数の子の保存方法は冷蔵が基本?常温保存でもOK?塩抜きすると日持ちしなくなる?

おせちのシーズンになると市場に多く出回るようになる数の子は皆さん食べたことがありますか?人によっては全く食べたことがない人や、逆に大好きで冬の時期が待ち遠しい人もいるかもしれません。 

数の子はかなりの量で売られているので、一度で使い切れず余らせてしまうといった声も多く聞こえます。今回は数の子とはどのような食品なのか、どれくらい日持ちするのかについて紹介していきたいと思います。 

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数の子ってどんな食べ物? 

数の子はニシンの魚卵および卵巣を「塩漬け」または「天日干し」にしたものを言います。卵の粒は非常に細かいですが、相互に結着しているため全長10cm、幅2cm程の卵の塊となっています。

市場に流通しているのは高級な順に「干し数の子」「塩蔵数の子」「味付け数の子」です。「数の子は音を食うもの」と言うほど歯ごたえと咀嚼時のプチプチという音が特徴的です。縁起物としてお正月や結納の席でよく出されます。

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数の子の意味とは?

数の子はおせち料理には欠かせない食材のひとつになっています。どうして数の子がおせち料理に欠かせないのかと言うと、数の子は粒が非常に多いため「子孫繁栄」や「子宝の象徴」として扱われることが多かったからと言われています。古くから数の子は縁起物として重宝されてきた歴史を持っているのですね。 

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数の子の栄養について

数の子はニシンの卵を塩漬けしたもので、栄養成分としてはDHA・EPAが豊富に含まれています。この2つは脳の活性化に欠かせないもので、サプリにも使用されている成分です。また、旨味成分のアミノ酸やペプチド、たんぱく質のリジンも多く含まれています。

DHA(ドコサへキサエン酸)

DHA(ドコサヘキサエン酸)は、脳や血管、加えて代謝にも関わる多くの健康効果を持つ栄養素です。脳の栄養素としての働きは特に有名で、脳の発達や神経の機能維持に使われています。眼精疲労の解消や情報伝達にも使用され、疲労を軽減します。血液の脂質を減少させ、脂肪燃焼も助ける栄養素です。

IPA/EPA(イコサペンタエン酸)

IPA(イコサペンタエン酸)はEPAにとも呼ばれ、人間の血管性の病気を予防する働きが特に強く、ドロドロになっている血液をサラサラにする力が強い脂質です。そのため、心筋梗塞や脳梗塞と言った病気や高血圧の改善効果があります。最近の研究ではアレルギー症状の改善も報告されている栄養素です。

リジン

リジンは必須アミノ酸の中で、体の中で必要な組織を作るために必須のアミノ酸の一つです。分岐鎖アミノ酸に該当し体を疲れにくくするための筋肉を作る働きを持っています。また、たんぱく質やブドウ糖の代謝、カルシウムの吸収にも関わっているため積極的に摂りたいアミノ酸です。

数の子だけでなく魚卵は、魚の赤ちゃんが成長するための栄養素が全て詰まっているので、他の食品と比べてみてもかなり栄養価の高い食品です。おせちの時だけではなく普段から数の子を生活の中に取り入れてみると、体の健康をしっかりサポートしてくれるでしょう。

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数の子の保存期間

ここには様々な種類がありますが、多くの場合は塩数の子かと思いますので、塩数の子の保存方法や保存期間について紹介していきたいと思います。

数の子の常温保存

基本的に数の子は冷蔵保存で保存しておくべき食品です。ただ塩数の子は不安が進まないように塩漬けされていますので、よほど暖房の効いた部屋でない限り常温で置いておいても1~2日程度なら問題なく食べることができます。

常温で保存する際のポイントとしては「直射日光の当たらない温度の低い部屋」に置いておくことです。封を開けていない状態であればそのまま保存し、封を開けているならタッパーなどの密閉できる容器に汁ごと入れて保存してください。

数の子の冷蔵保存

数の子の基本の保存方法は冷蔵保存です。保存期間の目安は「1~2カ月程度」です。塩抜きした状態だと「1週間程度」に短縮されますので、塩抜きした状態で保存する際は早めに消費する意識を持ちましょう。

封を開けていない状態であればそのまま保存封を開けている状態であればタッパーなどの密閉できる容器に入れるか、ジップロックなどの空気が入らないようにできる袋に入れてチルド室で保存するようにしましょう。

どうしてチルド室が良いかと言うと、チルド室は冷蔵庫の中でも特に温度の変化がない場所です。鮮度が低くなりやすい食品の場合チルド室に入れておくと、よりおいしさを損なわずに保存することができます。

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数の子の冷凍保存

数の子は冷凍保存することができますが、冷蔵保存に比べて「食感が損なわれやすい」というデメリットがあります。冷凍させると数の子の組織が壊れてしまいコリコリとした食感が失われる可能性が高いのです。それでも長期保存を行いたい場合は冷凍保存を行いましょう。

冷凍保存する手順としては数の子をひとつずつラップに包んでフリーザーバッグに重ならないように入れ、空気をしっかり抜いて保存します。

塩抜きしていない数の子に関しては冷蔵庫でも数ヶ月持ちますので、冷凍する必要はないのですが塩抜きした数の子はあまり日持ちがしなくなってしまいますので、冷凍保存を併用するとよいでしょう。冷凍保存することで「約一か月」保存することができます。

〇解凍方法は?

数の子を解凍する時は、食べる半日ぐらい前に冷蔵庫に移して自然解凍させるのが最も良い方法です。冷蔵庫で解凍することでゆっくり解凍させることができ、数の子の鮮度や風味を損なわずに解凍できます。

解凍し終わった数の子は出来るだけ早めに食べるようにしてください。

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こうなっていたら食べないで!

ダメ

数の子の保存方法がご理解いただけたと思いますので、最後は数の子が腐っている時のサインについて紹介していきます。こうなっていたら食べないでという状態は以下の通りです。

<数の子が腐っている時の状態>

  • 明らかに色が変色している(黒や茶色になる)
  • 触るとネバネバしたり糸を引く
  • 鼻を突くような酸っぱい匂いがする
  • 水分が抜けている(白くなっている)
  • カビが生えている

数の子は本来美しい黄色ですが、悪くなってくると徐々に黒味がかってきます。部分的に変色していることもありますので、少しでも変色していたら食べないようにしてください。また数の子はぽろぽろとほぐれやすいものですが、腐っているとネバネバしていてぽろぽろと崩れてこないのも特徴的です。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?数の子にはたくさんの栄養素が含まれていますので、お祝い事だけでなく普段から数の子料理を楽しみたいものですね!塩抜きしていない数の子の場合冷蔵庫に入れていてもかなり保存期間がありますので、うまく活用してみてください!

この記事をまとめると

  • 数の子はニシンの卵を塩漬けもしくは天日干ししたもの
  • 数の子にはたくさんの栄養素が含まれている
  • 塩抜きしていない数の子は常温冷蔵保存で1~2カ月保存可能
  • 塩抜きした数の子は早めに食べよう!
  • 明らかに色が変わっていたりネバネバしている数の子は腐っている証拠

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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