あなたは「菊芋」を食べられたことがあるでしょうか?実はここ数年、菊芋はスーパーフードとして認知度が高まって来ていて、人気も急上昇中の食べ物なのです。今回は、その菊芋の食べ方について、以下のような内容で記事をまとめていきます。
- 菊芋とはどんな食べ物なのか?
- 菊芋の正しい食べ方とは?
- 菊芋はどうやって保存すればいいのか?
こんな内容になっています。記事をしっかりと読み込んで、菊芋を美味しく食べられるようになってしまいましょう。
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目次
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菊芋について
まずは菊芋とはどんな食べ物なのかを、詳しく解説していきます。
菊芋とは?
菊芋とは、菊のような花をつける多年草で、ここ近年では菊芋の根の部分を収穫して食べられています。見た目はジャガイモのような形をしていますが、栄養成分などは大きく異なるのです。
旬の季節は?
菊芋の旬の時期は冬です。11月ごろから収穫が始まり、冬の間は多くの菊芋が採れるでしょう。
栄養は?
菊芋は栄養満点のスーパーフードだとされていますが、一体どんな栄養が含まれているのでしょうか?
- 水溶性食物繊維(イヌリン)
- カリウム
- ミネラル
- たんぱく質
こんな感じで、ジャガイモと似た見た目をしていますが、栄養成分は全く違います。特筆すべきは、水溶性食物繊維である「イヌリン」がたくさん含まれているということ。血糖値を上昇させない働きがあるので「天然のインシュリン」とも言われています。
選び方
菊芋を選ぶときは、以下のようなことに注目して選びましょう。
- 丸みがあって太い物
- 実が固い物
菊芋を買う時は、出来るだけ大きな実の物を買うと成功しやすいです。水分量が少なくなってしなびかけている物は買わない方がいいでしょう。
菊芋はどこで買える?
菊芋はスーパーにはなかなか売っていません、よく見かけるのは農協が運営する直売所や、道の駅などの直売所です。一般の方が生産されて販売される可能性が高いようですね。ご近所の直売所に通ってみましょう。
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菊芋の正しい食べ方とは?
菊芋はどうやって食べればいいのでしょうか?食べ方を簡単に解説していきます。
アク抜きは必要?
菊芋は基本的に「アク抜きの必要がない食べ物」です。見た目はえぐみが強そうな菊芋ですが、実際に食べてみるとあまり癖がなく美味しく食べられます。アク抜きと言うと、水にさらしてアク抜きしますが、菊芋の主成分である水溶性食物繊維は、水の中に溶け出してしまいます。
なので、出来ることであれば、アク抜きはせずにそのまま食べられることをおすすめします。
皮のまま生で食べられる?
菊芋は皮付きのまま生でも食べられます。同じような見た目をしているジャガイモは、加熱して食べなければいけませんが、菊芋は畑で採れたまま、そのまま生で食べられるのです。えぐみもかなり少ないので、生食にチャレンジしてみましょう。
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菊芋の健康効果とは?
菊芋を食べるとどんな健康効果を得ることが出来るのでしょうか?
血糖値の上昇を穏やかに
菊芋は「天然のインシュリン」と言われています。菊芋に含まれるイヌリンが、血糖値の上昇を緩やかにしてくれる効果があるのです。なので、糖尿病が気になる方や、ダイエットをしている方などは、菊芋を日常的に食べ続けるといいでしょう。
便秘の改善
菊芋に含まれるイヌリンは、腸内環境を改善してくれる効果があります。なので、菊芋は便秘の解消に役立ちます。不溶性食物繊維を多く含む食材と一緒に食べると、さらに整腸効果は高いでしょう。
ダイエット効果
イヌリンが腸内環境を良くすると、体の基礎代謝が上がるので、ダイエットにも効果的です。血糖値も上がらず代謝が上がるなんて、良いことづくめの食べ物なのです。
糖尿病の予防
血糖値が急上昇しないよ言うことは、糖尿病の予防にも繋がります。普段から肥満気味の人は菊芋を食べ続けてみましょう。
高血圧やむくみの改善
菊芋に含まれるカリウムは、不要な塩分を体外に排出する効果があります。なので、高血圧の方やむくみが気になる方には、菊芋がピッタリでしょう。
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菊芋の保存方法!
菊芋を手に入れた場合、どんな方法で保存すればいいのでしょうか?保存方法をご紹介していきます。
どれくらい日持ちする?
掘り返してしまった菊芋は、あまり日持ちしません。常温で保存すると1週間が限界で、それ以上の期間を保存しようと思うのであれば、冷凍保存をするしかなさそうです。
冷蔵の場合
菊芋は基本的に「土が付いたまま冷蔵庫で保存する」のがベストです。この方法で1週間程度は日持ちさせられるでしょう。1週間で食べきれるのであれば、冷蔵保存してしまって下さい。
冷凍の場合
もし長期間菊芋を食べないのであれば、冷凍保存がいいでしょう。皮を剥いてスライスし、ジップロックなどに入れて、冷凍保存します。この方法で1カ月は日持ちさせられるはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は「菊芋の正しい食べ方」について詳しく解説してきました。最後に記事内容をざっくりと振り返ってみましょう。
この記事をまとめると
- 菊芋は皮が付いたまま生でも食べられる
- 菊芋は土が付いたまま冷蔵庫で保存するのがおすすめ
こんな内容になっていました。あなたも早速菊芋を探しに行って、健康の為に食べ続けてみてはいかがでしょうか?
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