ココアで下痢・腹痛に!効能・毎日飲み続ける副作用・効果的な飲み方

ココアは甘い飲み物が好きな人にはたまらない味で、つい毎日飲なんじゃう人もいるでしょう。けれど、毎日飲むと、なんかお腹がゆるいなと感じませんか。それはココアが原因かもしれません。

この記事では、ココアで下痢・腹痛になるのか毎日飲み続ける副作用や効果的な飲み方について解説していきます。ぜひ最後までお読みください。

ココアで下痢・腹痛になる!

痛いお腹

ココアで下痢・腹痛になる原因には何があるのでしょうか。

原因

ココアで下痢・腹痛になる原因として考えられるのは、ココアの原料のカカオに含まれる食物繊維です。ココアに含まれる食物繊維は水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類が含まれています。

よく、便秘には食物繊維がいいと聞きますが、便通をよくするには水溶性食物繊維と不溶性食物繊維と水があって便通が促されます。

ココアには、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維が入り飲み物として水分とともに体内に入るので、お腹がゆるい人は腹痛や下痢になるのでしょう。

食品名 100gあたりの食物繊維量
ココア 23.9g
ごぼう(茹で) 6.1g
さつまいも(皮なし蒸し) 2.3g

野菜の中で、食物繊維が豊富といわれるごぼうより4倍近く多いことがわかりますね。

ココアに含まれる成分

ココアには食物繊維以外にどんな栄養成分が含まれているのでしょうか

タンパク質・脂質・糖質・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・食物繊維・カリウム・ナトリウム・鉄・ポリフェノール

ココアは嗜好品ですが、他の飲料に比べて豊富な栄養素が含まれています。

ココアを飲み続ける効果

ココアを飲み続けると得られる効果は、下記のようなものがあります。

<便通がよくなる>先ほど下痢やお腹が痛くなる人もいると解説しましたが、ココアは適量を飲めば便通がよくなる飲料です。

<免疫力があがる>ココアに含まれるポリフェノルーには活性酸素を除去する働きがあります。

<血管を綺麗にし流れをよくする>抗酸化作用により、ドロドロした血液がサラサラになり血管が広がるので血の巡りがよくなります。

<脳機能の改善>テオプロミンという成分は、集中力や記憶力の働きをよくする効果があります。仕事や勉強を続けた時にココアを飲むといいでしょう。

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ココアのカフェイン量はどのくらい?

ココアにカフェインが含まれるのを知っていますか?量はどれくらいなのかみていきましょう。

妊婦(妊娠中)でも飲める?

ココアに含まれるカフェイン量は、コーヒーの1/12になります。妊娠中にカフェインをとると胎児へ影響し発育不全や低体重なども懸念されます。妊娠中に摂取していいカフェインの量は、1日に200mg〜300mgです。

絶対に食べてはだめということではありませんが、なるべくカフェインは摂取しない方がいいですね。妊娠中にココアを飲みたくなったら、ピュアココアよりも調整ココアがいいでしょう。ただし、ココアは糖質が高いのでカフェインよりも糖質の取りすぎによる体重増加の方が懸念されるので、飲む量には十分に注意しましょう。

妊娠中にココアを飲むのは1日に1杯まで、できれば毎日はやめて週2.3回にしましょう。

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ココアを毎日飲み続ける副作用・危険性は?

ココアには体にいい効能もありますが、毎日飲み続けると体へ悪影響を及ぼすのか解説していきます。

ココアの効果的な飲み方

まずココアの効果的な飲み方は、必ずピュアココアを使いましょう。調整ココアは砂糖やミルクがたくさん入っていて肝心のココアは少ないです。ココアの効能を余すところなく、飲みたい場合はピュアココアにしてくださいね。

ピュアココアを牛乳または豆乳でといて飲んでください。砂糖なしミルクのみのココアは、体にいい影響を与えるでしょう。

飲む時間としては、朝に飲むとココアの食物繊維がお腹を刺激し便通がよくなるでしょう。夜寝る1〜2時間前に飲むとポリフェノールが自律神経を整えリラックスします。また、血流がよくなるので体を心地より睡眠へと導いてくれるでしょう。

ココアは朝か、寝る1.2時間前に飲むと良い

1日の摂取量目安

ココアの摂取量の目安は、1日に2.3杯までにしておきましょう。ポリフェノールなどを含み、嗜好品飲料としては栄養価は高いのですが糖質の高さが気になります。

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まとめ

ここまでココアで下痢・腹痛になるのか毎日飲み続ける副作用や効果的な飲み方について解説してきました。

この記事をまとめると

  • ココアには食物繊維が豊富に含まれているので、お腹が弱い人が飲むと下痢や腹痛になる可能性がある。

  • ココアは、朝飲むと便通がよくなり、夜寝る1.2時間前に飲むとリラックスし安眠効果がある。

  • ココアには少量のカフェインが入っているので、妊娠中は1日に1杯まで。毎日飲むのではなく週2.3回にしておくのがおすすめです。

  • ココアの栄養を効果的にとりたい場合は、ピュアココアがおすすめです。

ココアはコーヒーや紅茶に比べ、栄養価は高いのですが糖質も高い飲み物です。飲むときはピュアココアに牛乳を混ぜるなどして、糖質を抑える工夫をしましょう。

またココアにはわずかですがカフェインが含まれています。妊娠中でカフェイン摂取が気になる方は、ココアは控えて出産後の楽しみにしてくださいね。この記事が、お役に立てれば嬉しいです。

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