冷たくて美味しいジュースは、1歳から与えている人も多いですよね。甘いジュースは、子供にも人気ですが、飲み過ぎは体に悪いです。では、1歳の子供がジュースを飲み過ぎると、どのような影響を与えるのでしょうか。この記事では、
- ジュースを与えて良い年齢
- 子供にジュースを飲ませすぎるとどうなる?
- ジュースをやめさせる方法
以上のテーマについて解説していきます。実際に、1歳の子供にジュースを与えている人は、飲み過ぎによる影響についてご紹介しているのでぜひ参考にしてください。
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目次
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ジュースを与えて良い年齢
では、ジュースを与えて良い年齢はいつごろでしょうか。
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何歳から与えて良い?
ジュースは、離乳食を終了してからジュースを与えても良いです。ですが、直後から始めるのではなく、1歳になってから与えるのがおすすめです。
また、市販のジュースではなく、育児用のジュースや薄めて使用するようにしましょう。小さい頃から甘いものを与えすぎると、その甘い味に慣れきってしまいます。1歳の間は、与える回数などを決めておくと安心です。
離乳食終了直後は、育児用のミルクや麦茶を与えるようにしましょう。
年齢ごとの適量一覧
続いて、年齢ごとの適量について一覧にしているため、与える時の参考にしてください。
年齢 | 適量 |
6ヶ月 | 60ml |
7ヶ月以降から1歳半 | 80ml |
2歳 | 100ml |
3〜5歳 | 150ml |
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子供にジュースを飲ませすぎるとどうなる?
続いて、子供にジュースを飲ませ過ぎるとこのような状態になります。
- 栄養が足りなくなる
- 肥満・糖尿病
- 虫歯
- 下痢
子供がジュース好きな理由
子供がジュースが好きな理由は、母乳の甘みである糖分が含まれているためと考えられます。赤ちゃんの頃から甘みを摂取しているため、1歳の頃に与えても拒否感がほとんどありません。
また、1歳は大人と比べると摂取する栄養成分も少ないため、ジュースなどの甘いものが好きであると言われています。
栄養が足りなくなる
ジュースは、果汁100%のものなど多くの種類がありますが、ほとんどが糖分が多く含まれています。糖分が大半を占めているため、体に必要な栄養成分がジュースだけでは補えません。そのため、栄養が足りなくなります。
肥満・糖尿病
1歳の時からジュースを飲み過ぎると、肥満や糖尿病の原因となります。特に、体が発達の状態である1歳の頃は、糖分以外のビタミンやミネラルなどの栄養バランスを摂取するようにしましょう。
虫歯
また、糖分の摂取は虫歯の原因にもなります。口の中にいる虫歯菌が糖分を摂取すると活発に活動するため、酸が作り出されます。この酸が、歯を溶かしてしまい虫歯になるため、過剰にジュースなどの甘味を与えるのは良くありません。
下痢
1歳の子供がフルーツジュースを飲み過ぎると、下痢を引き起こす可能性があります。フルーツの果糖は、消化吸収がしにくいです。そのため、過剰摂取は消化が追いつかなくなり、下痢を引き起こします。
ペットボトル症候群とは
清涼飲料水を大量に飲み続けることで、糖尿病が発症するペットボトル症候群という症状をご存知ですか。ペットボトル症候群喉の渇きや、倦怠感・腹痛・吐き気などの症状が起こしやすくなります
毎日飲みすぎると?
では、1歳の子供が毎日飲み過ぎると、どうなるのでしょうか。先ほど解説した通り、ジュースの飲み過ぎは下痢や虫歯の原因となるだけでなく、肥満にも繋がります。
適量を守っていれば体に影響を与えないため、1日の摂取量には気をつけましょう。
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ジュースをやめさせる方法
続いて、ジュースをやめさせる方法についてご紹介します。
- ジュースを買いだめしない
- ルールを決める
- 水筒を持参する
- お茶や水を注がせてあげる!
子供が、ジュースをなかなかやめられなくて困っている場合は、試してみてください。
ジュースを買いだめしない
1歳の子供にジュースをやめさせるためには、買いだめをしないようにしましょう。自宅にあるから、ジュースを飲み続けてしまうため、買いだめをしなければ問題ありません。
ルールを決める
飲む時間や量などのルールを決めるのも、ジュースをやめさせるのにおすすめです。先ほどご紹介した通り、1歳や2歳ごろには1日の適量目安があるので、参考にしてください。
水筒を持参する
水筒を持参すれば、喉が渇いた時に自販機などでペットボトルを購入しなくて済みます。節約にも繋がるため、一石二鳥ですよ。
お茶や水を注がせてあげる!
ジュースではなく、お茶や水を注いであげて飲ませるようにしましょう。水や麦茶を意識して飲むことで、徐々に慣れていくためジュースをやめさせられます。
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まとめ
今回の記事内容でご紹介したことをまとめますね。
この記事をまとめると
- ジュースは、離乳食を終了してから与えても問題ないが、栄養が偏るため1歳から与えると良い
- 1歳の子供がジュースを飲み過ぎると、栄養が足りなくなるだけでなく、肥満や下痢・虫歯などの原因になる
- また、糖分の過剰摂取は1歳であっても糖尿病を発症する可能性がある
- ジュースをやめさせたい場合は、水筒を持参したり買いだめしたりしないようにする
1歳からジュースは飲めますが、成長面を考えると適量を守って与えすぎないようにしましょう。
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