琥珀糖に食中毒になる危険性はある?保存方法や乾燥方法も紹介!

琥珀糖は、「たべる宝石」と言われるほど美しい見た目をした和菓子で、SNSなどを中心に人気を博しています。原料が単純なことから、ご家庭で手作りできることでも知られています。

今回は、琥珀糖の食中毒の危険性について解説していきます。琥珀糖を手作りする場合、乾燥させるためにかなりの日数が必要になります。正しい乾燥方法をとらないと、食中毒のリスクが高まる可能性も考えられるため注意が必要です。

作る際のポイントや、保存方法に適した場所などのについて見ていきましょう。今回紹介していくテーマは、

  • 琥珀糖の賞味期限はどれくらい?
  • 琥珀糖で食中毒になる危険性はある?
  • 琥珀糖の保存方法や乾燥方法

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

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琥珀糖の賞味期限はどれくらい?

琥珀糖の賞味期限について解説してきます。手作りした商品と市販品の日持ち期間の違いなどについても解説していきます。

手作りも市販も同じくらい

琥珀糖の賞味期限は20~30日程度と言われています。琥珀糖を手作りした場合も、大体このくらいの日数が日持ちする期間と言えるでしょう。琥珀糖は水分量が非常に少ないため、雑菌が繁殖しにくく手作りした場合でも意外と日持ちします。

ただし手作りの方が衛生環境が悪い場合がほとんどですから、適切な保存場所にしまい、早めに食べ切った方が安心でしょう。

季節により変わる

琥珀糖は季節によって日持ち期間が変わる場合があります。高温多湿の梅雨の時期や夏季は、琥珀糖が溶けてしまったり、水分を吸収してしまったりと、傷むリスクが高まります。

夏場や梅雨の時期は保存容器や袋に入れ冷蔵庫で保管したり、乾燥材などを入れて保存するなどの工夫が必要になります。

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琥珀糖で食中毒になる危険性はある?

琥珀糖は寒天と砂糖、着色料などを固めて乾燥させるお菓子ですが、水分の含有量が非常に少ないという特徴があるお菓子でもあります。水分が少ない場合は雑菌なども繁殖しにくく、腐りにくいように思えますが、実際はどうなのでしょうか。

琥珀糖は基本的に腐らない

琥珀糖を作るためには、長くて10日程度の乾燥が必要になるため、完成したお菓子は水分含有量が低くなります。基本的に水分が少ない場所では雑菌が繁殖しにくいため、琥珀糖は腐りにくい食品と言えます。

ただし空気中の湿度などを吸着し、徐々に水分を含んでくるため全く腐らないというわけではないため注意が必要です。

戻した寒天自体は腐りやすい

琥珀糖を作る過程で、寒天を溶かした「寒天液」を作る工程がありますが、固める為に常温保管したりと、高温の場所で保管する時間が長くなることもあります。

しかしこの寒天液は非常にデリケートで、作っている途中でカビが生えてしまったり、傷んでしまう場合もあるため注意が必要です。暑い時期は冷蔵庫で冷やし固めるなどの工夫が必要です。

棒寒天や糸寒天を戻している最中であっても雑菌は繁殖するため、注意が必要です。

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琥珀糖の保存方法や乾燥方法

琥珀糖は保存方法も重要ですが、乾燥させる場所などを選ぶことも重要です。湿気の多い場所や、風通しが悪い場所には注意が必要です。琥珀糖の保存方法や乾燥方法について見ていきましょう。

基本は常温保存

琥珀糖の基本の保存方法は「常温保存」です。季節的に常温保存が危険な時期であったり、保存に適した場所がない場合は冷凍保存もおススメです。

冷蔵保存はカビの原因に

琥珀糖を長期保存するために冷蔵庫へしまってしまうと、食べる際に冷蔵庫内から出す際に結露してしまい、カビなどが生える原因となります。

冷凍保存もおすすめ

琥珀糖は冷凍保存も可能です。梅雨や夏の時期は冷凍保存の方が安全かもしれません。冷凍保存した場合の日持ち期間は約1か月程度、冷凍してもカチカチにはならないため、冷凍してもすぐに食べられて便利です。

乾燥に適した場所はどこ?

琥珀糖を乾燥させるためには、基本的にじっくり自然乾燥させる方法がおススメです。その際は、風通しの管理や調湿、温度管理などに気を配りましょう。

その日の天気のコンディションによって、扇風機を使用したり、場所を移動させるなどの工夫も大切です。場合によっては空調調節のためエアコンなどを使用する必要もあるかもしれません。

ほこりや虫対策について

自然乾燥させると、どうしても空気中のほこりなどが気になります。その場合はフードカバーをかぶせると良いでしょう。100均などで購入することもできて、琥珀糖づくり以外でも使用できるため、1つ持っておくと便利です。

まとめ

今回は、琥珀糖の保存方法や賞味期限について解説していきました。

この記事をまとめると

  • 琥珀糖の保存方法は、風通しがよく、直射日光を避けられる常温の場所での保管が基本。
  • 冷蔵保存すると、食べる際に結露する可能性があり、カビが生える原因となる場合も。
  • 乾燥させる際は、ホコリなどが付着しないようフードカバーをかけるとよい。

いかがでしたか?お子さんがいるご家庭は、自宅で手作りの琥珀糖を作ってみるのも楽しいですね。綺麗な琥珀糖が作れると嬉しくなります。是非ご家庭で作ってみてくださいね。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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