あなたは紅茶の賞味期限をご存知でしょうか?紅茶の茶葉の調味期限など、普段はあまり意識しないものです。そこで今回は、紅茶の賞味期限や、保存方法、きれてしまった時の対処法などを詳しく解説していきます。先に記事内容の一覧を見ておきましょう。
- 紅茶の賞味期限はどれくらい?
- 紅茶の賞味期限が切れた場合はどうなるの?
- 紅茶の賞味期限が10年切れたらどうなるの?
こんな内容となっています。記事を最後まで読んで頂くと、紅茶の保存について完全に理解できるはずです。
スポンサードリンク
目次
|
|
紅茶の賞味期限
まずは、紅茶の賞味期限について解説していきます。この場合、未開封と開封の状態で期限が大きく異なるので、分けてみていきましょう。
未開封の場合
未開封の状態の紅茶は、基本的に2から3年程度は日持ちします。かなりの長期間保存が出来る製品だと思っておきましょう。ただ、保存状態が悪ければ、2年も持たない可能性もありますし、逆にいい状態で保存していれば、3年以上も状態を維持できるでしょう。
開封後の場合
開封してしまった紅茶は通常1か月程度で飲み切らなければいけないとされています。しかし、開封した後でも、しっかりと密閉し直射日光を避けて、冷暗所に保管していれば、1年程度は問題なく飲めると言われています。開封後は特に保存状態に気を付けて保管しなければいけません。
保存状態によっては使える
未開封の場合も、開封した後の場合も、保存状態が良ければ、賞味期限を過ぎてしまっても気にする必要はありません。出来るだけ外の空気に触れないようにし、直射日光を避け、涼しい常温の部屋で保管しましょう。前述した通り賞味期限を切れてもそのまま飲んで大丈夫です。
冷蔵・冷凍はNG
ただ、保存する時に1点だけ気を付けるとしたら「冷蔵庫や冷凍庫で保管しない」ということです。冷凍庫で紅茶を保管してしまうと、冷凍庫内の他の食材の臭いが移ってしまい、紅茶の風味が損なわれます。
また、コーヒー豆のように冷蔵庫で保管してしまうと、保管容器内に水滴がついてしまい、水分の影響で茶葉が湿気て美味しくなくなるでしょう。紅茶の保存場所の基本は「涼しい常温の部屋」です。
スポンサードリンク
賞味期限が過ぎるとどうなる?
では、紅茶の賞味期限が切れてしまった場合は、どうなるのでしょうか?どんな変化が起こるのか、解説していきます。
風味が落ちる
紅茶の賞味期限が切れてしまうと、紅茶本来の風味が落ちます。しっかりと密閉された容器に入れておけば、多少は風味の維持が出来ますが、どうしても酸素と触れてしまうので、段々と風味は落ちると考えておきましょう。未開封の場合は、かなり劣化しにくいです。
湿気る
紅茶の賞味期限が切れると、湿気て劣化してしまいます。湿気た紅茶は味も悪くなりますし、十分な香りも出ません。前述した通り、冷蔵庫に入れて保管してしまうと、湿気が早く回ってしまうので注意してください。
また、紅茶を煎じて淹れた際、お茶そのものが濁ってしまう可能性も考えられます。
カビが生える可能性も
紅茶の賞味期限が切れると、茶葉自体にカビが生える可能性もあります。ただし、カビが生えるとするとかなり劣悪な環境で保管していた場合のみです。「湿気が少なく、温度が高すぎず、直射日光が当たりにくい部屋」で保管しておいたのであれば、殆どの場合カビが生えること無いので安心してください。
紅茶を淹れた際にカビのような臭いを感じたのであれば、その茶葉は劣化しているので、もう飲まない方がいいかもしれません。
スポンサードリンク
賞味期限が10年過ぎた紅茶の使い道
紅茶の賞味期限は2から3年程度です。この期限を過ぎても紅茶は美味しく飲めます。しかし、賞味期限を過ぎて10年経った紅茶はどうなのでしょうか?ちょっと詳しく見ていきましょう。
保存状態によっては飲める
賞味期限が切れて10年経った紅茶でも、保存状態が良ければ、飲むことは可能です。ただし、製造から長期間の時間が経っているので、茶葉本来の香りや風味はかなり減っていると考えた方がいいでしょう。湿度や温度の低い場所でしっかり密閉して保存しましょう。
掃除や脱臭剤として
賞味期限が10年切れた紅茶を飲むのに抵抗がある場合は、「掃除や脱臭剤」に使うといいです。紅茶にはタンニンという成分が入っていて、このタンニンが汚れを落とす効果を発揮します。また、紅茶には消臭効果もあるので、容器に移して脱臭剤として使ってもいいでしょう。
うがい薬として
紅茶には「カテキン」や「テアフラビン」という殺菌作用の強い成分が入っています。なので、うがい薬として使ってもいいです。茶葉を煮だした汁で、うがいをして下さい。ちなみに、口臭予防効果も期待できると言われています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は紅茶の賞味期限はどれくらいなのか?紅茶を正しく保存する方法はどんな方法なのか?などについて詳しく解説してきました。最後に記事内容を振り返っていきましょう。
この記事をまとめると
- 紅茶の賞味期限は未開封であれば2から3年はある
- 紅茶の賞味期限が切れても美味しくいただける
- 紅茶は直射日光の当たらない冷暗所で常温保存するのが基本
こんな内容となっていました。もしご自宅に賞味期限の切れた紅茶があっても、すぐに捨てずに有効活用していきましょう。
スポンサードリンク