ほうれん草の長持ちする保存方法は?冷凍で味や栄養がそのまま!

栄養価も高く、彩りもきれいなほうれん草。和風から洋風まで何にでも合うので、常備しておきたい野菜ですよね。

しかし、ちょっと使わない期間があると葉がしなびてしまうので、保存には気を遣います。

長持ちする保存のコツなどはあるのでしょうか?そこで今回は、

  • ほうれん草の賞味期限
  • ほうれん草の長持ちする保存方法は?
  • ほうれん草のおすすめレシピ

についてご紹介します。

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ほうれん草の賞味期限

ほうれん草はすぐしなびてしまいますが、賞味期限はどれくらいを目安にすればいいのでしょうか?

また、食べられなくなったほうれん草の見分け方はあるのでしょうか?

賞味期限の目安

 ほうれん草の賞味期限の目安は約3日 です。

 下茹でしたものなら1週間から10日ほど 日持ちすると言われています。

使う予定が少し先なら、下茹でした状態で置いておくのがおすすめです。

腐ったほうれん草の見分け方

腐ったほうれん草の見分け方のポイントは7つです。

  • 葉が溶けている
  • 葉が黄色く変色する
  • 茶色の汁が出ている
  • 白っぽいカビがついている
  • 腐敗臭やすっぱい臭い、生臭いにおいがする
  • ぬめりがある
  • 食べると強い苦みを感じる

以上のような状態のときは、腐っていると考えましょう。

葉が少し溶けている、変色しているだけなら、大きく切り取って食べることもできますが、中まで腐っている可能性もあります。

よく状態を確認してから食べるようにしてください。

新鮮なほうれん草の見分け方

 なるべく日持ちさせるには、新鮮なほうれん草を選ぶのも重要です。 

新鮮なほうれん草を見分けるポイントは7つです。

  • 葉の両面が濃くて鮮やかな緑色
  • 葉・茎にハリ・ツヤがある
  • 茎元を持った時にぴんと立つ
  • 葉が密集している
  • 茎が適度に太い
  • 根本がピンク色
  • 根本の切り口がみずみずしい

以上のようなポイントを満たすものが、新鮮なほうれん草です。

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ほうれん草の長持ちする保存方法は?

ほうれん草は、冷蔵保存だと1週間ほどしか日持ちしません。

長期保存するなら冷凍がおすすめです。

ここでは、冷凍保存の方法を詳しくご紹介します。

冷凍保存がおすすめ

 冷凍保存すれば、約1カ月日持ちします。 

すぐに使わないときや、安くてたくさん買ったときは、早めに処理して冷凍保存しましょう。

冷凍するときは、生のまま冷凍する方法と茹でてから冷凍する方法があります。

好みに合わせて使い分けましょう。

味や栄養はそこまで劣化しない

冷凍すると味や栄養が劣化するのでは?と心配になるかもしれませんね。

しかし、 冷凍しても味や栄養はそこまで変化しません。 

安心して冷凍保存してくださいね。

生のまま冷凍

生のまま冷凍する場合は、以下のような手順になります。

手順
  1. ほうれん草の根元を切ってざく切りにする
  2. 水でよく洗う
  3. ほうれん草の水分をしっかり取る
  4. フリーザーバッグなどに入れて冷凍
 生のまま冷凍する場合は、2週間ほどの日持ち になります。

使う場合は、凍ったままのほうれん草を熱湯で茹でてアク抜きしてから使いましょう。

茹でてから冷凍

茹でてから冷凍する場合は、以下のような手順になります。

手順
  1. 洗ったほうれん草を1分ほど(固めで)茹でる
  2. 茹でたほうれん草を水に浸す
  3. 水分をしっかり取る
  4. 小分けにしてラップに包む
  5. 4をフリーザーバッグなどに入れて冷凍
 茹でてから冷凍すると1カ月ほど日持ち します。

使う日が決まっていない場合は、茹でてから冷凍するのがおすすめです。

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ほうれん草のおすすめレシピ

ほうれん草は栄養豊富な野菜ですので、積極的に取り入れていきたいですね。

ほうれん草の栄養や効能、おすすめレシピなどについてご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

ほうれん草の栄養と効能

ほうれん草の主な栄養と効能をご紹介します。

①βカロテン(ビタミンA)

 皮膚や粘膜の健康の維持、細胞の増殖・分化に関与 しています。

ビタミンAが不足すると、暗闇でものが見えにくくなります。

他に、免疫機能向上や抗酸化作用などが期待できます。

②ビタミンE

ビタミンEには 強い抗酸化作用 があり、血管が酸化するのを防ぎます。

また、血流をよくしてくれるので、冷え性や肩こりの改善に効果的です。

③カリウム

日常的に食べる野菜の中ではトップクラスのカリウム含有量です。

カリウムは、 体内のナトリウム濃度の調整をするので、高血圧症やむくみ予防に効果的です。 

④鉄

赤血球を作る働きがあります。

鉄が不足すると、貧血はもちろん、学力や運動機能の低下がみられるそうです。

頭痛が続いたり疲れやすいときは鉄不足かもしれませんので、食事にほうれん草を取り入れてみるのもいいでしょう。

⑤ビタミンC

ビタミンCにも 抗酸化作用 があります。

鉄の吸収率を上げる効果もあるので、鉄不足が気になる方は積極的に摂っていきたい栄養素になります。

また、コラーゲンの生成にも関与するため、肌荒れが気になる方はなるべく食事に取り入れてみてください。

ビタミンCは熱で失われやすいので、加熱のし過ぎに注意するか、生食用のほうれん草を選ぶのもおすすめです。

下茹でのやり方

手順
  1. ボウルに水を張って準備しておく
  2. 2ℓの水に塩大さじ1/2を入れ沸騰させる
  3. 洗ったほうれん草を根元から入れる
  4. 1分ほど茹でたら葉を入れる
  5. さらに1分ほど茹でたら準備しておいたボウルに入れて冷ます
  6. 冷めたらしっかり絞る

これで下茹では完了です。

おすすめレシピ

定番のおひたしも落ち着くのですが、それ以外にがっつりほうれん草を取れるレシピをいくつかご紹介します。

①餃子

キャベツやニラの代わりにほうれん草を入れるほうれん草餃子は、ほうれん草が苦手なお子さんたちでも食べやすいと思います。

詳しくはこの記事をチェック!

②ロールチキン

鶏の胸肉でほうれん草を巻いた、食べ応えのあるメニューです。鶏の胸肉以外で巻いてもおいしいと思いますよ。

まとめ

今回は、ほうれん草が長持ちする保存方法や新鮮なものの見分け方などについてご紹介しましたが、いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • 冷蔵で長持ちさせるなら下茹ですると◎
  • 新鮮なほうれん草を選べば少し長持ちする
  • 長期保存なら下茹でした後、冷凍する

すぐしなびてしまうほうれん草も、冷凍すれば長期保存できますし、使いたいときに使う分だけ取り出せて便利です。

この記事を参考に、新鮮なほうれん草を見分け、冷凍保存を活用しながら食事の1品にほうれん草を取り入れてみてくださいね。

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