皆様は「きんかん」という果物を食べたことはありますか?都会や東北などに住む人たちにとってはあまり馴染みのない果物かもしれません。きんかんは柑橘類の中でも面白い特性を持った食材です。中でも宮崎県産の完熟きんかん「たまたま」は非常に美味しく誰でも食べやすいと言われています。
今回は宮崎のブランドきんかん「たまたま」について紹介していきます。
スポンサードリンク
目次
|
|
きんかん「たまたま」とは?
宮崎のブランド金柑
きんかんの生産量は宮崎県がダントツトップであり、その中でも完熟きんかん「たまたま」が一番出荷されています。温室栽培されていることもあり一年中食べることができます!
名前の由来
このユニークな「たまたま」という名前は2010年に命名されました。以前の名前は「丸かじり」という名前だったそうです。この愛嬌のある名前は、宮崎県の小学生の意見を取り入れて決められたということです。美味しいきんかんは生産量のわずか2%しかできないということもあって「時々」「たまたま」「偶然にしか取れない」という意味でもたまたまと名付けられたと言われています。
きんかんは嬉しい栄養の宝庫
ヘスペリジンがすごい!
きんかんに特徴的な成分としてヘスペリジンが挙げられます。
<ヘスペリジンの具体的な効果>
- 毛細血管の強化
- 血中コレステロールの改善
- 血流改善効果
- 抗アレルギー作用
- 発がん抑制作用
このような素晴らしい効果がたくさん持っているのです!ヘスペリジンは柑橘類の皮部分に特に豊富に含まれているため、皮ごと食べることできるきんかんはヘスペリジンを効果的に摂取することができるのです!
ビタミン類が豊富
その他にも柑橘類に多く含まれるビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCは美肌・美白効果や風邪・ウイルスなどへの免疫力向上効果など嬉しい作用をもちます。
βクリプトキサンチンはガン抑制効果!?
きんかんはあまり聞きなじみのない、βクリプトキサンチンという物質を含みます。β-クリプトキサンチンはみかんやトウガラシ、パプリカなどに含まれる健康成分で 「きんかん」の色の素となる成分です。ニンジンなどに多く含まれるβ-カロテンの仲間(カロテノイド)で、必要に応じて体内でビタミンΑに変換され、体の機能を維持するために働きます。特にきんかんの皮に多く含まれており、主な作用として発がん抑制効果があると知られています。
皮ごと食べるキンカンは、他の柑橘類では取り入れることのできない体にいい成分をそのまま取り入れることができることが最大のメリットのようです。
カルシウムが骨と歯を強くする
もう一つのきんかんの特徴として果実には珍しい「カルシウム」が豊富に含まれるという特徴もあります。カルシウムは骨を丈夫にする作用や、ストレスを軽減してくれる作用もあります。
きんかんたまたまの食べ方
生で皮ごと食べてOK(種のある種類に注意)
きんかんは生でそのまま食べることができます。皮をむかずとも食べることができるのは柑橘類の中でも珍しいですよね。きんかんの中には主のある種類とない種類があります。きんかんたまたまには種があるので注意して食べてください。
ジャムや甘露煮にすると美味しい!
金柑はそのまま食べることができますがジャムや甘露煮にして食べるのもとても美味しいです!
<金柑ジャムの作り方>
金柑を下茹でしてグラニュー糖とレモン汁で煮詰めるだけ!とても簡単に栄養たっぷりな金柑ジャムの完成です!
<金柑の甘露煮の作り方>
金柑は甘露煮にするとつやつやして見た目も美しくまるで宝石みたいになります。作り方はとても簡単なので是非チャレンジしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ユニークな名前を持つきんかんたまたまですが、栄養価たっぷり含まれている優秀な食材です。ぜひ見かけたら食べてみてください!
この記事をまとめると
- 金柑たまたまの由来は「時々」や「たまたま」
- ヘスペリジンやβクリプトキサンチンなど珍しい栄養素を豊富に含む!
- 生で食べることができる!ジャムや甘露煮も美味しい!
今回のように食品についての幅広い知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますのでよければ参考にしてみてください!
スポンサードリンク