ココナッツミルクの代用品で牛乳以外に使えるものはある?栄養価は?

皆さんはココナッツミルクはお好きですか?ココナッツミルクは最近様々な料理に使われるようになり、日本でもたくさんのところで見られるようになりましたよね。

ココナッツミルクを使う料理といえばタピオカジュースや、グリーンカレーなどでしょうか。ココナッツの香りが南国をイメージさせてくれるので、まるで旅行した気分になりますよね。

そんなココナッツミルクですが意外と手に入りにくい食材でもあるので、使いたい時に限って手元にないことが多いんですよね。

今回の記事では、

  • ココナッツミルクとは
  • ココナッツミルクの栄養
  • 牛乳の代わりに使える?
  • ココナッツミルクがない時に使える代用品

これらについて解説していきたいと思います。

スポンサードリンク

ココナッツミルクって何?

ココナッツは、日本では「椰子(ヤシ)の実」とも呼ばれます。日本の原料で使用されているココナッツの100%は輸入品です。原産国は主に、タイ・インドネシア・フィリピンなどです。熱帯地域で育つ植物ですよ。

ココナッツミルクは、ココナッツの種の中の「胚乳」と呼ばれる部分で、乳白色でほんのりと甘味もあります。タイ料理やインド料理など、暖かい南国地域の調味料としてとても有名です。

スポンサードリンク

とても栄養価が高い

ココナッツミルクが近年注目される一番の理由は、栄養素が高いことでしょう。ココナッツの実には、カリウム・マグネシウム・鉄分などのミネラル類が豊富に含まれています。100gあたり9gの食物繊維が含まれ、便秘解消効果やダイエット効果、高血圧予防に効果的です。

  • カリウム:カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります。
  • カルシウム:カルシウムは骨や歯の主成分のリン酸化カルシウムの材料でもあり、人間の体内の筋肉や臓器の収縮に関わるミネラルです。神経伝達の正常化にも大きな働きを持ち、体の酵素の働きをサポートします。血液凝固やホルモンの分泌等、多用な働きを持ちます。
  • 鉄分:鉄分は、人間の血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されます。加えて、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。
  • 食物繊維:食物繊維は、植物の細胞壁を構成する、人間の消化酵素では消化できない成分とされています。食物繊維は、植物しか作り出すことしか出来ず、水に溶けるか溶けないかで種類が分かれます。人間の腸内環境を整える免疫力改善等の働きがあります。

また、ココナッツに含まれるオイルは植物性油脂のため、動物性の脂よりも体内で固まりにくいという特徴があります。中鎖脂肪酸と呼ばれる成分が多く含まれていることから、糖質制限ダイエットなどにもよく使われます。

スポンサードリンク

牛乳の代わりに使える

乳アレルギーを持っているお子様は比較的多いのですが。特に乳幼児に多いアレルギーで、反応が強く、重篤なアナフィラキシーショックを起こす可能性が高いと言われています。

乳アレルギーをお持ちのお子様の場合は、牛乳の代わりにココナッツミルクで代用することが可能です。そもそも乳アレルギーの原因は、動物性の乳成分に含まれる「カゼイン」と呼ばれるタンパク質が原因です。

ココナッツミルクはカゼインの代わりに身体に良い植物性油脂が多く、タンパク質はあまり含まれていないため乳アレルギーのお子様でも安心して食べることができます。

ただし、どんな食品に対してもアレルギーの可能性はあります。ココナッツミルクにも豊富な栄養素が含まれていますから、それらの成分に対してアレルギー反応を起こす可能性もあります。初めて食べさせる際は注意深く観察しましょう。

スポンサードリンク

ココナッツミルクがない時は?代用品は?

ココナッツミルクは牛乳の代わりに使うことができるということをお伝えしましたが、ココナッツミルク自体が使いたいのに手元にない時もありますよね。

そんな時に使えるココナッツミルクの代用品について紹介していきたいと思います。身近な素材から最近登場した素材まで幅広くありますので見ていきましょう。

ココナッツクリーム

ココナッツクリームはココナッツミルクをパウダー状にしたココナッツミルクパウダーに少しの水分を加えて作るクリームのことです。元々はココナッツミルクですので、ココナッツミルクの代わりに使うことができます。

ココナッツミルクよりもコクを出すことができますがくどくなってしまう場合がありますので量は控えめに使うようにしましょう。もしくどくなったとしても水分の量を調節してあげれば問題なく使うことができますよ!

ヨーグルト

ヨーグルトはココナッツミルクの食感にとても近い食品ですので、代用品として使うことができます。ココナッツミルクよりも甘みが少ないので、代用品として使う時は少しだけ甘味料を入れてあげると良いでしょう。蜂蜜を一緒に加えるのがオススメです。

アーモンドミルク

アーモンドミルクはアーモンドを粉末状にして水を入れて撹拌したミルクのことで、食物繊維が豊富に含まれていて非常に健康に良いとされている飲み物です。

アーモンドミルクもココナッツミルクの代用品として使うことができます。アーモンドミルクとココナッツミルクの特徴はそれぞれに独特な風味を持つことです。

独特の風味と言っても気になるほどではなく、むしろそれが美味しさを感じさせるものなので積極的に使ってみてくださいね!アーモンドの香りが強すぎると感じる場合は牛乳を合わせて使うのも良いでしょう。

スポンサードリンク

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • ココナッツミルクはココナッツの種の中の「胚乳」と呼ばれる部分のこと
  • ミネラル類が豊富で栄養価が高い
  • 牛乳の代わりに使うことで牛乳アレルギーの人でも食べることができるようになる
  • ココナッツミルクがない時はココナッツクリームかヨーグルト、アーモンドミルクなどを代用品として使うことができる

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

スポンサードリンク