです。

②アレルギー

人によって違いがありますが、小松菜との相性が悪いために消化器系が弱ってしまい、結果下痢してしまうことが起こり得るのです。消化器系が弱ると腸内で上手く消化ができないため、下痢を起こします。

また、下痢や腹痛などお腹の問題以外に、「口の周り」に症状が出ることがあります。例を挙げると、

• 口の周りがヒリヒリする
• 口の周りや口の中が痒い
• 口の周りが赤く腫れている

このような症状です。これは小松菜に少量含まれている「シュウ酸」という成分によるもので、食べても問題のない「アク」に当たるものです。ほうれん草に多く含まれている成分で、小松菜の含有量はとても少量なのですが、アレルギー反応としてシュウ酸に反応してしまう方もいます。

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シュウ酸を摂りすぎるとどうなる？

小松菜に少量含まれるシュウ酸には、結石ができるリスクがあると言われています。加熱すれば減少するシュウ酸ですが、生で食べる場合はそのままダイレクトに摂取することになります。

結石のリスクが気になる場合は、ほうれん草より小松菜を食べることをオススメします◎

小松菜に含まれる栄養成分と効果

栄養素

小松菜は強い抗酸化作用を持つβカロテンやビタミンC・ビタミンEなどのビタミン類、カルシウム・カリウム・鉄分などのミネラル類を豊富に含む栄養価の高い緑黄色野菜です。

効果･効能

小松菜はほうれん草には及ばないものの、栄養豊富な緑黄色野菜です。βカロテンは体内でビタミンAに変換され健康維持や呼吸器系統を守る働きをします。

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小松菜の食べ過ぎは体に悪い？

小松菜には体に良い栄養成分が多く含まれていますが、食べ過ぎると腹痛や下痢以外にも影響が出ることがあります。どんな副作用があるのでしょうか？

高カリウム血症

小松菜にはカリウムが含まれており、適量であれば利尿作用によりむくみを解消したり、高血圧を予防するといった効果を期待することができます。

しかし、カリウムを過剰摂取すると高カリウム血症といって、悪心や嘔吐･胃腸症状･脱力感や痺れなどの症状が出ることもあります。大抵の場合は軽症で済むと言われていますが、可能性はゼロではないので注意しましょう。

カルシウムの過剰摂取

小松菜に含まれるカルシウムは過剰摂取すると、便秘や泌尿器系の結石になることもあります。

妊娠中(妊婦)でも生食できる？

妊娠中は、食べても大丈夫な食材なのか気にすることが増えますが、 妊婦さんが生の小松菜を食べても問題はありません ◎ むしろ小松菜には葉酸や鉄分・カルシウムなど、 妊婦さんに必要な栄養素が豊富に含まれています。  つわり中は気分が悪く食べられるものが限られますが、可能であれば小松菜など野菜や果物を入れたスムージーを飲むことで、栄養を補給できます。

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まとめ

小松菜には体に良い栄養成分が多く含まれていますが、食べ過ぎると腹痛や下痢の原因となるので注意しましょう。

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