切り餅は冷凍保存可能？賞味期限切れは食べて良い？傷むとどうなる？ |

日本の正月と言えば「切り餅」です。お雑煮に入れたり、焼いたりして食べるのが一般的。でも、お正月に食べきれずに余ってしまう事も多いでしょう。そんな時には、どうやって保存すれば長持ちするのでしょうか？また、スーパーで市販されている切り餅は、いつまで食べることが出来るのでしょうか？

今回の記事では、切り餅について、以下のようなことをまとめていきます。

切り餅とは一体どんな食材？
切り餅を長期保存するにはどうすればいい？
賞味期限が切れた切り餅はいつまで食べられる？

こんな内容です。この記事を最後まで読んで頂くことで、切り餅の保存方法についてよく理解できるようになるでしょう。早速記事を進めていきます。

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1 切り餅ってどんな食材？
- 1.1 切り餅とは
- 1.2 電子レンジでもちもちに！
2 切り餅のおすすめ保存方法とは
3 賞味期限切れの切り餅は食べられる？
- 3.1 状態が悪くなければ食べてもOK
- 3.2 カビ・変色がみられたらNG
4 まとめ

切り餅ってどんな食材？

まずは、切り餅とはどんな食べ物なのかを解説しておきます。

切り餅とは

切り餅とは、平べったくのばした「のし餅」を長方形にカットしたお餅です。角餅とも言われ、東日本の各地では最もポピュラーなお餅となっています。スーパーでもパックになって販売されているので、自宅で作らなくても、スーパーで簡単に購入することが可能です。

ちなみに、東日本では角餅が主流ですが、西日本では丸餅が主流なのです。地域によって文化が違うのも、お餅のちょっと面白いところです。

電子レンジでもちもちに！

切り餅はスーパーなどで販売されている場合、出来てから乾燥させて販売しているため、固くなっています。もちろん、固い生のままでは食べられないので、柔らかくしてあげなければいけません。どうやって柔らかくするのがいいのか？というと、「電子レンジでチンする方法」です。

水でお餅を浸し、チンをするだけで簡単に切り餅は柔らかくなるのです。

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切り餅のおすすめ保存方法とは

また、お正月にはご自宅で切り餅を作られる方もいらっしゃるかもしれません。そういった場合、お正月の期間だけでは食べきれないので、長期保存をすることになります。どんな保存方法がいいのでしょうか？

切り餅の保存期間目安

まず、切り餅の保存期間の目安ですが、常温では「その日の内に食べる」冷蔵では「1週間以内に食べる」というのが基本。常温でも冷蔵でもそこまで長くは日持ちしないので注意してください。

冷凍保存方法

では、切り餅を冷凍保存する方法をご紹介します。

切り餅の表面に汚れがないことを確認しながら、ラップで1個ずつ包む
ラップで包んだ切り餅をジップロックにまとめて入れ、中の空気を出来るだけ抜いて冷凍庫に入れる

このような方法で、切り餅は1カ月程度の長期保存をすることが可能になります。ポイントとしては、ラップでくるむ際も、ジップロックにいれる際も、空気に出来るだけ触れさせないようにすることです。空気に触れる面積が少なければ少ないほど、劣化を防ぐことが出来ます。

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賞味期限切れの切り餅は食べられる？

スーパーで真空パックになって販売されている切り餅。実際に買われる方も多いでしょう。スーパーで販売されている切り餅の賞味期限は「12カ月から24カ月程度」とかなり長く設定されています。万が一この賞味期限が切れてしまった場合は、切り餅はすぐに処分したほうがいいのでしょうか？

どんな状態であれば食べられるのでしょうか？ちょっと詳しく解説しておきましょう。

状態が悪くなければ食べてもOK

スーパーで販売されている切り餅の賞味期限が切れてしまった場合、即廃棄はしなくて大丈夫です。まずは、中身の状態をよく確認しましょう。真っ白いまま何も変化がなければ、普通通りに加熱して食べても問題ありません。

賞味期限とは「食品を美味しく食べられる期間の事」で、「消費期限」とは意味が異なるので、食べることは可能なのです。ただし、賞味期限切れの食品を食べるか否かは、全て個人の判断に委ねられます。自己責任で、食べるか否かの判断を行うようにしましょう。

もし仮に、食中毒になってしまっても、メーカーに責任を取ってもらうのは難しくなります。ちなみに、この賞味期限はあくまでも「未開封の状態」での期限です。開封してしまった場合は、すぐに食べなければ腐りますのでご注意ください。