削り節の保存方法|賞味期限・日持ちは?カビ防止の方法・保存容器は?

干し魚を薄く削って作られる削り節。どうしても、魚特有の優しい味のする出汁を取りたい時にも便利な調味料ですよね。しかし、買ったものの削り節の保存方法はどうするのでしょうか。

  • 削り節の賞味期限
  • 腐るとどうなる?
  • 保存方法について

以上のテーマについてご紹介していきます。削り節の保存方法からカビを防止するための方法などを含めて詳しく知りたい方は、ぜひ最後までこの記事を読んでくださいね、

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削り節の賞味期限

削り節は、料理の仕上げだけでなく出汁を取るのにも便利な食材です。しかし、削り節が美味しく食べれる日数など意外と知らないですよね。

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かつお節と削り節の違い

削り節は、イワシやサバなどの干した魚を薄く削った食品です。そのため、かつお節を削るとそれは削り節になります。かつお節と削り節の違いは、削っているかいないかが決定的な違いになりますよ。

削り節の賞味期限

削り節の賞味期限は約1年です。しかし、開封したものは1週間以内に使い切るのが風味を落とさずに、美味しく食べられるのでおすすめです。

かつお節(塊)の賞味期限

一方で塊のかつお節は賞味期限が2年です。しかし、賞味期限が長いとはいえ塊のままのかつお節は、なかなかすぐには食べきれないですよね。

かつお節は、出汁だけでなくおひたしなどにもかけるのにもおすすめですが、温かいご飯にかけて食べるのも美味しいのでぜひ試してみてくださいね。

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削り節が腐るとどうなる?

削り節は、湿気に弱い食材です。そのため、湿度の高い場所に置くと腐る可能性も高いです。削り節が腐った場合、このような状態になります。

  • カビが生える
  • 黒く酸化する

腐った食材は、食べると食中毒を起こす可能性も高いので食べてはいけません。せっかく買ったのに食べられないという状態にならないためにも、保存方法は守る必要があります。こちらは、後ほど詳しく解説していきますね。

カビが生える

削り節は、腐るとカビが生えます。空気中には、少なからず水蒸気である水分があるためこれが原因でカビが生えますよ。開封した場合や未開封でも湿度の高い場所にそのまま置いておくとカビが生えやすいので気をつけましょう。

黒く酸化する

削り節は腐るとカビだけでなく黒く酸化します。酸化する原因は、「空気」です。黒く酸化していくと、風味も損なわれてしまうので美味しくありません。

削り節を使わない時は、空気中の酸素を遮断できるようにしっかりと密閉をしましょう。可能であれば、袋に入れたあと酸素を抜くと安心です。

かつお節(塊)の場合

塊のかつお節も同様に腐るとカビが生えます。塊のかつお節の場合は、表面にカビが生えてるのであればその部分を削ると使用できます。

ですが、内部にまで侵食されていると使えません。表面にカビが生えていたら一度削ってみて、中の様子をみてから判断をしましょう。

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削り節の保存方法

保存・日持ち

では、削り節を腐らせないためにも正しい保存方法を知る必要があります。冷凍・冷蔵の方法について解説していくので、購入した時はぜひ今からご紹介するやり方をとってみてください。

冷凍保存の場合

削り節の冷凍保存方法です。冷凍保存する時は空気が入らないように密閉しますが、頻繁に出し入れしてはいけません。結露によって、反対に風味が落ちる可能性があるので、使う分だけ出しましょう。

また、おすすめの袋は厚みのあるフリーザーパックです。
最近では、100円ショップにも厚みのあるフリーザーパックが売っているので、手軽に手に入るのは嬉しいですよね。

冷蔵保存の場合

続いて、冷蔵保存方法です。冷蔵庫に入れるときは、酸素が入らないように開けた部分をゴムで縛るか、ジップロックなど密閉できる袋に入れ替えて冷蔵庫に保存しましょう。また、袋に入れた後も中の空気を抜いてできるだけ酸素を少なくしましょう。

MEMO

カビが生えるのは湿度(70%以上)・気温(15度〜30度)・栄養分(ほこりやダニなど)の条件が当てはまれば当てはまるほど発生しやすいです。カビの発生を防止するためにも冷蔵庫に入れましょう。

かつお節(塊)の保存方法は?

先程ご紹介した通り、塊のかつお節は水分に弱いので湿気の多い場所に置くと腐やすくカビが生えます。カビが生えないためにも、ラップで包んだ後に冷蔵庫で保存しましょう。

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まとめ

削り節は、空気に触れないように封ができる袋に入れて、冷凍もしくは冷蔵保存しましょう。この記事でご紹介したことをまとめますね。

この記事をまとめると

  • かつお節と削り節の違いは、削っているか削っていないかが決定的な違いになる
  • 美味しくたべられる日数は、削り節が約1年ほどである一方で塊のかつお節は約2年ほどである
  • 削り節は湿気に弱い食品なので、高温多湿の場所に置くとカビや黒く酸化する原因になる
  • 塊のかつお節は、表面にカビが生えていても削れば食べられるが、内部にまでカビが生えていると腐っているため中を確認した上で判断するとよい
  • 保存する方法は、密閉できる袋に入れて酸素が入らないようにして、冷蔵または冷凍庫で保管をする
  • 一方で塊のかつお節は、ラップでぐるぐる巻きにして冷蔵庫で保存する

削り節は、出汁の旨味が詰まっているので料理にも役立つ食品です。購入した時は、ぜひ今回ご紹介した方法を試してみてくださいね。

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