キウイは一日何個食べていい?食べ過ぎると太る?ダイエットや美肌効果も!

キウイはスーパーフルーツとも呼ばれ、栄養素が豊富で非常に優秀な果物です。しかし、「いっぱい食べても大丈夫だろうか。」「どんな効果があるのかな?」「食べ過ぎるとどうなる?」など、疑問に思ったことはありませんか?

そこで、今回は以下のことについて解説します。

  • キウイは1日2個が適量。3個は妊娠中期以降の適量、5個は単なるウワサ。

  • 妊婦さんにとって必要不可欠な葉酸やビタミンB6が豊富。

  • キウイを食べると、便秘解消や美肌、癌予防などに効果が。

  • 果物の食べ過ぎは糖尿病や肥満に繋がる。

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キウイは一日何個食べていい?

キウイは皮を剥かなくてもスプーンですくって手軽に食べられるため、ついついたくさん食べてしまいますよね。「こんなに食べて大丈夫かな?」とふと不安になることもあるでしょう。そこで、キウイの適量について解説します。

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5個や3個とのウワサも…?

果物の目安量は1日200gです。これは、キウイ2個分程で十分補えます。では、なぜ3個というウワサがあるのでしょうか。これは、妊娠中期以降の1日に取る果物の適量が300g、つまりキウイ3個分になるためです。妊娠中は赤ちゃんの栄養もお母さんが取るので、少し適量は少し多くなります。

5個は単なるウワサで、1日に5個もキウイを取ると食べ過ぎです。キウイは食物繊維が豊富でお腹が弱い方は下痢や腹痛の原因になるので、食べ過ぎは控えましょう。キウイは1日2個が適量です。たくさん食べたい気持ちはぐっと堪えてくださいね。

妊婦さんは食べても大丈夫?

キウイは妊婦さんが食べてももちろん大丈夫です。むしろ、キウイには妊婦さんに取ってもらいたい栄養素がたくさん詰まっています。というのも、妊婦さんにとって欠かせない、葉酸ビタミンB6が豊富に含まれているためです。

  • 葉酸:胎児の細胞分裂を助ける。「造血のビタミン」とも呼ばれる。
  • ビタミンB6:つわり軽減に効果的

ただし、妊娠中は妊娠糖尿病やカリウム過剰症にもなりやすいので、栄養が豊富とは言え食べず気は禁物です。

キウイアレルギーとは

キウイアレルギーは口や喉の奥がかゆくなり、症状が重いと下痢や嘔吐を引き起こします。これは、体の免疫機能がキウイのもつアレルゲン(タンパク質)に過剰反応するためです。

キウイアレルギーの症状が出たら、すぐに食べることを止めましょう。キウイアレルギーの詳しい情報については、こちらでも解説しています。

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キウイでダイエットや美肌効果も◎

キウイはスーパーフルーツとも呼ばれ、たくさんの栄養素が含まれています。これらの栄養素はダイエットや美肌に効果的です。そこで、キウイの持つさまざまな嬉しい効果について解説します。

ダイエット効果がある?

キウイにはダイエット効果があります。なぜなら、キウイには脂質が低く、カリウムが豊富に含まれているためです。

脂質は体にとって必要な栄養素ですが、取り過ぎると肥満の原因になります。間食にキウイを取り入れることで、1日の脂質摂取量を抑えられるでしょう。

また、カリウムには塩分の排出を促す効果があるので、むくみ対策にもなります。ダイエット中の方は、ぜひ間食にうまくキウイを取り入れてくださいね。

毎日食べると便秘解消?

キウイには便秘解消効果もあります。なぜなら、キウイには水溶性と不水溶性の食物繊維が含まれているためです。

  • 水溶性食物繊維:便を柔らかくしてくれる
  • 不水溶性:便をかさ増しし、腸の動きを活性化させる

便秘にお悩みの方は、食物繊維が豊富なキウイを積極的に食べてみてくださいね。

シミが消えた?

キウイを食べるとシミが消える効果もあります。これは、キウイにビタミンCが豊富に含まれているためです。

ビタミンCはシミの原因となるメラニンの生成を抑えてくれます。また、アンチエイジング効果もあり、紫外線ダメージの回復に役立ちます。このように、消えないシミでお悩みの方にもキウイはおすすめです。

ゴールドキウイは癌に効く?

ゴールドキウイは癌予防にも効果があります。なぜなら、抗変異原性があるためです。

MEMO
抗変異原性:癌細胞の原因となる細胞の突然変異を抑える機能
ニンジンやタマネギ、ニンニクなどにも抗変異原性はありますが、キウイの持つ効果はこれらの食材よりも高いとされています。このように、ゴールドキウイは癌予防効果も期待されている優秀なフルーツです。

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果物の食べ過ぎに注意

スーパー

果物はおいしい上に栄養素もたっぷりで、スナック菓子よりも罪悪感なく間食に取り入れられますよね。しかし、果物でも食べ過ぎると体に悪影響があります。そこで、果物の食べ過ぎについて解説します。

果物は食べ過ぎると太る?

果物は食べ過ぎると太ります。これは、果物に糖質が含まれており、食べ過ぎるとカロリーの過剰摂取に繋がるためです。

例えば、キウイ100g含まれるカロリーは50〜60kcalですが、5個食べるとご飯軽く1杯分のカロリーになります。罪悪感なくパクパク食べてしまいがちな果物ですが、食べ過ぎると太るので注意しましょう。

果物は食べ過ぎると病気になる?

果物は食べすぎると糖尿病や肥満の原因となります。これは、ダラダラと長時間、果物を食べてしまう場合があるためです。

果物は適量食べれば、血糖値が上がりにくく、糖尿病や肥満になることはありません。しかし、果物を食べ続けていると緩やかとは言え血糖値が上がり続ける結果となります。果物はしっかり適量で我慢し、メリットだけ得られるようにしましょう。

注意
・キウイトキソプラズマとは

トキソプラズマは肉類に潜んでいる可能性のある寄生虫です。肉だけでなく、ガーデニングの土や猫のフンに混じっていることもあります。

人が感染しても、軽い風邪のような症状が出るだけですが、胎児が感染すると後遺症が残るほど大きな影響を与える可能性があります。そのため、妊婦さんにとっては非常に危険な寄生虫と言えます。

キウイを含め、野菜や果物についている土に寄生している場合もあるので、よく洗って食べることが大切です。

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まとめ

キウイには女性にとって嬉しい効果がたくさんありましたね。

この記事をまとめると

  • キウイの適量は1日2個。葉酸やビタミンB6が豊富で妊婦さんにはおすすめ。
  • キウイは食物繊維やビタミンCが豊富、抗変異原性もあり、便秘解消や美肌、癌予防などに◎。
  • 果物を食べ過ぎると糖尿病や肥満の原因になる。

キウイを適量食べれば得られるメリットはとっても大きい。食べ過ぎは控え、ダイエットや美白のお供にしてくださいね。