皆さんはキウイフルーツはお好きですか?キウイといえば甘さと酸っぱさのバランスがとても良く本当に美味しい果物ですよね。
そんなキウイフルーツですが購入してすぐに食べようとしたけれど、想像よりもずっと硬くて酸味も強くなんだか美味しく感じられなかったという方も多いようです。
それもそのはずで、キウイは追熟が必要な果物なのです。
今回の記事では、
- キウイを柔らかくする方法は?
- どんな追熟方法があるの?
- おすすめの追熟方法は?
- 完熟した時の保存方法は?
- キウイフルーツのすごい栄養素!
これらについて解説していきたいと思います。
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目次
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キウイを柔らかくする方法は?
キウイを購入すると、ものによってはかなり酸味が強い状態で販売されているものがありますよね。キウイは「追熟」が必要な果物なので、収穫してすぐの熟していないものを食べると信じられなくらい酸っぱいんです!!
ではキウイを甘く、柔らかくする方法はどのような方法があるのかについて解説していきますね。
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追熟させる
固いキウイを追熟させたい場合は「常温保存」が基本です。常温で保存するとキウイがどんどん追熟していくので、数日で食べごろになるでしょう。
すぐに冷蔵庫に入れてしまう方も多いですが、追熟させる場合は常温で保存したほうが早く熟すということを覚えておいてください。
レンジにかける
今すぐに追熟させたい人は、電子レンジで加熱するのがおすすめです。電子レンジは600wで1分加熱する、という情報が多いのですが、これでは熱くなってしまいますので30秒くらいで一度様子を見てから行うと良いでしょう。
加熱することで柔らかく、甘みのあるキウイになりますが、ビタミンなどの栄養素は壊れてしまう可能性があるのであまりお勧めできる方法ではありません。
傷つけて保存する
その他にもキウイを半分に切ってから常温で少し放置する方法があります。
こちらの方法だと空気に触れさせることに酸味を飛ばす効果が得られるのですが、こちらも先ほどと同じようにビタミンなどの栄養素が壊れてしまう可能性がありますのであまりお勧めできる方法ではありません。
リンゴやバナナを使う
なるべく早く食べ頃にしたい時はリンゴやバナナなどと一緒にビニール袋に入れて、常温で2~3日おいてみてください。リンゴやバナナが出す「エチレンガス」と言う成分が、キウイの追熟を早めてくれます。
バナナやりんごと一緒に入れたキウイは、あっという間に完食してしまうので食べ頃を絶対に逃さないように毎日確認するようにしましょう。
※エチレンガスとは
エチレンガスは野菜や果物などが分泌する植物ホルモンの一種です。自らの熟成や近くにある別の果物の発育を促す働きがあります。例えばりんごが赤く色づいたり、バナナがどんどん柔らかくなっていき スイートスポットができるなどの熟成はエチレンガスが促進させています。
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完熟したキウイの保存方法
冷蔵
完熟したキウイはこれ以上追熟が進まないように冷蔵庫で保存するのがオススメです。なるべく乾燥を防ぐためにキウイを一つ一つ個別にキッチンペーパーに包んで、ポリ袋に入れて保存するようにしましょう。
あまり長く保存してしまうと低温障害でパサパサになってしまう可能性がありますので、冷蔵庫の野菜室の中に置いておき、冷蔵保存期間は1週間を目安に食べきるようにしましょう。
冷凍
一週間では食べきれないという方やより長く美味しく保存したい方は冷凍保存を利用する方法がおすすめです。
まるごとラップに包んでその上からポリ袋に入れて冷凍庫に入れていきます。冷凍庫に入れることで約一カ月ほど保存することができます。
解凍する時はキウイを皮ごと水で濡らして、表面を解凍してから、皮を切っていき半解凍の状態で食べるのがおすすめです。半解凍の状態のキウイはシャーベットのようになりますのでシャキシャキの状態を楽しむのもおすすめですよ!
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おいしいキウイは栄養満点!
甘く熟したキウイは美味しいだけでなくとても栄養価に優れた果物なんですよ!次はキウイの栄養について解説していきますね
キウイの栄養素
キウイには食物繊維が豊富に含まれており、便秘解消したい方にオススメです。また、利尿作用を促すカリウムは、果物の中でもトップクラスです。主な栄養成分はコチラです。
- 食物繊維:食物繊維は、植物の細胞壁を構成する、人間の消化酵素では消化できない成分とされています。食物繊維は、植物しか作り出すことしか出来ず、水に溶けるか溶けないかで種類が分かれます。人間の腸内環境を整える免疫力改善等の働きがあります
- カリウム:カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります。
- 葉酸:葉酸は、細胞分裂の核酸合成に不可欠であり、胎児の発育や妊婦において重要なビタミンです。胎児の場合は、脊椎の正常な分化を促進し先天性の奇形リスクを減らします。赤血球の分化に特に関わっており、貧血予防に効果があります。アミノ酸代謝にも関わるビタミンです。
- ビタミンE:ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。
- ポリフェノール:ポリフェノールは、植物に含まれている成分で苦味や色素の成分で、5000種類ほど存在していると言われており、その種類ごとに特徴ある健康効果を持つ栄養素です。共通点はとても強い抗酸化作用を持ち、活性酸素の除去や体の酸化による老化に関わる病気の予防に役立つ栄養素です。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- キウイは追熟が必要なフルーツ
- 追熟させるには常温で保存したり電子レンジにかけたり、他のフルーツと一緒に置いておくという方法がある
- 食べ頃を逃すとべちゃべちゃになってしまうので注意
- 完熟したキウイはそれ以上追熟が進まないように冷蔵庫や冷凍庫で保存するのがオススメ
- 美味しいキウイはとっても栄養価が高いので積極的に食べたい
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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